滋賀ハックルベリーハコライブ

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2006年04月14日

テーマ：バンドマンの語り場(1286)

カテゴリ： DROP ARMYライブレポ

うわうわ。やばい。
もう、７時３０分やん。急がんと。
あわわ。テ、テープ。。
マイクも。あれ、バッテリはどこいった。。

ええと、本日はDROP ARMYのライブです。
普段なら前日のうちにぬかりなくちゃんと準備をしておくのですけども。

ここんところ早起きしているからか、なんも準備しないうちに爆睡してしまったのです。
で、朝になってばたばたと撮影機材の準備です。

ええと。。一脚は。

あ！クルマんなかやん。。

もう、時間はタイムリミットです。
あきらめるしかないですねえ。
本日は手撮りで撮影になるのか。しゃあない。。

そして、仕事ですね。
今日も会議とかあってバタバタしてます。
あっという間に１８時。

足早に江坂駅から新大阪へと。
おお、ラッキー^^
堅田までの直通の新快速です。

ＪＲ新快速は琵琶湖の東側と西側の路線を運行しています。
そう、堅田駅はＪＲ湖西線。
乗り換えなしで行けるのはほんまラッキーです。

そして、かなり早めに到着。

いやあ、ここ堅田の地に足を踏み入れるのは久しぶりです。
もう、何度となく来たことがありますね。

えとね、ここ滋賀ハックルベリーはDROP ARMYが頻繁に出演しているハコです。
僕がDROP ARMYを応援するようになって１年半になりますけども、
このハコの出演回数が実は一番多いですね。
なんでかっていうと、DROP ARMYはここのハコが大好きだからそうです。

ハコが大好き？

ええと、いろいろと理由があるそうなんですけども一番の理由はやっぱりこのハコの
店長の人柄に魅かれてのことだそうです。
結局は、これも人間系のつながりってやつですね。

そして前から何度か書いているのですけどもここのハコの音はすごくいいです。
音質もいいし、すごく聴き易いです。
それに、観る方にとっては高さも十分にあって絶妙な広さのステージです。
ただ、Ｃａｍ撮影にとって照明が少し暗いのが難点ですが。。

で、そのハコでのライブです。

本日の観客の入りはまずまずですかね。
それから、他のバンドさんのブッキングも絶妙な感じです。
これって、結構大事なことですね。
お目当て以外のバンドの雰囲気というかカラーというか。
長時間のライブになるわけですから、あまりにもジャンル違いのバンドが出てくると
それだけで疲れてしまうものなのです。
その点今回は、わりと他のバンドの演奏も集中して楽しむことができました。

そしていよいよ、そのお目当てのバンド。
DROP ARMYの演奏です。

１曲目の「黒髪」です。

おおお。
やっぱ、さすがにハックルベリーです！
音楽の凝縮感が違いますね。
この音はDROP ARMYの演奏とベストマッチしています。
そして、本日の黒髪の演奏。
なんかね、DROP ARMYらしさのエキスがぎゅっと詰まった感じでものすごく伝わるものがあります。

と、いうことはそれだけ引込まれやすいってことですよね。

ああ。。あかんあかん。

Ｃａｍ撮影に集中しなくては。
そう、本日は一脚が無くて手撮りなんです。
いつもよりさらに集中しなくてはすぐにフレームアウトしてしまいます。

そして、２曲目は「Ｈｅａｖｅｎ」です。

「ひとつになるでー！」

いつものわっこぴーの掛け合いです。
ええと、本日はまずまずの観客の入りとはいえ、
DROP ARMYの観客はその５分の１も居なさそうです。
なので、うまいこと掛け合いになるかなあってちょっと心配やったんですけども、
それは杞憂に終わった感じです。
わっこぴーのテンションが観客全員に伝わったのでしょうね。
そう、会場はひとつになったのです！
正直言って僕もみんなのように手を上げて掛け合いに参加たくなりました。

それから３曲目の「Ｌａｎｄ」。
この曲の初披露もこのハックルベリーでした。
渾身のチカラを込めた迫真の演奏は今でも忘れられないです。
それからこの曲の演奏を聴くのは数度目になります。
演奏がこなれているというか、熟成されているというか。

そう、完成度が飛躍的にアップしているのです。

この曲の聴きどころは何といっても静と動のダイナミズム。
イントロからＡメロにかけては静。
そして、サビはうってかわって感情を爆発させるような激しい演奏。
これによって揺さぶられ、かき回され、かき乱され、翻弄されるのです。
そして、わっこぴーだけの歌声でエンディングを迎えます。

