B型がたがた(^_^)v

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●地球環境問題の発生●



1980年代後半から、地球環境問題が焦点になってきました。

・環境影響が地球規模に及ぶ。
・次世代にまで被害が及ぶ。

(環境問題の種類)

▼オゾン層の破壊▼
フロンの使用しすぎでオゾン層が破壊されてしまった。

フロンの特徴:科学的に安定(不熱・引火、爆発の危険が無い)
       毒性がほとんど無い。
       フロンは多種ある(例:CFC・HCFC)


フロンの使用:冷媒(電気冷凍庫・冷蔵庫・カーエアコン)
       スプレー類、発泡剤、洗浄剤

オゾンホールの大きさがH13.9.18の時点で既に南極大陸の2.1倍ぐらいです・・。

それによって、紫外線カットをしてくれていたオゾン層のオゾンホールから
有害な紫外線が必要以上に増えてしまいます。

オゾン層は、地球上の生物には宇宙服のような存在。
オゾン層が無くなると生物は生きられず、薄くなっただけも
皮膚癌の増加などの影響があります。
さらにフロンガスは、二酸化炭素の数千倍も地球温暖化を進める
強力な地球温暖化を進めます。
二酸化炭素に比べて排出量が少ないため、現状では温暖化全体への
影響は小さいですが・・温暖化が深刻化する現在では、無視できません。

現在フロンガスの問題は『モントリオール議定書』という国際条約を柱に
進められ、既にその用途は、機器に閉じ込めて使う冷媒ガスに絞られてきて
おり、また冷媒用のフロンガスも、
旧来から使われてきた『特定フロン』→『代替フロン(オゾン層を破壊しない)』
に替わっています。
ただし、『特定フロン』を使って機器は現在使われており、
『代替フロン(オゾン層を破壊しない)』にしても強力な温暖化物質であることに
変わりは、ありません。

kannkyouzu

▼酸性雨▼

原因は、
ボイラーやエンジン等の排気ガスに含まれる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)が大気中で酸素・水分等と化学反応をして硫酸や硝酸といった強い酸性の雨となり地上に降ります。特にpH5.6以下(pHは低いほど酸性が強い)の酸性を示す雨を酸性雨といいます。

酸性雨が降ると、
樹木の黄変・枯死など森林への被害
・ドイツ・シュバルツバルト(黒い森)では森林の75%が枯死。」
湖沼の酸性化にひょる生態系への被害
・ノルウェーでは1300K㎡、カナダでは4000の湖が死の湖に、
建造物・文化財に対する被害。
・大理石・青銅を溶かし、アテネ・ローマなどの歴史的建造物に被害。
地下水・土壌の酸性化。
赤潮の発生が増加。

森林・湖沼の生態系にダメージ。特に欧米で大きな被害。

※日本では降水量が多い事である程度中和されているため著しい被害から救われています。
足尾銅山、小坂鉱山、日立銅山、別子銅山などの例があり
被害面積も100,000ha以上の例があります。

▼砂漠化▼
原因、
人口増、過放牧、過耕作、薪炭材用樹木の伐採等の人為的原因、気候変動、
人間活動に起因する乾燥化、土壌の浸食、塩基性化等の土地生産力減により、
年平均600万haが砂漠化。
影響
地球全緑地の1/4が砂漠化の影響を受け、世界人口の1/6が飢餓、栄養不足に
さらされる。
対策
砂漠化技術(実用化のための試験、研究中)
①植物改良技術:バイオテクノロジー技術により、耐塩性植物の育種、品質改良
②塩類土壌改良:硫黄酸化物を固定し、土壌改良材を作り、乾燥地域の塩類土壌
を畑地に変換。
③保水材利用:高級水ポリマーを用いた保水材を地中に埋設






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