にこにこよいこ教室日記
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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。教室にも明るい子どもたちの声が戻ってきました。少しお休みが長かったので、午前中の小さな子どもたちは戸惑い気味で、席に長く座ることを忘れている子もいるようでした。家ではどの子も王子王女様で、好き勝手に振る舞え、何不自由することもないでしょう。しかしこんな小さい頃から、ルールがあること、我慢しなければならないことがあることを教えることは、とても楽な子育てにつながります。私は外出した時、公の場で騒いでいる子どもがいても同情しません。お腹が空いた眠いなど生理的なことはまだ仕方ありませんが、わがままや自己中心的な理由で騒ぐのは、できることを教えられてないからだと思うからです。ですから子どもは子どもだからゆえ騒ぐのではなく、親がルールや我慢を性根に届くまで教えていない結果として騒ぐのです。厳しい言い方をしましたが、「まだ小さいから可哀そう。」とか「まだ言ってもわからないから。」という時期が教育のチャンスだということを知ってほしいのです。よくお母さん方は「うちの子どもは強情で」「あの子は言ったら聞かない子なので」と言いますが、最初からそのような子はいません。その性格は、親の育て方で身に付いたものです。「教室に来た頃は子どもに振り回されて、毎日毎日育児が大変でしたが、先生方にご指導されて育児が楽で楽しくなりました。」とほとんどのお母さん方に言っていただけます。親になるための学校はありません。みな手探りで、親として成長します。しかし、子どもはどんどん成長します。気が付いた時には結果が出始めて、「ああすればよかった。」「こんなはずじゃなかった。」では子どもに申し訳ありません。何よりも生きていくのに苦労するのはかわいいわが子なのですから。私の教室は能力開発の塾ですがそれより先に、子どもたちがだれにでも愛される、子ども自身が幸せになる人格形成のためのご指導を親御さんにしています。「育てたように子は育つ。」七田先生に教えていただいた言葉を胸に今年も頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
2016.01.13