神戸スタークラブハコライブ(10/09)

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2006年10月09日

テーマ：バンドマンの語り場(1286)

カテゴリ： DROP ARMYライブレポ

てなことで、本日は前書きはあんまし無いんですよ。

というのも、３連休でしょ？
それの３日目でしょ？
なので、昼夜逆転気味の生活になってまうでしょ？

てことで、起きたのが１３時過ぎ。

日曜日のうちにメンバーさんに配布するＤＶＤも作ってしまったし。
ライブ本番当日は特にやることが無くて。

結局、１５時前にクルマで三宮にある神戸スタークラブへ。

いやあ、天気めっちゃいいですね。
クルマの窓という窓を全開にして三宮へと。
もちろん、サンルーフも全開で。

てか、早すぎたし。

そうなんですよー、本日はトリなんです。
出演予定時間は２０時４０分から。
たいがいは押すのできっと２１時を過ぎるでしょうね。

てなことで、オープンの１７時３０分には既に待ちくたびれ状態ｗ
入場待ちのお客さんもいっぱい並んでいます。
でももう、他のバンドさんを観る気力なしです。
ていうか、今のうちに気力を補填しておかなければ。

待つことで疲れて。
さらに待機することで気力が補填されるかどうかはさておき。
とにかく、クルマんなかでまったりとした時間を過ごします。
ときおり、スタクラの入り口から漏れてくる演奏の音を聴きながらね。

そんなふうにしながら、ファンの人たちが来るのを見届けています。
そのたびに軽く挨拶。

うんうん、知った顔を見るだけでもうれしいですねえ。
この人たちはDROP ARMYを観るために足を運んでいるのです。
そう思うと余計にうれしいです。

改めてこのファンの顔触れを見ているとなんか不思議。
DROP ARMYが大好きなファンは当然のことながら老若男女。

その人達が普通に気兼ね無く交流しています。
当然のことですけれど、その関係には上下関係なんてありません。
会社や学校などでは上司部下、先輩後輩などの気を遣う関係があります。
このDROP ARMYを取り巻くファンの間ではそんな窮屈なものはありません。
そんな素敵な関係の仲間たちですね。

その仲間たちと一緒にDROP ARMYのライブの素晴らしさを共有。

ライブの前には一緒になってテンションを上げて。
ライブの最中には一緒になってどっぷり浸かり。
ライブの後には一緒になって余韻に浸る。

そんなDROP ARMYを認めているたくさんの人達の存在が。
よりいっそうDROP ARMYの素晴らしさを実感させることになるんです。

そして、ライブに行くたびに。
ライブそのものの満足度をよりいっそう大きなものにするんですよね。
ああ、今回も来てよかったなあって。

てなことを考えつつ、クルマでまったりと出演時間を待ちます。
その間、スタクラを出入りするファンの人達やメンバーさん達とまったり会話。

そして、DROP ARMYのいっこ前のバンドさんになってから入場。
ええと、なになに？
そうなのか、メジャーのバンドさんなのか。

いやいや、メジャーだからと言って真剣に聴くわけじゃ無いですけども。
やっぱ、メジャーのバンドってどこかしら違うものを感じることが多いです。
それは、ステージ運びのうまさ、テンションのコントロールのうまさ。
観客のココロのつかみどころを心得ているというか。

で、これに楽曲の良さというか好みがマッチするといい感じですよね。
いくら、いいパフォーマンスをしていても初めて聴く曲です。
やっぱり、初めて聴いてときによりインパクトのある曲のほうがいいですよね。

さて、本日観て聴いたそのバンドさん。
その名もTHE　LOOSE　DOGS。
曲の感じがどれもキャッチーでいい感じです。
それにＭＣでのツカミもかなりうまいですね。
メンバーさんどおしでのやりとりを多用した感じのＭＣです。
それが、ごく自然な感じで好感が持てますね。

と、まあこのバンドさんのライブショーの形態はね。
曲ごとにぶっつりと途切れた感じがしました。
それでも、あのような楽しいライブトークがあるとね。
ＭＣの間もぐいぐい引き付けられてしまいます。

