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2012.03.15
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カテゴリ: 雑記
 1週間ほど前にパナソニック汐留ミュージアムで「 今和次郎採集講義展 - 時代のスケッチ。人のコレクション。- 」を観覧した。
今和次郎 については多少知っているつもりであった。しかし多くの直筆資料を目の前にすると新しい発見がたくさんあった。

 会期中にもう一度当該展覧会を見に行こうと考えながら今の著書『 日本の民家 』を読み始めている。
 興味深い部分がある。以下に引用する。


 (今和次郎『日本の民家』岩波文庫 1989年 p.39)


 東日本大震災から1年が経過している。しかし巨大な地震と津波の恐怖はまだまだ鮮明な記憶だ。
 震災の直後から次のような言葉を頻繁に耳にしている。防災あるいは減災。災害に強いまちづくり。
 現在の私たちは『日本の民家』にあるような意識だろうか?上掲の“水害”を“地震”に置き換えてみて全く同じ気持になれるだろうか?

 今が『日本の民家』を記したのは関東大震災以前らしい。
 災害に対する意識は災害を体験することにより変化しているのではないか。また変化してもその時点のものでしかないのではないか。

 私たちは東日本大震災を体験し災害に対する意識を高め教訓を残そうとしている。ただしそれは現在のものに過ぎないのかもしれない。
 将来の災害に活かせるのだろうか。





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Last updated  2012.03.16 11:44:08


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