気楽な奴だな。

気楽な奴だな。

1号 うわさに翻弄されるの巻き



この4月から、中1になった1号。
どきどき、わくわく、入学式に行き、自分が何組になったか確かめに。
思いのほか、知ってる子が多くて大喜び。

おまけに出席順で座るため、小学校のときからやたらと隣になる
男子S君とまた隣になり、すぐに中学生活に馴染みました。

そのことがよかったのか、悪かったのか、多感なお年頃の1号の年代。
すぐに1号とS君はうわさになった。
それが過ぎ去ると、斜めの席のM君とうわさに。

なんにも関係のない1号は怒りまくり。
「私は、ただ男女関係なく、みんなと仲良くなりたいんだ。」と。

しかし、女の嫉妬はこんなもんじゃ終わらない。

1号のクラスに、学年一モテル男の子がいます。
その子はなぜか、1号と、あと2~3人の女子にしか話さない。

話すといっても、必要な要件くらいで、雑談するわけでもなく。
それが、火種となり1号の仲のよい友達に、(そのもてる男子のことを好きな子)

「いっつもうれしそうにひっついて、いちゃいちゃ喋ってる」
とありもしないことをばら撒かれ、案の定けんかになりました。

結果、誤解も解け、仲良しのお友達ともさらに仲良くなり
うわさをばら撒いた子も、1号に怒鳴られ

1号の他の友人にも怒鳴られ、
「あんた、そんなに好きならあんたが喋ればいいんだろ。」
と、確執は残りつつも、この事は終わりを告げました。

このあと、1号が「私は、男とか女とか関係なく、みんな仲良く喋ったり、
遊んだりできたらすご~くみんなが楽しいだろうな~と思ってた。
けど、ちがうんやな~。 もういやや。怖いわ。 もうしゃべらん。」

能天気な1号の中学生活初の人生経験であった。


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