14イギリス3



2014.12.25


イギリス旅行記(50)☆ ロンドン・ピカデリーサーカス





(2014年8月4日撮影)

久しぶりになりますが
この夏訪れたイギリス旅行から・・・

前回ご紹介したキューガーデンから
ロンドンへ到着。

エジンバラからスタートした旅も
いよいよ、最終訪問地 ロンドンです。

このカーブした街の形が良いですね。





(2014年8月4日撮影)

はい、此処はかの有名な
ピカデリーサーカス。

サーカスと言っても象さんの曲芸や
熊さんの玉乗りが見れるわけではありません。

さしずめ東京なら銀座?





(2014年8月4日撮影)

さすがロンドン、それまでの
イギリスって人口が少ないの?と思わせる、
のんびりしたカントリーサイドから一変(*^-^)

人が大勢あるいています。
もっとも、観光客が多いのかも。




(2014年8月4日撮影)


ご多分にもれず
8月初旬ですから
バーゲンシーズンでもありますね。

でもポンドはとても高く感じ
お買い物欲求は殆ど起きませんでした。

今では円安も益々進みましたから・・・
日本人がイギリスで暮らすのは
タイヘンでしょうね。





(2014年8月4日撮影)

ランチをとって、その後はロンドンでお目当ての
ナショナルギャラリーへ

足取りも軽く、ワクワク♪





2014.12.26


イギリス旅行記(51)☆ロンドン・ナショナルギャラリー:レオナルド・ダ・ヴィンチ





(2014年8月4日撮影)

夏に訪れた
ロンドン、ナショナルギャラリー。
つまり、国立美術館ですね!

さすがに、立派な外観!






(2014年8月4日撮影)

中に入っても驚きはつづきます。

天上も高く、階段で上へ上へと
手招きしているようなアプローチです。

この建物自体が、アートですね。

壁面も美しく!
印象的な色合いです。






(2014年8月4日撮影)

先ずは大好きな!
レオナルド・ダ・ヴィンチの
「聖母子と聖アンナと洗礼者ヨハネ」

1507年頃描かれた素描なので、
痛みやすいのでしょうね。
このコーナーだけ、
かなり照明を落として展示。

でもダ・ヴィンチの魅力は
薄暗い中から、自然に
浮かび上がってくるのでした。






(2014年8月4日撮影)

こちらも、ダ・ヴィンチの
「岩窟の聖母」1508年ごろの作品。

世界の創世期を思わせる風景描写は
レオナルドの自然への深い関心の表れ。

聖母の表情は、
どこかモナリザの微笑を彷彿とさせます。






(2014年8月4日撮影)

そして、こちらはボッティチェリの
「ヴィーナスとマルス」(1485年頃)

高さ69.2センチ、幅173.4センチと
かなり幅広の絵です。

古代神話を主題にした作品で
まどろむ軍神マルスを見つめる
愛と美の女神ヴィーナス。

新婚夫妻の寝室を飾る
装飾画だったと推測されます。


*************

(今日から数日間、孫達が泊まりにくるので
皆様のところへは、少しの間伺えません。
年末には。正月花レッスンも終わって
ゆっくり伺えると思います。どうぞよろしく)







2014.12.30


イギリス旅行記(52)☆ロンドン・ナショナルギャラリー:フェルメール





(2014年8月4日撮影)


また行きたかった所は、フェルメールの
「ヴァージナルの前に立つ女」

ロンドン・ナショナルギャラリーでは
大好きなフェルメールに会いました。

市民の暮らしの一場面を
詩情あるタッチで描いたフェルメール。

画中画のキューピッドが持つカードは
「貞節」を意味するなど、
寓意に満ちています。

女性が奏でているのは
ハープシコードの一種でヴァージナル。






(2014年8月4日撮影)

こちらは、
「ヴァージナルの前に座る女」

ヴァージナルを
座って奏でています。
画家最晩年の作品。
無造作に画かれた壁の額縁が
力の衰えを物語っていると、
言われています。

この年(1675年)の終わり、
フェルメールは43年の生涯をとじます。






(2014年8月4日撮影)

