koalaの部屋

koalaの部屋

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

koalakoala

koalakoala

Freepage List

Favorite Blog

今日は整形外科と皮… New! モグちゃん8704さん

午前2時過ぎまで起… New! 空夢zoneさん

「光る君へ」第四十… ayakawa777さん

一目惚れしました。 まきちゃん318さん

民俗芸能でお祓いさ… liveshowさん

Comments

タウンライフアフィリエイト運営事務局@ タウンライフアフィリエイト運営事務局でございます。 平素は大変お世話になっております。 タウ…
koalakoala @ Re:koala さんへ。ひしかよです。(03/30) かよ2773さんへ ヤフーブログがなくなっ…
AAA@ Re:切ないニュース 西伊豆・黄金崎公園での自殺(01/21) 警察に通報した者ではありませんが、あの…
かよ2773 @ koala さんへ。ひしかよです。 お久しぶりです。楽天ブログでお世話にな…
mie@ Re:アンナ・カレーニナ 感想(02/02) 素晴らしい解説をありがとうございました…
March 9, 2015
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
         訂正
最初、お二人がツイッターで投稿を続けられたと勘違いしまして、
そのような記述をしましたが、私の勘違いでした。
ツイッター投稿は和合さんがなさっていて、藤内さんは他の場所で
五行詩を発表されていたとのことです。
ご指摘いただきましたので、訂正させていただきます。





親しくお話しさせていただいていたネット友が福島にいました。


今は別のブログを時々更新しておられます。
「月刊同朋 3月号」という仏教雑誌 をご紹介いただきました。
(購入希望の方、リンクで飛べます)

和合亮一さんと藤内明子さんの対談が載っていました。

和合さんは詩人(高校の国語教師)
藤内さんはいわき5行歌の会代表(僧侶)
お二人とも、福島の方です。

お二人は震災後ツイッターで投稿を続けられました。
私はツイッターがよくわからないのですが、140字以内という制限があるそうですね。

和合さんは、こうおっしゃっています。

孤独だからこそ言葉が生まれるし、孤独だからこそみんな支えあう。
言葉を通して人がそれぞれの孤独を分かち合うとき、
初めてつながりあうことができる。

震災直後からツイッターで言葉を発信し、
反応を頂くことを繰り返すうちに、
「この震災と向き合いたい」という気持ちが強まっていった。

震災で亡くなった方は2万人、でもその使者にまつわる人の数は
その何倍もあり、関わるすべての人にいのちの喪失があった、
そうした失われたいのち受け止める文化、鎮魂の文化が今の日本にはない。

震災で家族を失った悲しみはどなたに聞いても、昨日のことのように
思い出すとおしゃる。それは福島だけではない、震災や戦争で、
多くのいのちを失った土地の人々はみんな思っていること。
失われたいのちをきちんと受け止め、分かち合うという鎮魂の文化を深め、
未来の子供たちに伝えていかなければならないと思う。


本日で被災六日目になります。物の見方や考え方が変わりました。

(2011年3月16日 4:29)
行きつくところは涙しかありません。私は作品を修羅のように書きたいと思います。
(2011年3月16日 4:30)
放射能が降っています。静かな夜です
(2011年3月16日 4:30)
屋外から戻ったら、髪と手と顔を洗いなさいと教えられました。
私たちには、それを洗う水などないのです。

(2011年3月16日 4:37)




藤内明子さんは、震災の後、しばらくは内にこもってしまい、
外に向かって発信できませんでした。
友達とも連絡を絶っていました。
そんな中、藤内さんを探しておられた方がいるのを知り、
「人にはこうやってつながっていく場所がある。
呼びかけには答えていかなくては」と思ったのをきっかけに
言葉を取り戻していった経験があるそうです。

この震災で何より問われたのは「私たちのとって何が一番大事か」
ということだと思う、とおっしゃいます。

お寺に住んでいて、お葬式に関わってお見送りすることが多いですが、
亡くなった方の命を悼むことが、儀式の中で見失われていると
しばしば感じる、改めて、悼むという本質的なことを大切にして、
いのちと向き合わなくてはいけないと思う、と語っておられました。

アメリカ先住民には「いま私たちがいる地球上のすべての自然の恵みは
子孫からの借り物だ」という考え方があるそうで、そういう謙虚な
考え方や生き方から学ぶべきだとおっしゃいます。
利便性を追求して原発を作り、事故が起きて多大な被害を負ってもなお、
原発を容認する社会に自分自身もいます。


置いてきたものが
大きすぎる
何より
人が
夫は一人折り返した

たとえ
放射能が降っていたって
わが家はいいなあ
夫の電話に
涙でうなずく


雑誌に載っていた藤内さんの5行詩は5つでしたが、もっと読みたくなって
検索したら、いくつも見つかりました。

復興って
なんだ?
積み残された
汚染の瓦礫に
潮風が吹き抜ける

怒りと悔しさで
爆発しそうな
闇にいる
東電の
ばかやろう



「大事なふるさとが、取り返しのつかないような状況になってしまった。
私たちに出来ることは、それを揺るがない言葉、信頼できる言葉で表現して
次の世代に送り届けることしかない。」と語る藤内さんに同感し、
「何をしても日本は変わらないと、投げやりになるのではなく、
前向きに何かを発信する後姿を子供に見せることで、
諦めない文化を未来に伝えていくことが大切」と答える和合さん。


いい対談を読ませていただきました。

本当に、私たちは便利さのために何を犠牲にしてきたんでしょう。
いまも犠牲にし続けているのでしょう。

おまけ画像はナナちゃん

  • DSC_1394.JPG

  • DSC_1393.JPG


猫タワーへは私がのせただけで、この後じきに降りました。

3.11の前にこんな猫との時間を楽しんだ方も、
たくさん亡くなったんだなと改めて実感しました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 10, 2015 11:05:08 AM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: