きそじだより

きそじだより

2006年02月23日
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カテゴリ: YH日記


前回の「鍛冶屋前」バス停からになります。

そのまま上っていくと、まずは道祖神に出会います。旅の安全を祈る、村人の安全を祈る、縁結びなどなど。男女対になっています。
悪霊の侵入を防ぐ役割だそう。内蔵助とお参りします。


いぬもみちをしる。


「藤村いろは歌留多より」と書かれた行灯?を発見。
いぬもみちをしる。
だそうで、これから先は内蔵助の先導で馬籠までいくとします。

「藤村いろは歌留多」は馬籠の 藤村記念館 にあるようです。この先、馬籠近くにもひとつ「日和に足駄ばき」の行灯があります。


古い造りの家が続きます。
今年のお正月にお客さんたちと一緒に初詣に出かけた 諏訪神社 もこの道の途中です。
犬年なので内蔵助も連れていったのですが、人の多さに大興奮。お正月から疲れました。
大晦日はお参りをするとお箸をくれました。

夜明け前


その神社の隣に、前回来た時には暗くて気づきませんでしたが、「島崎正樹翁碑 夜明け前 青山半蔵」と書かれた立て札が立っています。
島崎正樹は藤村の父親で、「夜明け前」のモデルとなった人です。
多分、碑はこの立て札ではなくて、後ろの石の方だと思われるのですが、判読できませんでした。残念です。


庚申

古い道を歩くと、たいてい道のどちらかには石の仏様がいます。
道祖神であったり、庚申であったり。
この辺はペアレントが詳しく、それこそ話し出したら三日三晩ぐらいは語りますが、わたしは馬頭観音も青面金剛も道祖神もまったく区別がつきません。
わたしの専門は近世浄瑠璃で、紙の文献がほとんどなので石関係は苦手です。

ここにあるのは真ん中の大きなのが「庚申」で左に二人、右に一人と文字の書かれたものが右にひとつです。


馬籠城跡


馬籠の高札場を見た時にも思いましたが、ここら辺は江戸時代は 尾張徳川家 の管轄だったようです。
それ以前は武田氏や木曽氏と入れ替わっています。とそのような事がこの看板には書かれていました。馬籠城は戦国時代後になくなったようです。
宿場だけでなく城まであったとは知りませんでした。

馬籠






馬籠宿に到着です。

時間的にもう夕方だったので、灯りもちょっとついています。
ひともしごろ。
冬は陽が落ちるのが早いです。





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Last updated  2006年02月23日 23時33分59秒
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