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リンゴ(4)
リンゴ(4)
マルチン・ルターの言葉で無くとも、ボクは林檎に未来を感じている。「明日、世界が滅びようとも、私は林檎の木を植える」という彼の希望に満ちた言葉に賛同しない人は居ないだろうが、その言葉を知らなかった頃からボクは林檎に何か期待するものがあった。それは「朝の林檎は金の林檎」と口癖の様に言って居た母の言葉の影響があったのだろう。林檎という果物にどの様な栄養価があるのか知らなくとも元々好きな果物だったから素直に受け入れ信じる事が出来たのだと想うのだ。アップル・パイや林檎ジャムもイチゴと同様好きだった。ショートケーキに乗ったイチゴやパンの中に入っているジャム・パンもよく食べた。子供なら誰もが経験し、大人になっても脳裏に残っている懐かしい記憶である。その素朴な味わいは、昭和のレトロな時代を想い返せる。
しかし、レトロを懐かしみはするが我々は激動の現在を生きているのである。うかうかとしていれば平気で領土を侵犯されて実効支配されてしまう情勢である。表向きは単純な貿易関税の撤廃と謳ってはいるが、別に隠された目的の条約を締結されられそうになっている時である。馬鹿な政府は自分達の政治家としての地位を脅かされない為だけにアメリカの言いなりになろうとしている。マニフェストなぞ単なる宣伝ビラ程度にしか考えていない党に国民は不信感を募らせ早く総選挙をするよう迫っている。それなのにマスコミは馬鹿な政府を延命させる報道ばかりして政府批判の市民運動が盛り上がっている事なぞ少しも報道しない。そんなマスコミに嫌気がさしてボクはもう新聞を取るのを止めた。お蔭で古新聞が溜まって処置に困る事も無く成った。
ボクが新聞を読まなくなったのはもう数年も前からの事になるが、家人はそれでもと続けて来たのだったのに、こうも露骨にマスコミが嘘や報道拒否を平気でやる事に気がついて今年の春から止めたのだった。単純に新聞代が浮いたと喜んでいる妻ではない。怒っているのだ。政治に鈍い妻でさえ感じている時代の激変を何時までも騙せ応せると思って居座って居る新聞社やテレビ局のマスコミは、かつて青森ナンバーのトラックで林檎を売りに来た連中と何等変わらないのである。情報を操作する特権を持っていると勘違いしている古い体質は、レトロの懐かしさを守るどころか潰しにかかっている事に気がつかないのだ。精々タブロイド紙の赤新聞に成り下がって臍を噛むが良い。新聞と言う巨大な組織が今まさに崩壊しようとしている時代なのだ。
自分の命の延命工作は何も新聞社やテレビ局だけでは無い。代表的なのはアメリカのドルがデフォルトに成り掛けているという事だ。自分の延命の為に対抗馬であるユーロを潰す事こそ正しいやり方だと切磋琢磨しているのである。国民の三分の一が公務員であるギリシャの、それこそ国家を喰い物にしている連中を何とかしない限り財政赤字と産業の復興が望めないギリシャに明日は無いと言われている。それを逆手にとってイギリスとアメリカは更にユーロに揺さぶりを掛け、ドイツとフランスは已む無くギリシャ国債を半分棒引きにする援助・支援をする事で何とか保っているヨーロッパ経済も、次はイタリ―の不良経済が待ち受け、更にはポリトガルやスペインと控えているだけにドルの崩壊を遅らせる口実には事欠かない。しかし、やがてBRIC諸国の勃興で世界経済は様変わりするだろう。
そういう近未来の状況が素人でも読める時に、日本は何をしているのだろうというのが大方の日本国民の心配であり不気味な憂愁なのである。そこに東北大震災の爪跡と福島原発の処理不能内閣が明後日の方向を向いている訳だ。ボクでなくともぼやきたくなると言うものだ。せめて林檎でもかじって元気を奮い立たせるしか無いのだろうか。甘酸っぱい林檎の味が口中に広がる中で、リンゴの唄を口づさむレトロな親父の愚痴は、やがては若者の言葉として「頑張ろう!」という声に変わっていくと信じたい。「今時の若者は・・・」と愚痴る老化現象のひどい年寄りも居るが、現実には大いに国を憂えて立ち上がろうとしている若者も多く居る。その底力をボクは信じたいのだ。決して弱り目に祟り目では終わらないのが大和魂というものだ。悲観ではなく物事は明るく考える事だ。
ふと戦後の復興期に口ずさんだ美空ひばりの「リンゴ追分」が浮かんで来る。青年時代、遊び回っていた頃、京都のプライベートなナイトクラブの会員になっていて、其処へで美空ひばりが遊びに来た事があった。彼女がステージに立って「皆さん、一緒に歌いましょうヨ」と歌いだしたのは「リンゴ追分」ならぬジャズ・スタンダード・ナンバーだった。その歌謡曲的節廻しにうんざりしてボクは思わず仰け反っていまった。ひばりは演歌でこそ似合う歌手だった。さんざんNHKに無視され苛められた歌手だったが、亡くなると手の平を返した様に「ひばり特集」を組むという無節操な放送局である事を露呈してしまった。天性の才能が半分外国人というハンディキャップから来るものなのか、それとも民族特有の歌の上手さから来るものなのか分からないまま、天才も昔の人となり「リンゴ追分」も久しく聴かれなくなった。(つづく)
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