（焼そば その１３）
○ 「金ちゃん焼きそば カレー味」（徳島製粉）カップの形状がとてもカップ焼そばをイメージさせないことでお馴染みの金ちゃん焼そばからカレー味の登場です。
香ばしい味付け麺と香辛料の効いたスパイシーなカレーソースが最大のポイントとのこと。どのような味わいなのか食べるのがとても楽しみですね。
お湯を入れて３分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから再び蓋をしてしっかりと湯切りをします。そして、粉末ソースをかけて麺によく馴染ませたら完成です。
早速、麺を一口いただきます。文字通り香辛料が効いているとともに懐かしさを感じるカレーの味わいがするソースはなかなか良い感じですね。
麺自体はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、やや柔らかめといった感じですが、ソースの味わいがとても良いので美味しくいただくことができます。
具は挽肉、キャベツ、コーンの３種類。挽肉とキャベツが入っているのは予想できましたがコーンは予想外。しかし、カレーソースにピッタリと合います。
素朴なカレー味のソースを最後の一口まで楽しめるような一品。持ちやすい縦型カップでいただく焼そばもなかなか良いなと思いました。
○ 「のり塩ポテト やきそば」（まるか食品）
見た瞬間に箱入りののり塩ポテトチップスだと思ってしまうパッケージ。まさか、これがカップ焼そばだとは思いもよりませんでした。
そのネーミングはそのまんまの「のり塩ポテト やきそば」ということで、ポテトと青のりと焼きそばの麺がどのような相性となっているのかとても楽しみですね。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをした後にソースを入れて麺とよく絡ませたら、ふりかけをかければ完成。青のりのとても良い香りが漂ってきました。
早速、麺を一口いただきます。結構しっかりとした塩味がついているといった感じなのですが、青のりの風味がとても良いのに加えてポテトの風味も楽しめます。
麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、ベトベトとした感じがしないのに加えて柔らかすぎない固さとなっているので美味しくいただけます。
具はジャガイモ、コーン、キャベツ、青のりの４種類となっており、目玉のジャガイモはホクホクとした食感で麺との相性もバッチリといった感じです。
風味と味わいはまさにおやつ感覚といっても良いような一品。ポテトチップスを焼そばにしたら間違いなくこのようなテイストになるだろうなといった美味しさです。
○ 「中華街の五目焼そば」（エースコック）
中華料理を思う存分満喫できるといえば中華街。その中華街で楽しむことができるような五目焼そばがカップ麺として登場しました。
ＸＯ醤とオイスターソースの豊かな風味といったことがパッケージに書いてありましたが、この二つの風味を同時で楽しめるとはかなり本格的と判断していいでしょう。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをした後に調味たれを入れて麺によく絡ませたら完成。ソース焼そばと違って本格的な五目焼そばの香りが漂ってきました。
早速、麺を一口いただきます。ＸＯ醤とオイスターソースの絶妙な味わいがなんともいい感じのソースがしっかりと麺に絡まっているといった感じでとても美味しいです。
麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺なのですが、思った以上のベタつき感や柔らかさがあるといったわけではないので量が多くても飽きずにいただけますね。
具はエビ、挽肉、チンゲンサイ、キクラゲ、ニンジン、長ネギの６種類。たっぷりと入ったチンゲンサイとエビの存在は普通の焼そばじゃないということを感じられます。
ソースの味わいと具材のレパートリーのはまさに中華街の五目焼そばと感じさせてくれる一品。実際に行って食したことが無いのですが、素直にそう思いました。
○ 「ＰＩＺＺＡ－ＬＡ 焼そば ニュースパイシーイタリアーナ風」（マルちゃん）
マルちゃんとピザーラとフリトレーの３社コラボレーション企画として誕生したのがこのＰＩＺＺＡ－ＬＡ焼そばニュースパイシーイタリアーナ風です。
風味豊かなスパイスとチーズが絡みあった絶妙なおいしさ！！ということがパッケージに書いてありましたが、その味はまるでピザをイメージしてしまいますね。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースを麺によく絡ませた後にスパイスをかけてよくかき混ぜれば完成です。