こちらは、17世紀
スペイン宮廷画家ベラスケスの
「鏡を見るヴィーナス」

厳格なカソリックの国スペインでは
裸婦のヴィーナスを描くことは叶わず、

ようやく機会を得たのは、
50歳代に再訪したイタリア。

誰も描かなかったヴィーナスの背中、
そして鏡に映ったこちらからは見えない顔。

画家が残した官能的な唯一の裸婦像は
1世紀半後にゴラや描いた
「裸のマヤ」と共に、宰相ゴドイの
秘密の部屋に飾られていたといいます。






2014.12.31


イギリス旅行記(53)☆ロンドン・ナショナルギャラリー:ゴッホ「ひまわり」






(2014年8月4日撮影)

昨日に引き続いて、
珠玉のコレクションで人々を魅了する
ロンドンナショナルギャラリー。

エントランスロビー中央にある重厚な階段が、
その先に巡る美の世界への期待を高めてくれます。





(2014年8月4日撮影)

ドーム型の天上から降り注ぐ光、
ドームの支柱や装飾にも風格を感じます。






(2014年8月4日撮影)

今日ご紹介するのは、
日本にもファンが多いゴッホ。

もちろん、私もそのひとり。(*^-^)

このゴッホのひまわりは、いつも沢山の人で
二重三重に人垣ができるほどの人気だそうで、
私が訪れたときも、大勢の人が鑑賞中。

美術ジャーナリストの朽木ゆり子さんによると、
ゴッホの11枚のひまわりの絵の中でも
世界で一番人気がある<ひまわり>とか。

ゴッホの11枚のひまわりのなかで
4番目に描かれ、
それまでのブルーグリーンの背景から
15本のひまわりが黄色の背景と共に
全部黄色という
インパクトのある絵になった最初の作品が
こちら、ナショナル・ギャラリーにあるのです。

(東郷青児美術館にあるのと似ていますね)






(2014年8月4日撮影)

つづいて、「ゴッホの椅子」

アルル時代に描いた
ゴーギャンの椅子と対の絵で
こちらは、「ゴッホの椅子」

椅子の上にあるのは、
その後の耳切り事件のあと、
包帯をしたゴッホが咥えていたと思われる
パイプが描かれています。

アルルでゴッホの滞在した
黄色い家を訪れたときのことも
懐かしく思いながら、観賞しました。





(2014年8月4日撮影)

「糸杉のある麦畑 」

ゴッホが繰り返し描いた、糸杉。
ほぼ同じバージョンの絵が3つ存在しますが
これは1889年9月に描かれたものだそうです。

この時アルル近郊の
サンレミ精神病院に入院していたゴッホ。
穏やかな色遣いですが 糸杉のうねりと
波打つ麦畑に、心の中を垣間見るようですね。



***************************



今年も一年間、
ご訪問ありがとうございました。
お陰様で、HANA魔女日記も14年目、
通算290万アクセスを頂き、感謝申しております。

早いもので、今年もあと数時間・・・

皆様には、
お健やかによい新年をお迎え下さいますよう
心よりご祈念申し上げます。

そして、新年も変わらず、
よろしくお願いいたします。

      2014.12.31

                    きらら♪






2015.2.9


イギリス旅行記(54)☆ロンドン・リバティ百貨店でお買い物






(2014年8月5日撮影)

大晦日以来となりましたが
昨年夏訪れたイギリス旅日記の続き・・・です。

写真はまさにチェダー様式の
ロンドン老舗デパート「リバティ」

1875年、アーサー・ラセンビィ・リバティ
(Arthur Lasenby Liberty) によって、
日本や東洋の装飾品、織物、
その他様々な芸術工芸品を
販売する店として開業したそうです。






(2014年8月5日撮影)

現在の建物は
グレート・マルボロ・ストリートに面しており、
テューダー・リバイバル様式の
アーツ・アンド・クラフツの建築物としては、
ロンドンで最も代表的なものの一つ。

イギリスの第2種指定建造物に指定されているとのこと。

エドウィン・T・ホールと
その息子エドウィン・S・ホールの設計で
1924年に建てられたもので、
その材木はイギリス海軍の2隻の軍艦
「インプレグナブル」と
「ヒンダスタン」に使われていたものだそう。





(2014年8月5日撮影)


リバティ百貨店は、
外装だけでなく店内も本来の
テューダー・リバイバル風の装飾を固持し
内部は、窓のない
アトリウム(中央大広間)を囲むように
小さめの部屋が配置されており、
それらはガラスの天井と
木製のバルコニーから採光。

エスカレーターはなく、
代わりに階段と装飾が施された
リフトが設置されていて
わたしも、実際に何度か乗りました。

店内は、歴史的で重厚な雰囲気が
なんとも素敵です!






