国道20号線の相模湖駅前よりやや八王子方面に向かうと「小原の郷」という施設があります。いつもは夜中にこの前を通るので寄った事はありませんでした。今回初めて寄ってみました。
7-11の正面にあります。旧清水家住宅が小原宿本陣になります。
立派な門構えの中には、入母屋カブト造りの母屋がありました。舞岡や富士吉田の古民家とは異なり移築された物では無いようです。
実際に居住に使われていたことなどから各時代の調度品が混在します。
殿様が泊まった部屋が左の奥の間です。襖絵が見事ですね。天井も一段高く作られています。
その正面には庭園がありました。そもそも「本陣」とは、江戸時代に大名などの「士」クラスの宿泊場所で名主などの家が指名されたそうです。普通の宿とは全く別のものです。
台所です。さすがに江戸時代・・ではありません。かまどに「三宝かまど」の文字が見れますが製造元なのでしょうね。そのメーカー名もかなり凝っています。「三宝」とは仏・法・僧の事を指し、その守り神が「荒神」になります。荒神は「竈神」として台所に祀られる・・というあたりがメーカー名になっているようで、良く考えたブランド名ですな。
2階に上がると養蚕が行われていたのでしょうか、広い空間がありました。煤けた梁が歴史を物語ります。
破風が飾ってありました。手の込んだ彫り物が施されてあります。
丁度、この場所にあったものなのでしょうか?
何処の管理下にあるものなのかは分かりませんが、折角の展示がでたらめに感じました。欲張って展示物を並べすぎのように思います。それと、古びて錆の出たトタン張りの屋根はねぇ・・・・・・・。オリジナルの茅葺に戻したら重厚さも戻るでしょうに。
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