気楽な奴だな。

気楽な奴だな。

2号 パニックになるの巻き

2号、パニックになるの巻き

この4月から、2号は小学1年生になりました。
学校一ちいさい2号だが、気も強くしっかりしてます。

が、ものすごい慎重な神経質なため
いつもとちがう事が起きると、応用がきかない。

毎日、咲月晴れが仕事のため、2号はおばあちゃんの家に帰ります。
小学生とはいえ、いろいろ行事もあり、下校時間も変わることもしばしば。

その日は、おばあちゃんがちょっと用事で、5分ほど帰りが遅れました。
日頃から、おばあちゃんがもし居なかったときのことを
きちんと話してありました。  なんせパニくるからです。

なのに、どうしてだかその日はお店まで歩いてきました。
そして、重なるときというものはこういうものなのか
咲月晴れは父が入院することになり、臨時休業で医者にいってました。
しかし、2号はこのことは知らず、お店にきました。

いるはずの咲月晴れもいない。
おじいちゃんもいない。
お店も閉まっている。

さあ、2号パニックの幕開けです。

どうしていいかわからない2号は、とにかく大声で泣き出し
「おか~さ~んがいな~いよ~」
と来た道を帰り始めました。 大声で泣き叫びながら。

咲月晴れの近くに元保育園の園長さんがいまして
子供の泣き声にさっと反応してくれて、2号に声をかけてくれました。

その頃、おばあちゃんも2号が帰ってこないとさがしまくっていました。

ただ、泣き喚く2号にその元園長先生は
名札を見て、学校に問い合わせてくれて、住所を調べ
そして、一軒ずつおばあちゃんの家を探してくださいました。

おばあちゃんが、迎えにいったときには、泣きつかれて
放心状態で、寝ている2号がいたそうです。

もと園長先生もたぶん咲月晴れの子だろうとおもったけど
こんな遠くまで歩いて来たとは思わなかった、と。
そして、今は気軽に声をかけると、誘拐とおもわれるから(笑)
なんておしゃってくれました。

夜鳴きまできっちりした2号。
もうこりすぎるくらいこりたようです。

みなさま、大変お世話になりました。

PS・そのわりには「おかあさんのお店の近くのどぶに、ざりがにいっぱいおるで」
   と、2号は何事も無かったように次の日話してくれました。


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