「最近ネイルチップって良く聞くけどなんなの?」 「初めて買うのでいまいちよくわからない」
という人のためのネイルチップ基本的講座です。
3部構成なので見たい項目をクリックして下さいね!
1:ネイルチップ基礎の基礎 |
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まず、「つけ爪」と呼ばれる2種類の説明です。 当店で扱っているプラスチック製の爪の形をしたチップで作った着脱可能なものを一般的に「ネイルチップ」と呼ばれています。 シールや粘着剤などで自由に取り外しが出来、繰り返し使えるのが特徴です。 反面長時間の接着には向いていません。 パーティーやデートの間だけなど短時間だけ楽しみたい方向きです。 接着剤でつける場合は1週間くらいつけていられますが、チップを外すときは薬品で溶かして取る為、チップは使い捨てとなります。 →接着方法についての詳しい説明は「3:接着方法」をご覧下さい。 もうひとつはサロンなどで技術者によってつける「スカルプチュア」があります。 これは自分の爪に直接ミクスチュアと呼ばれるプラスチックの粉と液体を化学反応させたものをつけます。 こちらはつけたままお風呂や家事等が出来る為長期的に爪を長くしたい方向きです。 ただし、外すにはアセトンで溶かして取らなければならないので、やはりサロンなど技術者によって外してもらうのが一般的です。 爪と一緒に伸びるので根本部分の修正の為に2週間に2度くらいのメンテナンスが必要です。 メンテナンスを怠ると隙間から水などが入りカビを引き起こす原因になるので計画的につけましょう! |
2:自分の爪に合うチップって? |
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市販のチップを買ったけど結局サイズが合わなくて使ってません・・・。という方はいらっしゃいませんか? 爪の大きさ・形は人それぞれ。市販のものだと1サイズにつき2枚というパックが多いので余ったり足りなくなったりしますよね。 基本的にネイルチップのサイズというのは0番~10番までの11サイズでメーカーによってそれぞれ大きさが違います。 長さも色々なので、他店で注文したチップの大きさは共通することがあまりないというのが現状です。 自分のサイズにぴったりあう物を探すにはそれぞれの店舗に問い合わせて(もしくは表示されているサイズを測って)から注文するのがベストです。 サロンの場合は技術者がお客様にあったものをセレクト・根元のカーブも削った状態で制作に入るので一番確実といえますがそのぶんお値段はちょっと高めです。(大体3000円~) ◇ネットのお店で注文するときのポイント◇ ①横幅は測ってからオーダー! ネット通販のチップ販売店の場合はサイズを申し出ればそのサイズで作ってくれるお店がほとんどですが、根元のカーブなどは実際に見て削らなければいけないのでお客様自身で調節することになります。 大きい場合は削ればOKですが小さいとどうにもできないので初めて注文される場合は大きめのサイズでオーダーしましょう。 ②爪のカーブは多少の我慢!? 長さ・幅は測ればなんとかなりますが、問題はこの「爪のカーブ」です。 極端に爪が平ら、カーブのある場合チップのカーブと合わないということがあります。 カーブがあわないと接着面が弱くなり取れやすくなるデメリットがありますがこればかりは取り扱いのあるお店を探すか厚手のシール「ミラクルフィット(次項で解説)」を使用するしかありません。 チップはプラスチックでできているので熱を加えてカーブを調節することができるので計測用のチップを置いているようでしたらまず取り寄せてから検討しましょう。 店舗によってはカーブの写真を載せているところもあるので写真をみてあまりにも合わないようならオーダー前に他のチップもあるか問い合わせてみるのもいいと思います。 当店でもカーブが合わなくて・・・。というご質問のメールを度々いただくのですが当店はチップを1種類に統一しているのでフラットの方はミラクルフィット、もしくはお客様自身で熱を加えて変形させるという方法をとっていただいてます。 ③一手間加えてナチュラルな仕上がりに! さて、サイズも・カーブもばっちり!商品がお手元に届いたらつける前にあと一手間! チップのサイド裏側をヤスリで2・3回かるく削って薄くします。 サイドの厚みを取る事で着けた時より自爪に近いフィット感が生まれます★ あまり削りすぎるとポロっと欠けてしまうのでチップ上級者様向きです。 チップの削りに慣れたら是非お試し下さいませ♪ |
3:接着方法 |
