季語と暮らす生活!   歳時記で知る日本の四季

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2024年02月10日
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建国記念の日(けんこくきねんのひ)二月十一日【建国祭 紀元節】

けんこくきねん‐の‐ひ【建国記念の日】
国民の祝日の一。2月11日。昭和41年(1966)、建国をしのび、国を愛する心を養うという趣旨で制定され、翌年から実施。もとの紀元節にあたる。建国記念日。( 小学館「デジタル大辞泉」 より)

きげん‐せつ【紀元節】
四大節の一。明治5年(1872)、日本書紀の伝える神武天皇即位の日に基づいて制定された祝日で、2月11日。昭和23年(1948)廃止されたが、昭和41年(1966)から「建国記念の日」として復活し、国民の祝日となった。《季 春》( 小学館「デジタル大辞泉」 より)

季語と暮らす生活

建国の日のあめつちの美しき   大隈 草生

 淡路島のホテルに泊まった時に、湯上がりの休憩所に子供向けの古事記が置いてありました。

 それまで古事記を読んだ事がなくて、何故そこに古事記があるのかが不思議でしたが、その時に古事記を読んでみて、伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊耶那美命(イザナミノミコト)が交わって最初に生まれた淡道之穂之狭別島(アハヂノホノサワケノシマ)が淡路島の事だったと知って納得しました。

 他にも日本の神話を知る事で 伊勢神宮 や出雲大社の参拝の時の楽しみも増えました。

 ところで、因幡の白うさぎを助けた大国主命は、この時、八十神(やそがみ)と呼ばれる兄達の荷物の入った大きな袋を担がされて兄達から遅れて八上姫(やかみひめ)に求婚に向かっているところで、白うさぎを助けたあと、八上姫と結婚することになった大国主命は八十神の妬み嫉みによって殺されてしまったそうなのですが、神世の時代から存在していて神様ですら解決できないイジメ問題を我々人間が解決することは至難の技なのかもしれません。

 神である大国主命は生き返ることができましたが、生身の人間にとっては一度きりしかない貴重な生命であり、もしもイジメによって自殺した子供がいて、その事実を隠蔽しようとするような教育委員会が存在するとするのならば、自殺した人の尊厳を侮辱する行為であり、そのような人達が教育者なのだとすれば、この上ない悲劇だと思います。( 秋桜歳時記

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Last updated  2024年02月10日 12時30分08秒
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