（醤油 121～135）
○ 「鶏ガラ醤油ラーメン」（日清）多種多様な味が存在するようになったラーメン。しかし、ラーメンの基本的な味は鶏ガラに醤油を加えたものだと思います。
このカップ麺は、その基本的な味わいを再現している鶏ガラ醤油ラーメンとなっています。蓋に書いてある「チキンの旨みたっぷり」というのが気になりますね。
お湯を入れて３分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜ、焼き海苔を添えれば完成。熟成された醤油と焼き海苔の混ざった香りが漂ってきました。
早速、スープを一口いただきます。鶏ガラの美味しさがスープに染みこんでおり、醤油のバランスも丁度良いといった感じがします。
具はメンマ、ナルト、焼き海苔、長ネギの４種類。シャキシャキとしたメンマに磯の香りが詰まった焼き海苔がとても美味しくいただけます。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。どちらかというとスナック麺近いタイプの柔らかい麺なのですがスープがよく絡むのでとても良い感じになっています。
余計なものには頼ることなく鶏ガラと醤油だけで美味しさを表現した一品。懐かしい味を思い出したい時にお薦めだと思います。
○ 「山菜らーめん 鰹仕立て醤油味」（マルちゃん）
山菜そばや山菜うどんは美味しいメニューとして定着しているのですが、とうとう山菜らーめんというのが登場しました。
和風だしプラス山菜なのに中華麺を採用するといったアイデア。蓋にも和風つゆと中華麺の出会いは意外に美味！と書いてあるので食べるのが楽しみです。
お湯を入れて３分、蓋を開けると鰹と山菜の混ざった香りが漂ってきました。目を瞑ってこの香りを嗅いだ場合、誰もが蕎麦だと思うような感じです。
早速、おつゆじゃなくてスープを一口いただきます。香り同様に鰹出汁がとても効いていて醤油のバランスもとても良い感じとなっています。
具は小海老天ぷら、ゼンマイ、ワラビ、長ネギの４種類。目玉の山菜は噛めば噛むほど味わいが良く小海老天ぷらの香ばしさも好感が持てますね。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。もろに和風のスープと中華麺の相性はどうなのかと思ったのですが、これがかなり相性バッチリといった感じです。
一瞬、不思議な感じがするのですが食べているとやみつきになりそうな一品。蕎麦かラーメンのどちらを食べるのか迷った時はこれをいただくと良いです。
○ 「本気盛 濃いめ醤油味」（マルちゃん）
本気盛と書いて「マジモリ」。このカップ麺も次から次へといろんなバージョンが登場していますが、今回は「濃いめ醤油味」です。
黒胡椒、にんにくを効かせた”濃いめ”醤油スープがうまい！！そんなことがカップに書いてあります。黒胡椒ににんにく、どちらも大好きなので楽しみです。
お湯を入れて３分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。たっぷりと入ったモヤシの影響なのかモヤシの香りが真っ先に漂ってきました。
まずはスープを一口いただきます。割とあっさりとしたスープに濃いめの醤油がガツンと効いているといった感じ。醤油をしっかりと味わえます。
具は挽肉、キャベツ、モヤシ、長ネギの４種類。特にキャベツとモヤシがたっぷりと入っていてとても美味しい思いをしながら健康的な気分に浸れますよ。
麺はスナック麺タイプ。やや幅広くて思ったよりもコシがしっかりとした麺です。そして、醤油の濃い味もしっかりと麺に染みこんでいるので美味しくいただけます。
醤油と野菜を満足いくまで味わえる一品。量的にも十分に満足がいくものとなっていますので、美味しくがっつりいきたい方にお薦めのカップ麺です。
○ 「新味 牛だし 醤油らーめん」（寿がきや）
鶏ガラスープや豚骨スープが全盛となっているカップ麺業界の中に新たな味として牛だしが登場しました。
蓋に書いてある「牛だしと白菜の旨みを効かせた個性派ラーメン」というのがとても気になるところ。ワクワクしながらお湯を入れましたよ。
４分後に蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。醤油の微かな香りの中に間違いなく牛ベースの香りが混ざっています。
早速、スープを一口いただきます。牛肉の風味が効いたスープは割とあっさりとしていて醤油のバランスもちょうど良くとても飲みやすくなっています。
具は肉、キャベツ、ハクサイ、ニラの４種類。牛だしなのに豚肉というのが気になるところですが、食べると美味しいので特に気にしないことにします。
麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りでモチモチとした食感はとても好印象。スープともよく絡んで美味しくいただけます。
鶏と豚は間違いなく美味しいのですが、牛も負けていないぞと思わせる一品。特にあっさりと美味しいスープは最後の一滴まで残さずいただきました。
○ 「カンフーパンダ 黒しょうゆラーメン」（寿がきや）
２００８年夏に全国拡大ロードショーされた「カンフーパンダ」という映画とタイアップしたカップ麺の登場です。
黒しょうゆラーメンということで、パンダの白黒模様のうち黒をチョイスして考えられたラーメン。ある意味、ダジャレに近いような発想ですね。
お湯を入れて４分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。熟成された醤油の香りが漂ってきて食欲をそそられました。
早速、スープを一口いただきます。少しとろみがあるような感じのするスープは日本の醤油ラーメンというより中華系のスープに近い味わいがあります。
具はタマゴ、チンゲンサイ、シイタケ、ゴマ、ナルトの５種類。その中でも特にフワフワのタマゴが中華系のスープにピッタリしていてとても美味しくいただけます。
麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りに加えてモチモチとした食感は食べていて本当に美味しいと感じます。さすが寿がきやさんですね。
カンフーというわりには上品のあるスープが印象的な一品。辛いのではと想像していた人には物足りないかもしれませんが、味は間違いなく美味しいです。
○ 「濃旨 大阪・高井田系 刺激系ペッパー醤油味」（明星）
美味しさ新発見ということで、ラーメンを１６０００杯食べたという大崎氏が監修したカップ麺の登場です。
大阪・高井田系と書かれてもよく解らなかったのですが、刺激系ペッパー醤油味と書いてあったのでどんな味なのか何となく想像出来ましたよ。
お湯を入れて５分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜ、後乗せかやくをかければ完成。胡椒のとても良い香りが漂ってきました。
早速、スープを一口いただきます。とても濃い醤油の味とともに胡椒の刺激が口の中一杯に広がります。少ししょっぱい気がするのですが美味しいですね。
具はチャーシュー、メンマ、長ネギの３種類。味わいのあるチャーシューも良い感じなのですが大きさの違う長ネギもちょっとしたポイントとなっています。
麺はノンフライのややちぢれ麺。太くてコシのある麺は濃いスープとよく絡むとともにとても食べ応えがあるといった感じです。
１６０００杯分のインパクトがあるといっても過言ではない一品。麺とスープの両方が印象に残るカップ麺はなかなかありません。
○ 「しょうゆラーメン」（コープ）
庶民の味方であるコープさんが手がけたカップ麺。今回は、そのまんまのネーミングであるしょうゆラーメンの登場です。
チキンと野菜のうまみがきいたすっきり醤油味。そんなことが蓋に書いてありますが、チキンと野菜のうまみというのがとても楽しみですね。
お湯を入れて３分、蓋を開けるとチキンエキスのとても良い香りが漂ってきました。この香りはまさにカップ麺の基本的な感じです。
早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープはチキンと野菜のエキスがしっかり詰まっているといった感じ。醤油の加減も丁度良いです。
具は肉、卵、長ネギの３種類。これだけあれば充分といったラインナップ。その味わいは小さくてもしっかりとしています。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや柔らかいといった感じもするのですがなんとなくコシも残っているような感じもする麺。まあまあの美味しさです。
シンプルな仕上がりの中にしっかりとした味わいがある一品。特にスープの懐かしさを感じる美味しさは印象に残りますね。本当に美味しかったです。
○ 「こくとろ チャーシュー らーめん しょうゆ味」（十勝新津製麺）
本格直火焼のこくとろチャーシューが目玉というカップ麺の登場。味は醤油味となっています。
ラーメンの具として代表的なものはもちろんチャーシュー。スープと同様にこの味がそのラーメンの美味しさを決めると言っても過言では無いと思います。
お湯を入れて４分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜ、レトルトの具と海苔を乗せて胡椒をかければ完成。本格的なラーメンが出来上がりました。
