(醤油 511~525)

○ 「チキンラーメン ガンバレ!受験生 ぽっかぽかジンジャー風味」(日清)


 すぐおいしい、すごくおいしいのフレーズでインスタントラーメンのパイオニアとしてもお馴染みのチキンラーメンからガンバレ!受験生バージョンの登場です。

 2013年の受験生を応援するということで2種類のテイストが出ましたが、今回はぽっかぽかジンジャー風味ということで、身体がポカポカと温まりそうな感じですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。チキンラーメンでお馴染みとなっているチキンエキスの香りだけではなく、ショウガ特有の香りも漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっていて直ぐにショウガの風味が口一杯に広がるような感じで後からチキンエキスの味わいがしてきます。

 具は鶏肉、タマゴ、レッドベルペパー、ショウガ、長ネギの5種類。鶏肉は小さめなのですが量的に結構入っていて、タマゴはショウガの風味によく合う甘さがあります。

 麺はチキンラーメンならではのスナック麺タイプとなっており、柔らかい中にも弾力感を感じることができチキンエキスの味わいだけでなくショウガの風味も染みてます。

 スープや麺に染みている生姜の風味だけでなく噛みしめると独特の風味が広がってくる生姜の具材も入っている一品。まさに最初から最後まで生姜づくしとなっています。



















○ 「旭川 醤油拉麺」(とかち麺工房)


 北海道の三大ラーメンといえば札幌の味噌ラーメン、函館の塩ラーメン、そして旭川の醤油ラーメンなのですが、今回は旭川のラーメンを忠実に再現した一杯の登場です。

 和が香る醤油味、豊かな風味。といったことが書いてありました。旭川ラーメンを世に広げた定番の味わいを改めて確認するためにいただくというのも良いと思いました。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてから、最後にレトルト具材を載せれば完成。鼻を近づけたら解るくらいの魚介の香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっていて、口に含んだ瞬間に魚介の風味が広がり、醤油の濃さはそれほどでもないので飲みやすいですね。

 具は豚肉、メンマ、長ネギの3種類といったオーソドックスなラインナップで、豚肉はレトルト具材なので脂身がジューシーで、味わいは本格的なものとなっていました。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りと抜群な弾力感というのを堪能することができ、北海道産小麦100%というのも嬉しくなってきます。

 スッキリといただける風味と味わいの良いスープと喉越しと食感の良さが特徴的な麺のコラボを楽しむことができる一品。とても食べやすい一杯となっていました。



















○ 「大粒 背脂 煮干醤油ラーメン」(エースコック)


 独特の風味と味わいでワンランク上の美味しさを演出してくれる背脂を心ゆくまで堪能することが出来そうな一杯が登場。その名も大粒背脂煮干醤油ラーメンです。

 とろける背脂の甘み余韻の残る深いコクといったことが書いてありましたが、背脂だけではなく煮干しの風味も加わっているとのこと。ダブルの風味の良さも楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。背脂特有の甘めの香りが漂ってくるとともに、具材のような存在感のある背脂が現れました。

 早速、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりで背脂の旨みと甘さが口一杯に広がるのですが、スープ自体は煮干しの風味があるのでサッパリとしています。

 具はチャーシュー、モヤシ、背脂、唐辛子、長ネギの5種類となっており、チャーシューは薄めの味付けで噛むほどに肉の旨みがあり背脂はジューシーな旨みがあります。

 麺はノンフライで平型のちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと柔らかめの食感ということですが、スープがよく絡むので背脂の風味を何時でも楽しめる感じですね。

 大粒の背脂なのでコクと旨みをしっかりと堪能できますが、それでいてスッキリとしたスープを楽しむことが出来る一品。風格が漂っている一杯となっていました。


















○ 「スープが旨い。 醤油ラーメン タイヘイ株式会社丸大豆醤油を使用」(サンヨー食品)


 サークルケーサンクスとサンヨー食品のコラボ企画であるスープが旨いシリーズなのですが、スープが旨い!ではなくスープが旨い。と言いきって登場しました。

 150年の風雪をくぐり抜けた大きな木桶によって造られたタイヘイ株式会社の丸大豆醤油を使用しているスープということで、どんな味わいなのかとても楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をほぐしてから特製スープと液体スープを入れてよくかき混ぜてから最後に焼き海苔を添えれば完成。魚介のちょっとした香りがします。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、香り以上に魚介の風味をハッキリと確認することができ、醤油の上品な味わいを楽しめます。

 具はナルト、メンマ、焼き海苔、長ネギの4種類となっており、ナルトは大きくてモチモチとした食感と魚肉の味わいを楽しむことができ焼き海苔は風味が良い感じです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、ツルツルとした舌触りで少し細めの麺なのですが喉越しの良さを感じるくらいに芯の強さがあり、タマゴの風味があります。

