さて、それでは接着に入ります。まずブランクにマスキングテープを2箇所に分けて巻きます。ブランクにウッドスペーサーがギリギリはいるくらいの太さになるまで巻きます。
2液式のエポキシ接着剤でリールフット・キャップとコルクリング、ウッドスペーサーなどを接着していきます。僕が使っている接着剤は「Flex Coat Rod Builder's Glue」です。硬化に時間が掛かるので、アルミ板で混合してから、ライターで炙って加熱して、硬化時間を短縮しています。はみ出した接着剤は拭き取っておきます。
とりあえず、ガイド位置とリールフット位置を合わせます。
リールシート&グリップ接着用冶具です。木片とボルトとナット、蝶ネジで出来るので、一つあると便利です。これで固定します。
固定した後に、再度ウッドスペーサーの向きをチェックします。リールをつけたほうがわかり易いですね。
接着が終わりました。ほぼ2時間で加工できる程度まで硬化しました。
接着部分のクローズアップです。この段差を削っていきます。
まずはルーターで荒削りです。棒ヤスリなどでもOKです。ただ、グリップを傷つけないように、マスキングしたほうがいいでしょう。
各種ヤスリ、紙やすりなどで仕上げていきます。細く切ってグリップに巻きつけ、回転させて仕上げていきます。
完成しました。ファイティングバット部は接着してありません。僕の場合、コルクグリップはあまり長く作りません。このロッドで14cmです。ファイティング・バットが4cmです。ここまでで、所要時間4時間ほどです。昔は、コルクの削りだしもモーターで回転させていたのでもっと楽でしたけど、今はそうも行かないので大変です。まぁ、仕事でやっている時は、時間は短縮できるほうが効率的でしたからねぇ。
やってみようかなぁ・・と思った方へ、是非やってみてください。力でやると壊すということさえ忘れなければ、難しくは無いはずです。
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