愛を分かち合いたい♪

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迷い


迷い (6/3の日記より)


昨夜、子供達が寝た後に
また旦那さんと話し合った。

旦那さんは、私以上に子供たちの事を考えていて
驚くと共に、自分が恥ずかしかった。

次女は、小6で
子供会の夏祭りやその他行事に、すでに申し込んでいるのに
地区以外に引っ越したら、参加できなくなる。
お祭りは、囃子保存会の会長をしている義父がいるし
旦那さんも幹部だから、地区のお祭りには参加する。
次女が可哀相ではないか・・・と、旦那さんが言う。

三女も、せっかく慣れたバス通園が変更になって
戸惑わないか・・・。

私は、引っ越す事ばかりで、学区内なら問題ないな・・なんて
考えていた。
だって、私は、横浜に帰りたいのに、
家族の事を考えて、この土地に残ろうと決心したのだから・・・
という、どこか恩着せがましい気持ちを持っていたのだろう。
だから、それ以外の細かい配慮も心遣いも
全く何も、できないでいたのだ。
いや・・・、
もしかすると

私が我慢してるのだから
家族の誰もが少しづつ我慢する事になっても
それはそれで仕方ない事なのだと、自分本意な気持ちが
心のどこかにあったのかもしれない。


旦那さんは、子供達が戸惑わないように
またいじめられたり、無視されたりなんてことが起こらないようにと考えてくれていた。

私は、恥ずかしかったし、情けなかった。


でも、

でも、

旦那さんの次の言葉に
心が凍り付いてしまった。





「下の人達(階下に住む義父母と祖母)が明日にでも
一度に死んでくれないかと思うよ」
「一日中、そんな事考えてるよ」



一瞬耳を疑った。

確かに仲のいい親子ではない。
しょっちゅう喧嘩しているし、仕事でのトラブルもある。

でも、そんな言葉をいう人ではない。

なんて言っていいのかわからなかった。

自分の両親や祖母に、そんな風に思わせてしまっているのは
他ならない私なのだ。

こんなに優しい旦那さんに、両親の死を願わせてしまっているのは他ならない私なのだ。

旦那さんは、ずっとここに住んでいたいはずなのに
私の心と身体を考えて、別居を決断してくれた。
その決断が、旦那さんの心をボロボロにしてしまった。


私のせいなのだ。





「そんな悲しい事言わないで・・」
と言う私に

「だって、みんな死んでくれたら、全部丸く収まるだろ?」

冗談だと思いたかった。
でも、目は笑っていない。

何度も、何度も謝った。
「ごめんなさい。そんな事思わせて、ごめんなさい」

旦那さんは、
「ちがうよ。kazuminのせいじゃないよ。」
と言ってくれたが


もしかすると、私は、すごく間違っているのかもしれない。

私が今までに受けてきたストレスから逃げるために
今度は、旦那さんにそれ以上のストレスを受けさせてしまうのかもしれない。

旦那さんの心が心配でならない。

私は、間違っているのかもしれない・・・

   昨夜は一睡もできなかった・・・




私は、どうしたらいいのだろう。
私が間違っているのなら、間違いを正さなければいけない。





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