 魚介だしが利いていて醤油の旨みを堪能することができるスープと食感豊かな麺のコラボを楽しむことができる一品。スープが旨いと言い切れる味わいとなっていました。



















○ 「池袋大勝軒 こころの中華そば 山岸氏こころのスパイス付き」(エースコック)


 既に伝説のラーメン店と言っても過言ではなく、これまでも数多くのカップ麺を登場させている池袋大勝軒からこころの中華そば山岸氏こころのスパイス付きの登場です。

 感謝のこころでひたむきに作り続けた積み重ねの味です。といった山岸氏の言葉が書かれていました。たった一杯の味に込められた気持ちというのが伝わってきました。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜてからスパイスをかければ完成。中華そばならではのメンマと鶏だしの香りに加えて魚介の風味もしてきます。

 早速、スープを一口いただきます。普通の中華そばとは違うと感じるくらいにいろいろな旨みが詰まっているというのがよく解り、スパイスの存在感は心地良いですね。

 具はチャーシュー、ナルト、メンマ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは薄めの味付けで噛みしめると肉の味わいがあり、ナルトはタップリと入っていました。

 麺はスナック麺タイプを分厚くしたような感じで、コシの強さがあるので喉越しの良さを楽しむことができ、麺そのものにスープに近い味付けがされていて美味しいです。

 どこから食べても中華そばの奥のある旨さを感じることができる一品。こころのスパイスが加わることによってキレのある辛さとなりますが旨みもアップしました。



















○ 「マルタイカップラーメン メモリアルキャンペーン」(マルタイ)


 棒ラーメンが長きに渡って愛され続けている味のマルタイからカップラーメンも出ていますが、今回は新工場落成を記念してメモリアルキャンペーンとなって登場です。

 メモリアルマルタイカップに付いている応募券で応募するとクオカード500円分が当たるかもしれないとのこと。一方で中身の方はどんな感じなのか気になりますね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。チキンエキスの風味だけではなく魚介系の風味も加わっているのもしっかりと伝わってきました。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりと調味油の滑らかさが絶妙に合わさっており、魚介の風味の良さとホタテの旨みが染みていて美味しいです。

 具はエビ、タマゴ、カマボコ、脂身、長ネギの5種類となっており、エビの旨みやカマボコの華やかさも良いのですが、脂身が入っているのが特徴で滑らかな食感です。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち柔らかめとなっていますが、麺そのものに味付けがなされているので、噛みしめるほどに味が染み出てきます。

 風味と味わいを堪能することができるスープと彩り豊かな具材が印象に残るような一品。あとは応募してクオカードが当たることをただただ祈るだけとなりました。




















○ 「佐野実 限定 醤油らあ麺」(明星)


 人気ラーメン店ブームの火付け役といっても過言ではない支那そばや店主の佐野実氏。その佐野実氏の限定らあ麺シリーズの第三弾として醤油味が登場しました。

 味噌、塩ときて最後に醤油が来るとは思いませんでした。知床羅臼産鮭節を使ったこだわりのスープも含め、全体的な仕上がりがどんな感じになってるのか楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。鮭をはじめとした魚介の風味がしてくるとともに、スッキリとしていそうなスープが現れました。

 まずは、スープを一口いただきます。口あたりはスッキリとしていても出汁がしっかりと染みているのがよく解る味わいで、塩気がハッキリしていても飲みやすいです。

 具はチャーシュー、タマゴ、メンマ、唐辛子、長ネギの5種類となっており、チャーシューは甘めのタレで味付けされていて、メンマは独特な食感と風味を楽しめます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りがあって外側が柔らかめで中はモチモチとした食感があり、ちょっとした卵の風味があるので美味しいです。

 鮭と鰹が合わさった風味の良さとしっかりとした味付けがなされているスープが心に残るような一品。メンマがタップリとはいっているのも特徴的となっています。





















○ 「尾道ラーメン 醤油味スープ」(マルちゃん)


 地域限定で販売されているカップ麺が多々ありますが、今回は中国地方とその周辺で限定販売されているカップ麺として尾道ラーメン醤油味スープの登場です。

 鶏ガラと豚のげんこつに小魚のダシを効かせ、豚の背脂でコクをだした醤油味スープといったことが書いてありました。美味しいところ取りの一杯といった感じがします。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。慣れ親しんだ中華そばのような香りの中にうっすらと魚介風味が合わさっているようですね。