まずはスープを一口いただきます。コッテリとした口当たりのスープは熟成された醤油の味がしっかりとしておりとても美味しくなっています。
具はチャーシュー、メンマ、海苔、長ネギの４種類。特にチャーシューはレトルト具材ということでジューシーで本格的な味わいとなっておりメチャウマです。
麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした舌触りに加えてしっかりとしたコシの感じは生麺を思い出させるような感じ。とっても美味しい麺となっています。
とても美味しいチャーシューだけではなく、スープも麺もかなり本格的な一品。家にいながらラーメン店並の味が楽しめるという本格派のカップ麺です。
○ 「大人のスーパーカップ 豚旨搾り 濃コク醤油ラーメン」（エースコック）
美味しくてお腹も満足するスーパーカップよりも一段上をいく味わいの大人のスーパーカップから豚旨搾り濃コク醤油ラーメンの登場です。
このカップ麺のウリは何といってもレトルトの豚の背脂を採用しているということです。この背脂がどんな感じでスープに活かされているのかがとても楽しみですね。
お湯を入れて３分、２種類の液体スープを入れれば完成。熟成された醤油と背脂の甘い香りが混ざったとても心に響くような香りが漂ってきました。
早速、スープを一口いただきます。そもそもはあっさりめのスープなのですが、背脂が入ったことによりかなりコクが出てきてとても良い味わいとなっています。
具はチャーシュー、メンマ、長ネギの３種類。乾燥チャーシューなのですが、本格背脂が加わったスープと一緒にいただくと本格的なチャーシューの味わいとなります。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。スーパーカップということで量的にも満足なのですが、麺自体もスープの良いところがしっかりと絡まってとても良い感じです。
何といっても本格背脂が入っているスープがとても印象に残る一品。大人にしか解らない背脂の美味しさはまさに大人のスーパーカップにピッタリです。
○ 「香辛亭 黒胡椒 しょうゆラーメン」（サンヨー食品）
黒胡椒と醤油の刺激的な味わいと蓋に書いてあります。たしかに雰囲気はふつうのしょうゆラーメンとは違う雰囲気ですね。
そして、しょうゆラーメンに胡椒をかけるのはごく一般的なのですが、このカップ麺は黒胡椒が入っているとのこと。どのくらい刺激的なのか楽しみです。
お湯を入れて４分、蓋を開けて液体スープと特製スパイスを入れたら完成。黒胡椒の香りが漂ってきてかなり食欲をそそられましたね。
早速、スープを一口いただきます。意外とあっさりとしたスープに見た目よりも濃くない醤油の割合。そして、黒胡椒がちょうど良く混ざっているといった感じです。
具はメンマ、ワカメ、長ネギの３種類。かなりヘルシーなラインナップとなっており、その中でもワカメと長ネギの味わいは黒胡椒とピッタリです。
麺はノンフライのややちぢれ麺。やや細めの麺はツルツルとした舌触りに加えてモチモチとした食感があり、とても美味しくいただけます。
黒胡椒と醤油が持つそれぞれの美味しさが良い感じで表現された一品。そのピリッとした辛さは癖になりそうなくらいの美味しさです。
○ 「サッポロ一番 しょうゆ味 おもいっきり野菜」（サンヨー食品）
お馴染みのサッポロ一番しょうゆ味。袋麺もカップ麺も長きにわたって愛されていますが、リニューアルして再び登場しました。
ラーメンの具としてお馴染みなのはチャーシューとメンマと長ネギ。これだけだと栄養面でちょっとという方にこのカップ麺は良いかもしれませんね。
お湯を入れて３分、蓋を開けると醤油のとても良い香りと混ざって野菜の甘い香りが漂ってきました。本当に美味しそうです。
まずはスープを一口いただきます。チキンとポークをベースにしたあっさりとしたスープに醤油と野菜の旨みがしっかりと染みこんでいるといった感じです。
具はキャベツ、チンゲンサイ、ニンジン、コーンの４種類。特にキャベツとチンゲンサイはシャキシャキとした食感に加えて甘みもあって美味しいです。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや柔らかめの麺はスープがしっかりと染みこんでいるような味わいがあるので美味しくいただけます。
あっさりとしたスープにたっぷりの野菜が入っているのが印象的な一品。野菜をしっかりといただけるので子供にもお勧めのカップ麺です。
○ 「味わい麺屋 ワンタンとわかめの中華そば」（エースコック）
味わい麺屋。いかにも美味しそうなネーミングです。そんな味わい麺屋からワンタンとわかめの中華そばの登場です。
鶏ガラ風味と優しい味わいのすっきり醤油ラーメンです。といったことが蓋に書いてありました。鶏ガラ風味で優しいとははたしてどんな感じなのでしょうか。
