優しい生活、始めませんか      Azu*Blog

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はじめに


それまで、病気には無縁の私でした。

「間違いなく白血病です。直ちに精密検査と入院治療が必要です」
白血病の告知を受け、その日から約5ヶ月の闘病生活を送る事になりました。

ちょっとカラダの調子がおかしいな。病院へ行って薬を貰ってくれば、よくなるかしら・・・
そう、気軽に病院へ行ったのに、まさか、そんな重い病気を告知されるなんて夢にも思いませんでした。
突然の告知に、頭の中が真っ白になりました。

家へ一度、帰ることも許されず、そのまま血液内科のあるJ病院へ救急車で運ばれました。

「白血病」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?
私は、告知され救急車で運ばれるときも、処置室で初めてマルク(骨髄穿刺)を体験したときも、
当初、「何故?私が。私は死んじゃうのかな・・・」そう思っていました。
この白血病と言う病がどのような病気なのか、全く知識がありませんでしたし、
映画やドラマでは悲劇のヒロインのなる病気といったイメージが強かったから。

でも、入院してすぐに担当のドクターが私に言ってくれた言葉があります。
「今は、白血病の治療もどんどん進んで、治る可能性がある病気です。
だから、一緒に頑張りましょう。最善をつくしますから、信じてください」
そうおっしゃって下さったのです。
そして、治る可能性があるのなら、元気になれるのなら、何でも治療をしていこう!
今私ができる事は、病院で治療を頑張る事なんだと思えたのでした。

だけど、治療中は、やはりとても大変でした。
最初のうちは、血液が止まら無かった。
夜、何となく首が気持ち悪いと思い、ライトをつけたら、手も、枕も、髪の毛も、
首のカテーテルが入っている場所から、多量の出血で血だらけになっていたり。
毎日、血小板と赤血球の輸血が無ければ私は生きられないのだと思い、落胆したり。
抗がん剤治療で髪の毛がぬけたり・・・
くじけそうになった事も多々ありました。
でも、「絶対に元気になりたい。また、以前のように自由に動き回りたい」
そのキモチを捨てることなく、頑張ってきました。

白血病の治療は、種類や、状態によって、大きく異なります。
白血病はかつて「不治の病」といわれていた病気。
進行も早く、一つ間違えれば、その患者さんの生命・運命をも揺るがす病気です。
でも、今は違います。
医療も、日々、進歩を遂げています。

だから、もしも、白血病だと告知されたとしても、決して諦めないで欲しいです。

だって、こうして、元気になった患者がいるのですから。
服用する薬、抗がん剤、骨髄移植、さい帯血移植・・・
色々な治療があります。治る可能性を秘めた方法があるのです。

白血病と宣告され、不安の真っ只中で、このサイトをごらんになる方もいらっしゃるかもしれません。
私の闘病日誌・今の様子を知っていただいて、少しでも勇気を持っていただけたらと思っています。

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2006年1月、定期外来の検査結果で、数値に変化がありました。
その時の骨髄検査で、残念ながら再発となりました。

現在、再入院し、再寛解に向けて、治療をしています。
治療の様子はできるだけ ブログに載せていこうと思っています。

「頑張りすぎない、でも諦めない。今を一生懸命に生きたい」

いつも、私が思っている言葉です。

このホームページは、闘病の記録と共に、私が生きている証にしたいと思っています。

                                           wrote by ☆あずりん

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