そして、全ての演奏があっと言う間だったっていう印象で終わります。
これもひとつのスタイルですね。
いいライブで楽しかったです。

てなライブを楽しみつつもＣａｍのチェックをします。

あ、ヘッドフォン忘れたやん。

音がちゃんと入っているかは必ずヘッドフォンで確認しないとね。
何回か音無しで撮影したことがあってえらい悔しい思いをしましたから。

ヘッドフォン持ってない？

と、身近に居たまいちゃんに聞いてみます。
音がうるさいので、手振りでないない。

めんどくさ。はいこれ、持ってて！
と、クルマに置きっ放しのバッグにヘッドフォンを取りに行きます。
Ｃａｍは一脚ごとまいちゃんに押し付けて。

とまあ、こういう気軽な何げないことも実はうれしかったりして。
ひとりぼっちでライブに行ってたときにはとてもできないことですね。

そして、戻って来るころにはLOOSE　THE　DOGSのライブも終わりです。
さてさて、どんだけ待ったかというほどお待ちかねのDROP ARMYのライブです！

いやー、今日はどんなライブショーをぶちかましてくれるのでしょうか。

てかね、金曜日に京都ＭＵＳＥでライブに行ったところです。
なので、書けることもごくわずか。

相変わらずわっこぴーは歌がうまいし。
ナオキさんのギターの音色、演奏ともに素晴らしいし。
しゅうさんのベースは安定度とビートが抜群やし。
ジェイさんのドラムも感情がこもっていてパワフルやし。

なので、今日は曲ごとのコメントはサボらせてもらって。
いきなりセットリストを。

　１．黒髪
　２．幸せな光景
　３．悲しみデッドヒート
　４．ヒロイン
　５．ふわふわ

と、ここまではここのところよく演奏する曲で固めていますね。

幸せな光景というノリノリ路線から、
悲しみデッドヒートのときの掛け合いもスタクラならではの盛り上がり。
そして、極め付けのヒロイン。
これもアップテンポのノリノリ路線です。
と、本日はノリノリ重視の楽しい感じでセットリストが構成されていますね。

そして、ＭＣをはさんで暗転となるふわふわ。
ええ感じですよね、この流れ。
今までのノリノリから一転、観客みなどっぷり状態。

そして、最後にメガトン級のトドメの１曲！

ていうか。

前の日記のネタフリですげー！！！って言ってたのはこれのことです。
かなり久しぶりに聴きますね。

その曲の名は「遥か夜空」！！

てか、少し前からナオキさんのギターにアームがついていたので。

あれ、もしや。

いや、そうじゃなくてもしかして新曲かも。
とか思ってみたり。

でも、わっこぴーのＭＣにかぶるように鳴らしているこのイントロ。
紛れも無く、「遥か夜空」です！

そうなんですよ。
遥か夜空のエンディングでアーミングを駆使した怒涛のギターソロ。
これは、音源でも聴くことができます。

この曲は静かな感じから始まって。
そしてあの泣き叫ぶようなギターソロでエンディングを迎えます。

この曲は２年ほど前からストリートで演奏していた曲ですね。
フォトグラフの音源と一緒に収録されています。
僕がストリートに通い出してまもなく発表された思い出の曲です。

そんな聴き慣れた曲なんですよ。

そして、震えが来ましたね。
まだ曲も始まっていないうちからスイッチが入りました。
もう、体じゅうが熱くなって。

なんかね、あれほど聴き慣れた曲のはずなのに。
違う曲ですか？　みたいな感じで。
ほんまにこれがあの「遥か夜空」ですか？　みたいな感じで。

そりゃそうかもしれません。
なんせ、この曲をハコライブで聴くのは１年ぶりくらいなんかなあ。
ワンマンのときはアコースティックバージョンやったかなあ。

で、その間にDROP ARMYは目覚ましい進化を遂げているのです。
その進化したDROP ARMYがそれ以前の楽曲を演奏するとどうなるか。
ほんま、発するものが違うのです。

以前の曲の演奏の遥か夜空。
それはそれで完成した感がありました。
でも、今目の前で聴く遥か夜空。

演奏力もさらに向上しています。
そして、伝えようとする姿勢、すなわち表現力ですね。
それから貫禄というかオーラというか。
やはり、このような昔の曲の演奏を聴き比べることで。
いろんな面で向上しているのが顕著にわかりますよね。

そして、エンディングのナオキさんの感情をそのままぶつけるようなギターソロ。
ほんま、ギターが慟哭しているかのようです。
これ、ほんまヤられてしまいます。

さらに、ギターソロ後の本当のエンディング。
最高潮に盛り上がる瞬間です。
これは、たった６曲、たった３０分のライブのエンディングとは思えないです。
どれだけ感情がはいっていることか。
これはもう、ワンマンライブ並の感情の入り方ですね。

なんか、こういうところがほんま凄いです。
ダイナミズムというのが。
抑えるところは抑え、爆発するところは最大限に。
そして、これをライブ全体の流れでうまくツボを心得た上で演出しているのです。

いやはや、ほんま今日はすごさの再確認でしたね。

遥か夜空。

懐かしい楽曲を聴き比べることで。

おわり

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