株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

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車と株の話



想定通り、ガリバー:3-5月期の連結経常利益55%減  
ガリバーインターナショナルは7日引け後、第1四半期の業績を発表した。
08年3-5月期の連結営業利益は12億円強で前年同期比ー46.7%。経常
利益は前年同期比55.1%減の10.65億円。連結純利益は同81.3%減の
2.66億円。今期中間の営業利益目標は前年同期比-32.7%の32億円だから、
第二四半期は20億円を稼がないといけない。経常利益も同様にー33%の
32億円と、こちらは更に21.5億円ほど稼がないといけない。更によく読ん
でいくと、どうやら総資産が38億円も増えたようだが、負債が44億円も
増えている。純資産は減っているようだ。しかも負債が重くのしかかりつつ
あるようだ。買掛金の割りに、売掛金の額が大きいのが前から気になって
いたが、大丈夫かな。よく見ると、総資産の38億円の増加のうち、資産
側の増加分の3分の2を占める26億円分は、たな卸資産の増加では
ないか。購入した車が売れなくなっているのかも。

なんて分析は、決算が出てからしたものだが、今のガソリン価格の高騰
を踏まえて、業績が想定以上に厳しくなるであろう業界というのは、
容易にチェックできることで、それを踏まえて、株式のポジションを
取ることで、誰でも簡単に株式投資で儲けることができるであろう。
一部の人に伝えた分析はもっと深いものだが、要するに、原油の高騰で
ガソリン価格が上がると、世の中はどう動くか、人々が車に乗らない、
車の周辺機器を買わない、車を買わない、となったときにどんな影響が
出るのか、それだけのことなのだ。前回の燃料電池のGSユアサや、
競泳水着のスピード社の話で手がけたゴールドウィンなど、と同様。
これら2銘柄の株価の動きはご自身でチェックしてみてください。


ガソリン価格の高騰受けて、都内では通行台数が減り、渋滞が少なく
なってきたことは環境問題を話し合うサミットに向けた外部要因としては、
環境にやさしくなりつつあるという皮肉な結果。昨日、ブログに書いた
通り、神奈川の油壺まで車を走らせたが、週末で海へ向けての道路と
言う割には随分と快適だった。都心の駐車場でも休日に満車にならない
所もちらほらでてきた。一方、海外では、低燃費で高耐久性の日本車の
シェアが拡大しているデータが現れており、自動車メーカーにとっては
ガソリン高は一長一短といったところか。



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