早速、麺を一口いただきます。トマトベースのとても良い味わいのソースにスパイスがよく効いていてチーズの風味もしっかりと楽しめるといった味わいとなっています。
麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち細めの麺となっていますがコシの方はまあまあしっかりしているので美味しくいただくことができます。
具は挽肉、コーン、赤ピーマン、ガーリックの４種類となっており、彩りも豊かなのですが挽肉の味わいやコーンの甘さ、ガーリックの風味がとても良い感じです。
まさにピザをいただいているような感覚になる新しいテイストといって間違いない一品。さすが、ピザーラ。まだまだ種類は豊富なので第二弾以降が楽しみです。
○ 「一平ちゃん夜店の焼そば ６０周年記念 限定甘コクソース」（明星）
ソースとトッピングが凝っていてかなり美味しい一平ちゃん夜店の焼そばシリーズを世に送り出した明星さんが創立６０周年ということになりました。
その６０周年を記念して登場したのがこの限定甘コクソース。たかがカップ麺なのに黒豚肉を採用しているところと白マヨソースが付いているということが嬉しいです。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして蓋を全部剥がした後にソースをかけてよくかき混ぜ、白マヨソースとふりかけをかければ完成。とっても美味しそうですね。
早速、麺を一口いただきます。濃厚なソースと白マヨソースが良い感じで合わさっていて、かなり濃い味わいとなっているので若者向けの味わいと言っていいでしょう。
麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、ちょっとベタ付く感じもあるのですが味わい深いソースがよく染みこんでいるので美味しくいただけます。
具は肉、キャベツの２種類。肉は黒豚を使用しているとのことで、そう思っていただくと不思議とワンランクの味わいを感じることができるといった感じです。
おかずとしても成立しそうなくらいに濃いめのソースが印象的な一品。６０周年ともなるとこのくらいインパクトがなければいけないのかなと思ったくらいです。
○ 「デカ王 ２．０ Ｗソース焼そば ソースの旨さアップ」（日清）
麺が通常のものよりも２倍入っているといったデカ王２．０シリーズから、ソースに自信があるリニューアルバーションが登場しました。
何がどのくらい美味しくなったのかはよく解りませんがデカ王といえばボリューム感タップリで絶対に飽きはこないというイメージがあります。これはどんな感じなのか。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして液体スープを絡ませた後に粉末スープをしっかりと絡ませて最後は言葉のコミュニケーションをとれば完成です。
早速麺を一口いただきます。少しベタベタとした麺となっていますが、ソースの風味がとても良くて味の濃さもちょうど良いのでグイグイと入ってくるといった感じ。
当然、ボリューム感は他では絶対に楽しめないといったくらいに満足しますね。比較的細麺ということもあってそのようなことを感じるかもしれません。
具はキャベツのみとなっていますが、ボリュームもそこそこあるのに加えて甘さというのをしっかりと楽しむことができるというのが嬉しいといったところでしょうか。
量が多すぎるとついつい飽きてしまうのですが、このカップ麺は飽きがこなくて最後まで美味しくいただける一品。焼そば好きは是非押さえておくべきでしょう。
○ 「スーパーカップ にけつッ！！大盛り焼そば」（エースコック）
「にけつッ！」という深夜番組で品川が千原ジュニアとケンドーコバヤシのために考えたカップ焼そばがスーパカップの仲間として登場しました。
焦がし醤油バター味、明太入りふりかけとマヨネーズ仕立てというなんでもありといった感じとなっていますが、はたして、その味はどんな感じなのでしょうか。
お湯を入れて３分、湯切り口を使ってしっかりと湯切りをした後に蓋を全て剥がしてから焼そばソースを麺によく絡ませ、マヨネーズとふりかけをかければ完成です。
早速、バターとマヨネーズの混ざった複雑な香りが漂う麺を一口いただきます。バターのまろやかさを感じた後にマヨネーズの酸味が追いかけてくるような味わい。
そして、明太子の風味もしっかりと伝わってくるのですが、不思議と相性が良いような味わいとなっています。麺そのものはノーマルタイプなので少しベタつき気味です。
具はキャベツ、天かす、明太子の３種類となっており、明太子はアクセント的な存在感なのですが、天かすは地味にコクというのを演出してくれる感じです。
