神戸スタークラブハコライブ(7/24)

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2006年07月24日

テーマ：バンドマンの語り場(1286)

カテゴリ： DROP ARMYライブレポ

ふぅーう。間に合ったー。
ていうか、汗だくですやんかｗ
仕事を終えて駆けつけたわけです。
ほんま、ぎりぎり。

ていうか、Ｃａｍ無いやんか！
えとね、もしかしたらライブに間に合わない恐れがあるので。
土曜日のストのときに美沙ちゃんに預けておいたのです。

ほんで、とりあえずでもいいんで撮影しておいてくれと頼んでおいたのですが。

お、おらんがな！どこ行ってるねん！

うわうわ、始まってしまう。。やばすぎる！
はいな、電話しまくりましたがな。
空しいことに留守番電話。何度電話しても留守番電話。

預けるんやなかった。。ちくしょー。。

そして、いよいよ始まる直前。
来ましたがな。遅いっちゅーねんｗ

慌ててＣａｍ機材のセットアップです。
ぱっとだして、すっと出来ないのですよこれ。

ワイドコンバージョンレンズを装着。
そして、マイクを装着。
マイクスイッチの確認とジャックにしっかりささっているか確認。
これに、いつもはサウンドチェックが必要なのですが。
時間が無いです。
ここで、ＳＥが鳴り出しました。ぎりぎりやんか。

ぞくぞくぅ。。

あのイントロですよ！黒髪です！
まずは、いかにもDROP ARMYらしさで来ましたね。

お♪

なんかね、前回来た時よりも音がいい感じ♪
バランスがよりグッドですね。
低域と高域がびしっと出ています。
決してギターの音量が小さいわけでもないんです。
やはり、前回よりもナオキさん特有のアタックがきれいに聴こえます。
にもかかわらず、ベースのメロディがきっちり聴こえますね。
もちろん、わっこぴーのボーカルも。

今日は特にええ感じのライブになりそうな予感。

わっこぴーのボーカルも魂の入り方が半端やないですね。
想いを伝える。
そんな意気込みがびんびん伝わってきてます。

お次は、悲しみデッドヒート！
ていうか、どんだけテンション高いねんｗ
っていうくらい、わっこぴーのＭＣが観客をあおります。
そこへ、例のお立ち台でのナオキさんのギターソロ！
いやはや、テンション上がりますねえ^^

お！
ＭＣの途中からかぶって、バスドラ４拍でのリズムが。
なんやろなんやろ。
このパターンは初めてやんか。
ていうか、ここんところライブ中の曲間をえらい大事にしていますねー。
そうですそうです！こういう演出も大事ですね。

で、なんやろなんやろ。このリズムは。

あ、そうかあれか！
幸せな光景です。
悲しみデッドヒートのテンションを持続したままこの曲にスムーズに繋がってますね。
いつもよりもノリノリの感じでこの曲を楽しむことができましたよ！

で、そのノリノリをさらに持続したまま次の曲です。
アカイソラ。
うわなにこの疾走感は！
ぎんぎん来ますよこれ！

たいがいはそうです。
こんなふうに、早いテンポの曲で感じることはノリノリのテンションです。
でもね、この速いテンポの曲にもかかわらず、例のあの感じが襲ってきました。

あの感じ。

そう、胸が押し潰されそうな感覚。
これこそがDROP ARMYワールドの真髄ですね。
もちろん、バラードで引き込まれ、押し潰されてしまいそうになるのはあたりまえ。
それを、このテンポの曲までも。
いやはや、驚きました。

さてさて、その感動路線へ片足を突っ込んだところでダメ押しの曲です。

いやー、ここでこれを持ってこられたら一撃でノックアウトですね。
もちろん、ＭＣも抜かりはないです。
アップテンポの曲の後、一呼吸置いてのしっとりとしたＭＣです。
こういう間というのもほんま大事ですね。
必ずしも、何かを話し続けている必要はないのです。

ありがとう。。ですね。

先ほどの曲との繋ぎはほんま絶妙です。
どんだけ入り込んでしまったか。

さて、最後の曲のふわふわ。

これねー、前回のハックルベリーあたりからかなあ。
おや？
というくらい、テンポを落とした演奏に変わりましたね。
別に曲調が変わっているわけではないです。
にもかかわらず、しっとりとココロに響いてくる感じになりました。
曲調自体は明るい感じがするのに不思議ですねえ。

テンポを落とすことに加えて、引くところ、押すところ。
そのダイナミズムを大きくしているような気がします。
もちろん、サビのところのコーラスによる効果が抜群に効いています。

なんか、この曲は今までと一線があるような気がします。

それは、メロディとアレンジで勝負するだけではなくて。
さらに、奥行きと幅を感じさせるような演奏になっていますね。
ほんまに、心がこもっているような演奏。
そんな感じがしました。

さてと。

今日もすげーいい感じでのライブが楽しめました。

以前から、ハコライブはストとケタ違いに凄いですよって主張してきました。
それは、ハコでしか実現し得ないもの。

音響と照明ですよね。

これがストリートライブと比較にならないほど充実しているからですね。
なので、ストと同じ楽曲を観たり聴いたりしたときに。
伝わるレベルがケタ違いなんですよね。

そして、それだけで十分に満足できるレベルやったんですよ。

楽曲の素晴らしさ、アレンジの素晴らしさ、演奏の素晴らしさ。
そして、わっこぴーの歌唱力の素晴らしさ。
その、１曲１曲に酔いしれる。

それだけで十分やったんです。

でもねー。

なんかねー、ここんところのDROP ARMYのハコライブなんですけども。

ハコならではのライブショーとしての素晴らしさが感じられるのです。
ハコライブの３０分間全てを通じて酔いしれることができるのです。
３０分間なんですけども、現実を全て忘れることができるのです。

何が言いたいかというと。

ストリートライブとはさらに格差がついて素晴しくなってるということなんです。

それからねー。

本日のライブなんですけども。

実は、他のバンドは全てメジャーのバンドさんです。
僕はDROP ARMY以外に２つのバンドさんを観たんですけども。

ジャンルは違いますけどもね。
ライブパフォーマンスという意味ではジャンルは関係ないです。
そのライブパフォーマンスの点では負けず劣らず、それどころか同等以上なんですよ。

楽曲に磨きをかけ。
アレンジに磨きをかけ。
演奏に磨きをかけ。
ステージアクションに磨きをかけ。

そして最後のステップ、演出に磨きをかける。

とうとう、その位置にまで到達してしまいましたね。

ストリートでは味わえない素晴らしさ。

それがDROP ARMYのハコライブなんです。

おわり

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