この瞬間、ふと我に返るのです。

眩暈を覚えるほどふらふらになっています。
異次元に迷い込んでいた魂が自分の元に返ってきたような感覚です。

その、異次元で起こっていた出来事の整理がつかないまま次の曲へと演奏が進みます。

４曲目の「フォトグラフ」。
この曲への繋がりは絶妙な感じでした。

６曲から構成される約３０分間のライブショーです。
そしてそのライブショーを構成する曲としてのフォトグラフ。

今回はＬａｎｄの次のフォトグラフです。
魂の抜け殻のような状態になっているときのいつもの聴き慣れたフォトグラフです。
この曲はライブの１曲目にすることが多い曲です。
いままでのライブショーの第２部が始まるような感覚です。

そして５曲目の「悲しみデッドヒート」。
むむむ！
今回はいつもと一味ちがいますよ！
この曲はビートの利いた曲です。
バスドラは普通に４分を刻むだけなのですけども、
それがかえってビート感を演出するのが難しいのです。
それが、いつもより増してびしっとキマっていますね！
そしてわっこぴーの歌いまわしもいつもよりもさらにキレがあってソウルフルですね！

６曲目は「ありがとう」。
これは前回のアートハウスで初披露の曲です。
これを始めて聴いたときはlovemama.以来の衝撃を受けました。
DROP ARMYの楽曲はどれも魂に響くものばかりです。
その感覚は楽曲によって印象は異なります。
魂に突き刺さってくる感覚の曲もあります。
そして、ありがとうという曲は魂に覆いかぶさってくるような感覚です。

演奏のアレンジ的には特にギミックを感じるようなところはところはありません。
強いて言うならば、間奏のところのベースのメロディラインですかね。
ほんま、これ絶品ですよー！

それから、この曲の歌詞にもヤラれてしまいました。
特に、最後ですね。

　ありがとう
　ありがとう
　あなたは離れていくけど
　私は負けない
　あなたに出逢えてよかった

撮影したＣａｍ映像を観たんですけども、えらいことになってます。

この歌詞でほんまヤラれてしまいました。
もう、目頭が熱くなる程度のものじゃないですよ。
ダダ漏れ状態になってしまいました。
横隔膜が痙攣するほどになってしまいました。

いやいや、ほんまこの「ありがとう」という曲は脅威すら感じますね。

で、全体を通してなんですけども。

今回のセットリストをもう一度見てみると。

　１．黒髪
　２．Heaven
　３．Land
　４．フォトグラフ
　５．悲しみデッドヒート
　６．ありがとう

ほらほら。

これって、きれいに２ステージ分のパターンがあるように感じますよね。

DROP ARMYらしい曲、ノリノリ路線曲、感動路線の曲。

これが２セットです。
このようなセットリストやったんで２ステージ分を一度に観たようで
かなりの充実感がありました。

さて、ライブが終わっていつものうだうだ。

ここは滋賀です。
僕の自宅は神戸にあります。
なので、２２時過ぎには電車に乗らないと帰れないのです。

ええと、今何時ー？

２２時４０分やでー。

。。。

アウツですｗ
なかさんは知ってて教えなかったんやてー。最低ｗ

てかね、それはそれで別にええんです。
と、いうのは滋賀ハックルベリー名物の打ち上げ。
店長さんが打ち上げが大好きなんだそうで。
これって、いつも朝までやるってのは前から聞いていたのです。
そして、打ち上げに参加したい人はバンドさんも観客も一緒くたなんだそうです。

ていうか、DROP ARMYのメンバーさん達もその打ち上げが楽しみで
このハックルベリーに出演しているとのこと。

まあ、一回くらいは参加してみたいなあって思っていたのです。
そして、その打ち上げに参加してやっぱりオモロかったです。
聞いていたとおり朝まで打ち上げでしたねｗ

と、まあこんな感じで滋賀ハックルベリーのライブは終わりました。

仕事の後、滋賀まで行ってライブ観て打ち上げを朝まで。
長い長い一日でしたねえ。

こんな楽しい体験はなかなか出来ないですね。

これというのも、DROP ARMYのおかげということで。

おわり

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＊　本日のＤＲＯＰＡＲＭＹ写真集撮影：かとー　＊
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2006年 4月14(金) 滋賀ハックルベリーハコライブ