☆子育てコミュニケーションワークショップ NO.2☆
当日の内容 |
★全体の流れ ・強みとは? ・短所を長所に ・自分の強みを認めると… ・強み探しのワーク ・まとめ 【1】自己紹介 お名前、家族構成、今の気持をお聞きしました。 みなさま似たような家族構成で、共感がもてそうな予感とともにスタート。 今の気持ちは、 弱み、短所をたくさん思つきそう、 自分のことはなかなかゆっくり考えたことがない、 などのお声が多かったようです。 【2】強みとは? 長所、短所、のように良い悪いではない、「その人の特徴、らしさ。」 反対の「弱み」には特に注目しない。 なぜ、良い悪い、弱み、という見方をしないのか? 1. 長所も行き過ぎたら短所になりうる。境目は曖昧。 例:貴重面さは長所だろうけれど、行き過ぎたら微妙…。 2. 人、状況によって、良い悪いの判断は変わる。 例:行き過ぎた几帳面さも、精密機器の設計には役に立つ! 自分は「何て几帳面なの?!」と思っても、 別の人は「何て大雑把なの?」と思うかも。 3. 弱みを考えるのはつまらない! 自分ってダメだ、ここがなければ…、これさえあれば…、 と考えるのはつまらない。エネルギーが下がる。 ネガティブな考えはお荷物。せっかく上昇しようとしても、 荷物が重いと上がれない。 そんな荷物はすててしまおう。弱みは考えなくてよし! 【3】短所を長所に 例えば私は、とてつもなく飽きっぽい! これを短所と捉えたら、克服しなきゃ、どうにかしなきゃ、と思って、 努力するかもしれないが、それはとても辛い作業。 頑張って努力しても、マイナス(短所)がなくなってゼロになるだけのこと。 「飽きっぽい」の見方を変えて、強みとして捉えたらどうなるか。 違う表現を出してもらう ⇒ 「好奇心旺盛」 「切り替えが早い」 いきなり「長所」に見えてきた! この自分のいいところを活かすにはどうするか?と考えられる。 短所として捉えると、せっかくの自分の特徴を無くす方向になってしまう。 強みとして捉えると、すでに持っている力をもっと活かせるようになる。 ・参加者の例を取り上げて、ミニディスカッション。 【4】自分の強みを認めると、周りへの影響はどうなるか? 自分を認められない人は、人をも認められない。 いつもネガティブな視点の人は、人に対しても、ネガティブなところに目が行く。 逆にポジティブな人は、いいところに目が行く。 自分の強みをしっかり確認して把握していると、 相手の強みは何か、自分とは切り離して見つけられる。 親が自分の得意分野、感覚、価値観などを子どもに押し付けず、 子ども本人の強みをきちんと捉えられるようになる。 また、自信がない親は、子どもに何かしらの問題が起きた時に、 自分のせいにしたり、その子自身を否定するような気持になりがち。 自信を持っていると、問題は問題として扱うが、それ以外の部分で 子どもの良さをきちんと認められる心の余裕が持てる。 ・質問受け付け 【5】強み探しのワーク 1.小学校時代の自分 好きだった遊び・教科、クラブや委員会活動、 将来の夢、誉められて嬉しかったこと、などを書き出す。 ペアになって、自分が書いたことを発表。 聞いている側は、気付いた事、感想を伝える。 2.成功体験、ピンチを乗り越えた経験。そのヒケツ。 再びペアになって発表と、フィードバック。 3.自分にしっくり来る言葉選び。 新規 - 既存 深める - 広める 少数 - 多数 抽象的 - 具体的 リーダー - サポーター などなど、18項目。 ペアになり、選ばれた言葉を観察して、どんな状況で 相手の強みが活かせるか、どんな職業があってそうなど、 気づいたことを伝える。 4.自分の強みを30個書き出す! その中で特に気に入ったものを3個発表。 (残念ながらこれは時間の関係で出来ませんでした…。) 【5】感想を頂いて終了! ・楽しかった。3.のワークがすごかった! ・いろいろな思いが混乱状態。言葉にならない…!新しい自分に出会った気がする。 ・自分がこうなりたいと思っていたことが、実はそうでもないというのが見えてきた。 ・つらい過去の出来事も、今話してみるとたいしたことではなかった。 ・消化できていない過去の出来事を消化していきたい。 そうすることで、すっきりするし、子どもへの対応も変わりそう。 最後にアンケートをお願いして、お開きといたしました。 ありがとうございました。 |
【こんな声をいただきました・終了後のアンケートから・】 ・ずっと「自分」が分からなかったので、来た時はナーバスでしたが、 終わってみたら、「短所もマイナスではない」ということを感じています。 すごくハッピーな気持になりました。 ・他の人の話を聞けてよかった。自分が広がる感じがしました。 ・自分のことを言葉にすることで、考えがはっきりと形になりました。 ・人に聴いてもらうことで気持ちを共有してもらった気がします。 ・自分の強みを3つ発表できなかったのが残念でした。 ・もっと対話の時間が欲しかったです。 ・自分について考えることがなかったので、じっくり考え、もっと向上しようと思いました。 ・強みは、些細なことでも考えたら結構いろいろあって自信が出てきた。 |