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冷えとり講座3-1*冷えとり的半身浴

冷えとり講座３－１＊冷えとり的半身浴

冷えとり講座第三回目はいよいよ実践編に入りまして
今回と次回で半身浴と足浴について書いてみたいと思います。

半身浴は以前から体に良いとされていて
やっています、とおっしゃる方も多いのですが
冷えとり的に有効な半身浴とはかなり違う入浴法だったりするので

まず冷えとり健康法における半身浴のポイントからです。

*冷えとり的半身浴のポイント*

１） ３７～３８度のぬるめのお湯 で
２）みぞおちまで
３） 腕を出して （腕は上半身だから）
４）２０分以上何時間でも！

まず、大きなポイントはお湯の温度です。
必ず３７～３８度のぬるいお湯 で行います。

体温より２℃以上高いお湯だと表皮が熱をブロックしてしまうそうで、
本当は一番温めたい体の芯が全く温まらないのです。

カツオのタタキのようになってしまいます。

とはいっても冷え症の方は以前のわたしもそうだったように
熱いお湯が大好きなんですよね　笑

わたしも冬だと４２度のお湯に設定していました。

ところが以前の入浴法だとまったく温まらず
せっかくお風呂に入ってもパジャマを着て寝室に移動する頃には
既に足が冷たーく冷えてしまっていました。。

コツは タオルを２本持って入る ことです。
一本は水分や汗を拭くためのもの。
もう一本は肩にかけて暖かくするためのものです。

秋口から冬にかけては乾いたタオルを肩にかけて入浴すると
とても暖かく、寒い思いをしないですみます。

また、冬で体が冷え切っている時は
最初２分ぐらいは首までお湯に浸かって、
ある程度温めてからタオルで上半身を拭いて
半身浴をスタートさせます。

きっちりと上半身の水分をふき取らないと
気化熱で冷える上、不快なので
是非汗や水分を拭き拭き半身浴して下さい。

最後に湯温を上げるのは効果的です。
わたしは出る直前に、
お湯の温度を３９度にして、首も腕も漬けて
２～３分温まっています。

それから、湯温が下がらないように、お風呂の蓋を
半分閉じておきます。

その上に本やタオルを置いてのんびり半身浴します。

よく本が濡れるのでは？と聞かれるのですが、
全く大丈夫です！！

たまに半身浴しながら寝てしまい、本をお湯に落としてしまい
ブヨブヨになってしまうことがあるくらいで…

心配な方は雑誌やパンフレットから始められると良いかと思います。。

次に腕を出して、というポイントなのですが

冷えとり健康法は頭寒足熱で
いつも冷えている下半身といつも熱くなっている上半身の温度差をなくし
血と気の流れを良くして内臓の働きを良くして… というものなので

上半身である腕、手は半身浴の時もお湯から出します 。

これはわたしの実感ですが
お湯の中に手や腕の一部を入れていると
すぐにのぼせてしまい、
半身浴を長時間楽しむことが出来ないのです。

そうかといって冬で手が非常に冷えてしまっている時は
それも非常に不快なので、

時々お湯の中で温めて、タオルで拭いて、半身浴を続けています。

半身浴の時間は一応２０分が目標ですが
この入浴法だと喉が渇いて仕方ない、など
体力が消耗することが全然ありませんので

時間が許す限りいくらでも入浴することが可能です。

特に体調の悪いときほど入念に入浴するようにしています。

わたしは毎日だいたい１時間以上は半身浴してます。
本を読んだり何かを書いたり寝たり（←これが多い）であっという間です。

今は温かいので比較的早く汗がじわじわ出てきますが、
もし汗が出なくても効果はあるのでご安心ください。

汗をかくことより体の芯までお湯の熱を伝えて
温めることが大切です。

ちなみに汗なんですが、、
体の表面を触ると冷たいのに、汗がどんどん噴き出すんです。
すごく面白い！

芯から温まってくれているんだな～と思います。

それから半身浴をしているとお湯がすごく汚れて、
濁って透明度が下がり、お湯もすごく臭います！！

体の中の悪いものが出て行ってくれているのが実感できるので
本当に楽しいです♪

入浴後は暖かいマットの上ですぐに靴下を重ね履きします。

靴下はお風呂以外で脱ぐことはないのです！！

特に冬は体が温まっているうちにお布団に入ろう、
という気持ちが働きますが
必ず１５分から３０分くらいクールダウンさせて、落ち着いてから
ベットに入ってくださいね。

４２度のお湯で入浴していたころは入浴直後に布団に入っても
冷えてしまって困っていましたが

この半身浴をするようになってからというもの

クールダウンの時間もずっと体がホカホカしているんです！
冷えとり的半身浴の効果はすごいです！！！

次回は足浴について書きます*

2008.4.28の日記より。