大岡川プロムナードの夜桜まで時間があるので、ちょっと散策です。やはりここは「弘明寺」に行かなくては・・
弘岡橋あたりから一方通行の路地に入ります。そこを進むと、このポイントに出てきます。弘明寺の直下です。
「瑞應山」の額が掛かる仁王門です。弘明寺は正確に言うと瑞應山蓮華院といい、高野山真言宗のお寺です。721年にインドの善無畏三蔵法師により開設、と寺伝にあるそうです。三蔵法師といっても西遊記に出てくる「玄奘三蔵」とは別ですのでご注意を!(三蔵法師とは、「大蔵経」 という経典があり、「経蔵」、「律蔵」、「論蔵」 の三部門に分かれていて、このすべてに精通している僧のことを指します)
仁王像は鎌倉時代の仏師、運慶の作と言われていますが真偽のほどはさておいて、確かに力強さを感じますね。
江戸時代になると、坂東三十三箇所観音霊場の十四番札所として民衆の信仰を集めました。本尊は鉈彫りの十一面観音像で、平安時代のもので行基作とも言われています。丁度、鎌倉の「杉本寺」と重なる感じですね。
秘仏である大聖歓喜天を祭る大聖歓喜堂の裏手は、すぐ弘明寺駅です。一時は広大な寺領をもっていた弘明寺ですが、現在の弘明寺公園や弘明寺駅あたり、そのほかも手放し、昔の2割ほどの面積になっているとか・・・。
鐘楼の向こうにはランドマークが見えます。大昔、除夜の鐘を聞きに来たことがあったなぁ・・・・・。
門前町というのが歴然とわかりますね。商店街は鎌倉街道まで続きます。昔ながらの和菓子屋とか色々あります。しかも活気があるんですね。かえって大規模店舗のほうが寂れて居たなぁ。
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