お湯を入れて４分、蓋を開けて液体スープとスパイスを入れてよくかき混ぜれば完成。鶏ガラのとても食欲をそそる香りが漂ってきました。
早速、スープを一口いただきます。鶏ガラの効いたスープにほどよく醤油が混ざっておりとてもスッキリとした味わいになっていて美味しいですね。
具はワンタン、ワカメ、メンマ、長ネギの４種類。スッキリスープにピッタリのラインナップといった感じ。その中でもワンタンはモチモチしていて美味しいです。
麺はノンフライのややちぢれ麺。このスープにこの麺が馴染んでいるというような味わい。スッキリとスッキリを足すとこんなに美味しくなるのかという感じです。
スープ、麺そして具材の持ち味を損ねることなく美味しさを丁寧にまとめ上げたといった感じの一品。食べた後の清々しさは格別です。
○ 「チキンラーメン ビッグ ５０周年記念限定版」（日清）
すぐ美味しいすごく美味しいでお馴染みのチキンラーメン。そのチキンラーメンからインスタントラーメン発明５０周年記念限定版の登場です。
ラーメン好きとしてはインスタントラーメンを発明してくれたことにとても感謝しています。その感謝の気持ちを忘れずにお湯を注がせてもらいました。
３分後に蓋を派がして限定版特製の金のオイルを入れてよくかき混ぜれば完成。いつものチキンラーメンよりも少し焦げが加わった香りが漂ってきました。
まずはスープを一口いただきます。香り同様、通常よりも焦がしが加わったスープはとても味わい深くなったような感じがしてとても美味しいです。
具は肉、タマゴ、レッドベルペパー、長ネギの４種類。特に味付けされた肉とタマゴが絶妙な美味しさとなっています。彩りも抜群といった感じです。
麺はお馴染みのスナック麺タイプ。どんなに凄い製法の麺が出来てもチキンラーメンはこの麺じゃなくてはダメ。ずっとこの麺で通して欲しいものです。
５０周年という重みが詰まったとても美味しい一品。１００周年記念限定版がどんな感じになっているのか、今からとても楽しみにしています。
○ 「一平ちゃん 醤油味」（明星）
何かといろいろなアイデアで楽しませてくれる一平ちゃんシリーズ。今回は純粋な醤油味の登場です。
じっくり煮込んだ豚の旨み。そんなことがパッケージに書いてありました。美味しい醤油ラーメンはスープが命ということでこれは期待ができます。
お湯を入れて３分、蓋を開けてコクのたれを入れれば完成。芳醇な醤油の香りが漂ってきて食欲をそそられました。
早速、スープを一口いただきます。文字通り豚の出汁が効いているスープに醤油が良い感じで合わさっており、とても美味しくいただけます。
具はチャーシュー、タマゴ、メンマ、長ネギの４種類。シャキシャキとしたメンマも美味しいのですが、やはり噛めば噛むほど味が出るチャーシューが美味しいです。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや柔らかめの麺なのですが、スープの味がしっかりと染みこんでいるような感じとなっているので美味しいです。
豚の出汁と醤油のコラボレーションを純粋に楽しめる一品。特段の癖が無い味わいなので老若男女を問わずどなたでも美味しくいただけます。
○ 「でかまる がっつり野菜のしょうゆラーメン 背脂入り」（マルちゃん）
美味しくて腹一杯になるまで食べることが出来る「でかまる」から、がっつり野菜のしょうゆラーメン背脂入りが登場しました。
単なるしょうゆラーメンではなく野菜ががっつりはいっているとともに、コクのあるスープを醸し出す背脂も入っているとのこと。これは食べるのがとても楽しみです。
お湯を入れて３分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。背脂の甘さと芳醇な醤油の混ざった香りが漂ってきて食欲をそそられました。
早速、スープを一口いただきます。わりとあっさりとしたスープに背脂のちょっとした甘さが加わっているといった感じ。醤油の加減も丁度良いですね。
具は挽肉、キャベツ、モヤシ、長ネギの４種類。味付けされた挽肉も美味しいのですが、シャキシャキとしたキャベツとモヤシの食感がなんとも良い感じです。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや幅広の麺は柔らかめなのですが、スープとよく絡んでとても美味しくいただけ、量も満足するものとなっています。
あっさりとした味わいなのに背脂の美味しさも楽しめてしまう一品。背脂のくどさはちょっとという方でも美味しくいただけるカップ麺となっています。
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