 早速、スープを一口いただきます。真っ先に魚介の風味が口一杯に広がり、鶏ガラの旨みと豚の風味が追いかけてくる感じで、醤油の旨みもちょうど良い味わいでした。

 具はチャーシュー、挽肉、メンマ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは大きくて厚みがあるだけでなく本格的な肉の旨みを感じられる美味しさとなっています。

 麺はノーマルタイプのちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとしっかりとした弾力があるので喉越しの良さが抜群で、麺そのものに味付けされているので美味しいです。

 いろいろな味わいがビッチリと詰まっているスープとなかなか出会うことがない本格チャーシューが印象的な一品。一度は味わうべきスープの旨さは格別でした。

















○ 「凄麺 東京・神田 栄屋ミルクホール 東京下町の醤油ラーメン」(ヤマダイ)


 独自製法のノンフライ麺で本格的な美味しさと食感を届けてくれることでお馴染みとなっている凄麺シリーズから、栄屋ミルクホールの東京下町の醤油ラーメンです。

 昭和20年創業といった昭和のノスタルジックな感じがビシビシと伝わってきます。ここまで長きに渡って愛され続けている美味しさとはどんな感じなのか楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてさらにかき混ぜ、レトルト具材を乗せれば完成。昔から親しんでいる良い香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっていて、鶏ガラ主体の出汁と醤油が合わさった旨さというのを素直に楽しめる味わいとなっていました。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギといったオーソドックスなラインナップで、チャーシューはレトルト具材なので脂身のジューシーさと肉本来の旨みが伝わってきます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、ツルツルとしたしたざわりとしっかりとした芯の強さがあるので喉越しがよく、淡白な味わいなのでスープの味が活きます。

 あっさりとした味わいなのに深さと懐かしさを感じることができるスープが魅力的な一品。どんどんどんどん飲みたくなるスープの旨さはかなりの美味しさです。


















○ 「ディズニー しょうゆ味ラーメン シュシュ付き」(サンヨー食品)


 Cup Fan!!春限定ということで今やお馴染みになりつつあるディズニーとのタイアップなのですが、今回はディズニーキャラクターオリジナルシュシュ付きです。

 まずはしょうゆ味ラーメンということですが、ピンクのカップと同様にピンクのシュシュが付いています。これが無ければいったい1個いくらなのかと疑問を生じますね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。昔からよく嗅いでいる醤油味のインスタントラーメンのような香りがしてきて華やかな具材が目の前に現れました。

 まずは、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっていて、チキンエキスの味わいはするもののあっさりとした味付けなので、とても飲みやすいですね。

 具はキャベツ、タマゴ、カマボコ、あられの4種類となっており、カマボコはさくらの形をしたものだけでなく、キャラクターのデザインが入っているものもありました。

 麺はスナック麺タイプとなっているのでとても柔らかく、どちらかといえば細いのですすりやすいのですが、なにせボリュームが少ないので男には物足りないと思います。

 懐かしさを感じることができるスープの味わいと具材の彩りの良さが印象的な一品。お弁当のお供やご飯の味噌汁代わりにうってつけの大きさとなっています。

















○ 「京都北白川 ラーメン 魁力屋 背脂醤油ラーメン」(サンヨー食品)


 2012京都九条ねぎラーメンバトルで売上第1位を獲得した一杯が忠実に再現されて登場。その名も京都北白川のラーメン魁力屋の背脂醤油ラーメンです。

 忠実に再現されているはずなのですが、蓋に気になる文章を発見。本商品は、九条ねぎを使用しておりません。ということで少しモチベーションが下がってしまいました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから2つの液体スープを入れてしっかりとかき混ぜれば完成。背脂ならではの甘みを感じるような香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。思っていたよりもサッパリとした口当たりで背脂の風味が口一杯に広がるとともに、濃いめの醤油の味わいを楽しむことができます。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、書いてあるとおりネギは九条ねぎではなく普通のネギでチャーシューは薄めなのですが噛むと味わい深いです。

 麺は細めのややちぢれ麺となっていて、油揚げ麺なのかノンフライなのかよく解りませんがサッパリとした口当たりで、芯の強さがしっかりしていて喉越しが良いです。

 背脂の風味と旨みを感じることができるスープとコシの強さが抜群の麺の組み合わせを堪能することができる一品。今度は九条ねぎを入れていただきたいものです。


















○ 「旅麺 東京荻窪 醤油ラーメン」(サンヨー食品)


 旅をしながらご当地ラーメンを食べ歩いているような気分になることができる旅麺シリーズから東京を代表するご当地ラーメンの一つである荻窪醤油ラーメンの登場です。

 風味豊かな醤油と鰹や煮干しが香るすっきりスープといったことが書いてありました。東京荻窪ラーメンならではのスープとなっていそうですがどんな仕上がりなのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。チキンエキスの香りよりも魚介の香りの方が強い感じでスッキリとしている雰囲気があります。