何でもかんでも合わせるとロクでもない味わいになるのかと思っていた自分のことを悔しいと思わせる一品。なかなか他では味わえない焼そばとなっています。
○ 「韓国風焼そば」（明星）
韓国風の旨さと辛さでお馴染みとなっており韓流辛麺（はんりゅうしんめん）シリーズから旨さと辛さはコチュジャンが決め手となっている韓国風焼そばの登場です。
コチュジャンやキムチダレをベースとした旨辛ダレがもちもち食感の太麺に絡みます。といったことがパッケージに書いてありましたが実際のお味はどんな感じなのか。
お湯を入れて４分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースをかけて満遍なく麺に絡ませます。最後に後乗せかやくをパラパラとかけたら完成です。
コチュジャンと海苔の混ざったとても良い香りが漂う麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間にキムチの風味が広がってくるといった感じでピリ辛度も心地良いですね。
麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、太めということで麺のコシというのを楽しむことができます。また、ボリューム的にも良い感じです。
具は豚肉、キャベツ、焼き海苔、ニンニク、ゴマ、長ネギの６種類となっており、キャベツ以外は後乗せかやくということでサクサクとした食感と風味を楽しめます。
心地良い辛さと風味に加えて見た目よりコクのあるソースがとても印象的な一品。しかも、モチモチとした麺とカリッとした後乗せかやくの相性も楽しめます。
○ 「燃えろ！一平ちゃん 夜店の焼そば シーフード辛口」（明星）
凝ったトッピングとソースでお馴染みとなっている一平ちゃん夜店の焼そばシリーズが２０１０年冬季オリンピックを応援するために「燃えろ！」が付きました。
今回はシーフード辛口ということで、心と体が一気に燃え上がってきそうな感じがします。日の丸の下地と雪を思わせる白マヨソースも焼そばを盛り上げていますね。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全て剥がし、液体ソースをかけてよく麺に絡ませ、白マヨソースとふりかけを満遍なくかければ完成です。
早速、麺を一口いただきます。醤油ベースのソースのようなのですが薄口のためよく解りません。でも、ピリッとした辛さとほのかに味わえるマヨソースが良い感じです。
麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して２で割ったような柔らか麺となっており、少しベタつき感があるもののまあまあ美味しくいただくことができます。
具はイカ、カニかま、キャベツの３種類。イカは噛むほどに味わい深いものとなっており、カニかまは風味をしっかりと楽しめるとともに量的にも満足できます。
薄めでピリ辛のソースなのに後から不思議と美味しいなと感じさせてくれる一品。これで濃いめのソースだったらどのような味わいになるのか楽しみといったところです。
○ 「辛さが旨い キムチ焼そば ニューバージョン」（ヤマダイ）
キムチを組み合わせることにより刺激的な辛さとクセになる旨さを楽しめるということでお馴染みとなっている「辛さが旨い」シリーズからキムチ焼そばの登場です。
単なる辛い焼そばではなくキムチを使って辛くて美味しい焼きそばに仕上げてあるとのことです。焼そばとキムチの組み合わせがどんな感じになっているのか楽しみです。
お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをしてからソースを入れて満遍なく麺に絡ませたら完成。思ったよりもキムチの香りが少なく海苔の風味の方が強いですね。
早速、麺を一口いただきます。和風出汁が効いたような醤油ベースの味わいとなっており、ピリ辛でほんのりとキムチの風味も楽しむことができます。
麺そのものはノーマルタイプのちぢれ麺となっていますが、気持ち細めとなっていてモチモチとした食感を楽しむことができるので美味しくいただくことができます。
具は白菜キムチ、ゴマ、きざみ海苔の３種類。シャキシャキ感のある白菜キムチは辛さだけではなく甘さも感じることができ、ゴマと海苔の風味はとても良いですね。
キムチが主張することのない程良い風味と辛さのソースとモチモチ感のある麺のコラボがとても心地良い一品。意外とマイルドな辛さだと思ったら後から効いてきます。
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