2006年02月17日
カテゴリ： ＹＨ日記
今日は、先日の石畳の一番上からの出発になります。
ここから先は去年の１０月に完成した完全に新しい石畳になります。馬籠（元長野県）が中津川（岐阜県）と合併される記念としての復興で、地元の人々、子供たちがボランティアで石を運んだりもしたそう。
石畳からこの看板までが新しい石畳です。
竹やぶの美しい道です。
石畳の終わりからちょっと行くと一里塚が向かって右側にあります。
一里は約３・９２７キロ、道の両側に松の木と榎が植えられています。
江戸時代頃はこれを目印に旅をしたのだそうです。
向かって右側には、古い方の一里塚もあります。ちょっと読みにくいですが。
ここらへんが 美濃 と 信濃 の境目になります。
是より木曽路 と書かれた石碑があります。はしっこの方に「藤村老人」の文字も。
藤村と木曽路の関係の深さが感じられます。
藤村といえば、文学史で少し教育実習で少しというあまり熱心に読んだ記憶がありません・・・・。
と思い先日『 藤村詩抄改版 』を買ってはみたものの、まだ読んだのは「初恋」と「椰子の実」だけ。結構好きなんですけどね。
ちょっと広い公園みたいなところでひとやすみ。
ここは、サンセットポイント百選と書かれた柱も立っています。まだサンセットの時間ではなかったのでどうかは分かりませんでした。ユースからでも充分綺麗なのできっとここはもっと綺麗だと思われます。見晴らしいいですし。
公園の中には籠があります。でも犬は徒歩ですよ。内蔵助さん。
ここには正岡子規の句碑が立っています。
「桑の実や 木曽路出ずれば 穂麦かな」
帰り道は内蔵助とペアレント。仲良く帰ります。それなりに。
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