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チップの接着方法については当店の掲示板でも度々ご質問をいただいておりますが一般的には以下の3つが代表的な接着方法です。 1:チップ用両面テープ(シール)でつける。 2:粘着剤でつける(ワンタッチネイル) 3:爪用接着剤(グルー)でつける。 チップをつけるために必要な道具は接着の為の道具(上記3点のうちどれか1つ)とチップサイズを調節するヤスリだけです。 商品を削ってサイズをあわせて、接着する。 これだけなので難しく考えず気軽にチャレンジしてみて下さいね♪ さて、着脱方法ですが当店では簡単なワンタッチもしくはシールを推奨してます。 チップの接着は「コレが正解!」というのはありません。 各項よくご覧になった上で一番扱いやすいと思われる方法でご使用下さい。 ◇シールについて◇ 一番古くからある方法でチップ初心者様向きです。 半円状にカットされた両面テープを爪もしくはチップに貼り付けてぺたっと貼るだけの簡単接着♪ シールを爪の大きさに合わせてカットしなければならないのが手間ですが、他に注意する事はないのでオススメです。 シールは1回ごとの使い捨てになります。 今は種類も豊富なのでお客様の目的にあったシールを選びましょう! ・ネイルパートナー商品 「チップ用両面テープ」 ・・・シールが薄く粘着力が強いのが特徴。カーブがぴったり合う方にオススメ! ・アネックス商品「スーパーストロングダブルスティックシール」 ・・・グルー並みの超強力接着!少し厚みがあるので多少の浮きはカバーできます。 ・アネックス商品「ミラクルフィットシール」 ・・・新発売されたシール自体の厚みが0.5ミリ&超強力接着!シール カーブが合わずに浮いてしまう方にオススメです。 ・アネックス商品「ダブルスティックシール」 ・・・低粘着のシールです。短時間に何回もつけはずしをされる方に。お値段も少し安めです。 アネックス商品のスーパーストロングとミラクルフィットはネット店舗ではほぼ取り扱いがあります。 消耗品なのでチップと一緒に買っちゃいましょう! →アネックスジャパンのHPはこちらから ◇ワンタッチネイルについて◇ 「ワンタッチネイル」という言葉は黒崎えりこさんのチップによって一気にメジャーになりました。 一般的だったシールを使わず、チップ自体に粘着剤が塗布された状態で商品となっているのでパッケージをあけたその場ですぐに着けることができます。 簡単にいっちゃうとポストイットの超強力ノリがチップについてる感じです。 粘着力は使うごとに低下するので2・3回使ったら復活剤もしくは粘着剤そのものを上から塗って使います。 チップを削るときに糊が邪魔になる場合があるので中級者向きです。 粘着剤の汚れが気になるときは除光液等を綿棒に含ませてそっと取り除くのがベスト(実験してみました)な方法と思われます。アセトンを含んでいるものならあっというまに落ちますがチップ自体も溶けてしまう可能性があるので慎重に! 粘着剤も種類がいくつかあるのでご紹介します! ・ネイルパートナー商品「スティッキーゲル」 ・・・シール並みの強力接着&使ってもあまりあるボトルサイズで人気です! 当店のワンタッチネイル仕上げにはこの商品を使っています。 復活剤としても使用できるので一本もっているとかなり長持ちします。 ・ビューティーネイラー「ワンタッチ復活剤」 ・・・黒崎えりこさんのチップに使用されている粘着剤の復活剤です。 私自身は使ったことがないのですが使用方法がちょっと面倒な点を除けばかなり強力接着が望めます。 マツキヨなどのドラックストアなどでも購入可能。 →ビューティーネイラーのHPはこちらから ・?「time×」 メーカー名がちょっとわからないのですが、こちらも粘着剤兼復活剤です。 上記二つが発売される前はこの商品が主力でしたが、粘着力はちょっと弱いような・・・。 (個人的な見解です) ◇グルーについて◇ 1日以上つけていたい!という方は接着剤でつけるという方法があります。 爪用の専用接着剤(グルー)をチップの裏側につけて爪にぺたっと貼るだけです。 このとき、空気がはいらないように根元からぐっと押さえてつけるのがコツです。 個人差がかなりありますが2日~1週間くらいは持ちます。 お風呂にも入れますが接着がうまくいっていと隙間から水が入り込みカビなどが生える原因になるので当店ではあまりオススメしていません。 外す場合はグルーリムーバーを爪とチップの間に流し込むようにして少しずつ取り外していきます。 うまく外せればチップは繰り返し使えますがかなりの熟練度が必要です。 グルーリムーバーはアセトンと同じなので外した後などはクリームやオイルなどで爪周りのケアをしましょう! 当店では、ストーンの接着用としてグルーのお取り扱いはありますがリムーバーはありません。 取り扱いのある店舗も結構あるのでチップをお買い求めになる時に詳しく説明してくれる店舗で一緒にご注文されるのがいいと思います。 ◇チップを長くつけてるためのポイント◇ 3つの接着方法全てに共通するポイントはただ1つ! つける前に油分を除去!! これです。 アルコールをコットンに含ませて表面の汚れを取った後にチップをつけるだけでぐっと接着力がUPしますよ♪ もし、アルコールがなければ除光液でもOKです。 お化粧したあとにつけるなら尚この一手間を! 店主(chiya)の実験結果からいうと 「スーパーストロング」→「スティッキーゲル」→「ミラクルフィット」→「薄付きテープ」 の順番で粘着力が高いみたいです。 ちなみに店主の自爪は結構カーブがあるほうなのでこの順番ですがチップと爪の間に隙間が出来る場合はミラクルフィットが一番接着力が強いと思われます。 ほとんど差はないのですが・・・。参考にしていただければと思います♪ 最後に・・・ 最近雑誌などのチップ接着方法で爪の表面を削ってから・・・という説明を見かけることがありますがつける度に削ってたんじゃあ爪が薄くなってしまって自爪にはとてつもなく悪いです。 せっかくチップにするなら爪も健康!簡単オシャレ!でいきましょう。 どうしても削りたいという方は「スカルプチュア」で一気に長くする方法をオススメします・・・。 |