(2014年8月5日撮影)

そして、
リバティといえば、リバティプリント。
早速、リフトで昇っていきました。

記念に何か求めようと行ってみると
布の棚がずら~~っと並んで、
あまりの種類に目移りします。

日本でもファンが多い
リバティ、生地の手触りと発色が
長い歴史にも色あせない
人気の元なのでしょうね。






(2014年8月5日撮影)

リバティならではのグッズもあって
何気なく置かれているのもさすが!本店。

折からのロンドンポンドのレート高に
殆ど買い物をしなかった旅でしたが
~博物館とか美術館はフリーだしね(*^-^)~
ここでは、
ほんの少しだけお財布の紐がゆるみました。







2015.2.11


イギリス旅行記(55)☆ロンドン・老舗百貨店フォートナム&メイソン




(2014年8月5日撮影)

ロンドンで訪れたもうひとつの老舗百貨店
フォートナム&メイソン (Fortnum & Mason)

ウィリアム・フォートナムとヒュー・メイソンにより
1707年に創業し、こちらがピカデリーにある本店。




(2014年8月5日撮影)

フォートナム&メイソンは
長年イギリス王室御用達のお店で
日本でも有名ですよね。

特に食品雑貨店として
創業したフォートナムズは
高品質の食品を供することで
ヴィクトリア時代を通して
急速に評判を高めたのだそう。

私はランチをと思い
店内のやや、カジュアルなレストランへ。

実はここの他に
もっと上の階には、ドレスコードがありそうな
高級レストランもありました。




(2014年8月5日撮影)

アイスクリームだけでも、こんなに!

静かで 明るく
落ち着いたレストランでは
ご家族連れやお友達で
ランチしている方が多かったようです。




(2014年8月5日撮影)

紅茶で有名なフォートナム&メイソンですが
ティタイムメニューも充実していそうですね。





(2014年8月5日撮影)

そして、こちが私たちのランチ。

ニシンのサンドイッチ♪




(2014年8月5日撮影)

そして、蟹のサンドイッチ♪

どちらも、とても美味しく
さすが~~と思う、納得のお味。


イギリスのランチは
フィッシュ&ポテトだけではないんですね(*^-^)

思い出に残るランチがいただけてラッキーでした。






2015.2.11


イギリス旅行記(56)☆フォートナム&メイソン・ケーキ販売コーナー(2)




(2014年8月5日撮影)

昨日に引き続いてロンドン
フォートナム&メイソン
ケーキ販売コーナーです。

ゴージャスなシャンデリアにご注目!





(2014年8月5日撮影)

ケーキはどれも美しく
買って帰れるものなら・・・とおもいましたが、
ちょっとムリかな。(*^-^)






(2014年8月5日撮影)

特に、目をみはるほどの
フルーツいっぱい、ラウンドケーキ!
その上の段の
デコ・エクレアも、美味しそうですね。






(2014年8月5日撮影)

フレッシュフルーツたっぷり!が
こちらのケーキの特長なのかしら?

しっとりとして美味しそう。






(2014年8月5日撮影)

こちらは、
高級商品の詰め合わせでしょうか。
籠だけでも欲しい・・・(^m^ )





(2014年8月5日撮影)

私たちにも馴染みのある缶入り紅茶や
クッキーなど、山積みで売られているのですが
スーパーの山積みとはわけが違いますね。

どちらも、必要に応じて・・・
ギフト選びなどは
こういうお店で決めたいものですね。











































































裸のマヤは私にとって思い出の名画で、
上野に来た(多分初めて)
「裸のマヤ」と「着衣のマヤ」は
洋画で衝撃を受けた最初の作品でした。

スペインを訪れベラスケスの
「女官たち」(ラス・メニーナス)と共に
ゴヤのマヤに再会できた時は、感動でした。

あ~プラド、また行きたい!美術館のひとつです。

あ、ナショナルギャラリーの話しでしたね、今回は!
<(_ _)>
































































































































































































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