 早速、スープを一口いただきます。すんなり入ってくるくらいにスッキリとしていて魚介だしの風味が口一杯に広がるとともに醤油の控えめな味わいを楽しめる感じです。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、チャーシューは柔らかい食感があって薄めの味付けとなっているのでよく噛まないと味わいがよく解りません。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、どちらかとえいば細めということでとてもすすりやすく適度な柔らかさとスープがよく絡むのでまあまあ美味しいです。

 すっきりとしているのに味わいと風味があるスープと中細麺の組み合わせを堪能することができる一品。スープはとても飲みやすいのでがぶがぶ飲めてしまいます。




















○ 「GooTa 縦型 厚切角煮麺」(日清)


 これ以上ないといったくらいに贅沢な一杯を届けてくれたGooTaなのですが、今度は縦型カップとして生まれ変わりました。記念すべき最初の一杯は厚切角煮麺です。

 とにかく、厚切りの角煮を全面的に推しているのがひしひしと伝わってきますが、カップ麺の具材としてどのくらい本格的な角煮の味わいになっているのか楽しみですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて仕上げ油を入れてよくかき混ぜれば完成。豚脂と醤油が合わさった香りがしてくるとともに、大きな角煮が現れるので食欲をそそられます。

 まずは、スープを一口いただきます。口に入った瞬間に豚脂の風味が広がってきて直ぐに醤油のハッキリとした味わいがしてくる感じで基本的に癖が無く飲みやすいです。

 具は角煮、タマネギ、長ネギの3種類となっており、目玉の角煮はとにかく分厚いので食べごたえがあり、食感は本物よりもフワフワとしていて濃いめの味付けでした。

 麺はノンフライのストレート麺となっており、滑らかな舌触りで芯の強さとモチモチ感を兼ね備えているのに加えて卵の風味もしてくるので生麺に近い感じとなってます。

 分厚くて食べ応えがあるだけではなくより一層本物に近づいた角煮を堪能することができる一品。角煮が入っているだけで贅沢な気分を味わえる一杯になってました。




















○ 「東京都北千住名店の味 牛骨らぁ麺 マタドール 牛骨らぁ麺醤油味」(とかち麺工房)


 全国各地の有名店の味を店主監修の下で忠実に再現していることでお馴染みとなっている名店の味シリーズから北千住名店の味としてマタドールの牛骨らぁ麺の登場です。

 江戸っ子が昔から好んでいただいたラーメンといえば鶏がらスープの醤油味だったのですが、あえて牛骨で攻めるということはよほど味に自信があるのかなと思いました。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてからレトルト具材を入れてさらに調味油を入れて味が偏らないようにしっかりとかき混ぜれば完成です。

 早速、スープを一口いただきます。程良い脂分なので口当たりが良く、すすった瞬間に牛骨の風味の良さが口一杯に広がり、タマネギの甘みというのも感じられました。

 具は牛肉、長ネギの2種類となっていますが、牛肉はレトルト具材ということで、本格的な食感と脂身のジューシーさがあるとともに甘めの味わいとなっていました。

 麺はとかち麺工房ならではの氷結乾燥ノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りとしっかりとした食感があるだけでなく気持ち細めなので牛骨の風味がよく絡みます。

 見た目は東京ならではのすっきり醤油ラーメンなのですが牛骨の風味の良さと牛肉の本格的な味わいを楽しめるような一品。東京ラーメンの新しいスタイルだと感じます。




















○ 「十勝 醤油味ラーメン」(とかち麺工房)


 創業昭和3年と長きに渡って愛され続けているとかち麺工房から地元ならではの美味しさを詰め込んだカップ麺が登場しました。その名も十勝醤油味ラーメンです。

 北海道産小麦100%の麺だけではなく北海道で醸造された醤油を使っているといったこだわりが嬉しいです。北海道民としてこれ以上無い一杯になっていそうですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜれば完成。煮干しと醤油が合わさった香りを強く感じるとともに、メンマの香りもしてくる感じです。

 早速、スープを一口いただきます。ラードが多めなので滑らかな口当たりで熱めとなっており、醤油のハッキリとした味わいと魚介の風味が口一杯に広がってきました。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、チャーシューは薄めの味付けなのですがスープと一緒にいただくと美味しさがアップする感じとなっています。

 麺はとかち麺工房ならではの氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りとガッチリとした歯ごたえがあるくらいに硬いので、喉越しの良さは抜群です。

 醤油のしっかりとした味わいと魚介の風味が染みているスープと食感がとても良い麺のコラボを堪能することができる一品。北海道の味わいが凝縮されている一杯です。

















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