きんたの日記

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2008.05.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
友人が会社?の関係で書いた文を載せます。
会社の関係で、だせないところもあるのだけれど。
こういう経験はだれしもひとつくらい持っていそうです。






ちょうど、まださくらが残っているこの季節に、僕は「彼」と出会いました。
大学生になったばかりの頃、キャンパスで行われていたアメリカン・フットボール部の勧誘です。
ひとつ上の先輩でした。

以来、7年間の付き合いでした・・・
それこそ兄弟のような存在で、練習中、熱くなりすぎて大喧嘩したり、飲みに行けば、ハチャメチャに騒いだり、渋谷ハチ公前のプール(当時、噴水がありました)で泳いだり・・・


先週末の土曜の夜から、かつてのアメフト部のメンバー達と、一泊して三崎の民宿で酒を酌み交わしました。

その日、ひと仕事終え、そのあと持病の腰痛の治療をしてから現地に行こうと思い、当時のライバル大学OBの友人が営んでいる接骨院に寄り、そこで、思いがけないプレゼントをされました。
なんと、学生当時のアメフト専門誌、「タッチダウン」!
記事には「彼」も出ているし、僕も出ていた刊でした。
友人は同じもの二冊も持っているから「これ大介にあげるよ!」と言ってくれたのです。

もちろん、友人は今夜これからの予定など知りません。
もうすでに、ここから物語は始まっていたのです。

連休前のせいか、首都高はガラガラ、あっという間に三崎が目前。
最後の料金所、三崎縦貫道路出口。いまどき、ETCの設置もなく、一時停止。

そこで、ハプニングが起こりました。

一速にギアを入れ、クラッチを繋いだ瞬間・・・・?
車が動きません・・・・あれ?あれ?あれ?

・・・クラッチの故障に見舞われました。

それからJAFを待つこと、2時間。
ただ、僕には久々に目を通す、友人がくれたタッチダウン(アメフト専門誌)がありました。
おかげで懐かしい思いをしながら待つことができました。

しかし、よく考えたら車がエンコしたのが、広い料金所で本当によかったです。
三崎縦貫道路は片側1車線、しかも路肩はほとんどなし。
料金所のおじさん曰く、以前、故障車があったときには、道路を封鎖したこともあるそうです。
もし、僕の車がそんなところで止まっていたら、大事になっていたかも・・・?

車がJAFのキャリーカーに乗せられ、僕は助手席に乗り込みました。
藤沢のディーラーに受け入れてもらうことになり、約15キロの道のりを、いざ、出発しました。

しかし、JAFのおじさんは週末だし、そろそろ夕方の渋滞が始まる時間ということで、ルートをかなり悩んでいました。
僕はおじさんに、「今日は渋滞ないです!なぜかと言うと、ここ数年、大型連休の直前と直後の週末は、人が動かない!だから、高速で大回りするより、一般道を直進すべきです」と、伝えました。(なぜか根拠のない自信もありました)
おじさんが選んだ道は、葉山を抜け、逗子を通り、そして鎌倉を経由し藤沢へ。
普段の週末なら、いっこうに動かない海岸ルート。
でも、その日はまったく渋滞もなく・・・

やがて、車の窓の外にはよく知っている景色が流れ始めました。
懐かしい材木座の浜辺。
あそこでよくバーベキューをしたなぁ・・・
海岸線を右折し、八幡宮に向かう道。
酔っ払って、歩道の邪魔なバイクを持ち上げて、道の真ん中に除けてあげた場所・・・
・・・「彼」の鎌倉の家・・・

「せっかくだから・・もう少し、俺のことを思い出せよ!」と「彼」に言われているような・・・

ディーラーのある藤沢から、戻る電車も乗り換えすらスムーズ。
しかし、今日の集まりには、すっかり遅刻。しかも僕は幹事。
でも、なぜか、そんな事態すら楽しんでいる自分がいました。

「彼」が亡くなって、もう16年も経ちます。

それなのに、僕は一度も墓参りをしたことがありませんでした。
僕の財布には、いまだに、「彼」の名刺がお守りのように、入っているのに・・・

当時のメンバーも、不義理をしていることが、気になっていたようです。
そこで、今回の一泊飲み会付きの墓参りが企画されました。

「彼」の眠る、海が見渡せる丘の墓地へ・・・

最近、思うのです。
頑張っていると、味方に付いてくれる神がいるような・・・

この数年間、色んな理由をつけて、頑張らない自分がいました。
頑張ってもいない者を「彼」が応援するわけもない。

いまも生きていたら、絶対よいライバルだったことでしょう。
たぶん、間違いなく、同じ道を歩んでいたのだろうと思います。

P社の同僚、そしてよきライバルとして。

ちなみに、あのタッチダウン誌には「彼」の名も刻まれています。
いまでも僕にとっての宝ものです。

あの日なにかを感じました・・・
不思議なことってあるのですね・・・

(ここからは私が、これだったらセールス用になるじゃん、と勝手にくっつけたもの)

皆さんが頑張ろうとした時、「僕」は応援したいです。
「僕」にできること、「僕」にしかできないことで。

「あなた」と「あなたの大切な人」の人生とともに・・・







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Last updated  2008.05.24 04:44:13
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