宗教監禁被害者「心のネットワーク」

宗教監禁被害者「心のネットワーク」

家族の反対


 再び大学に戻り、一、二週間ほど経ってから、親から連絡が来て、「もう一度、ちゃんと話し合おう」ということで、再度帰省をしました。すると「神様のことは、お父さんは分らないから、牧師さんの話を聞きに行こうと思うんだ」と言われました。妹の親友が、牧師の娘さんだったので、その牧師さんに話したところ、「原理のことについて詳しい人を知っていますから、御紹介しましよう」ということで、反対活動をしている人を紹介してくれたようでした。両親、私、妹の四人で、その反対牧師の話を聞きました。反対する人々の出版物や、説得中の兄姉の行動(窓を割ったとか二階から飛び降りたなど)等々を話し、一方的に統一教会や、原理の批判をしてきました。このことを通して、家族は、統一教会や原研は恐ろしい集団であるという印象を強烈に植え付けられ、私の説明に耳を貸そうともしなくなったのです。この時は、数時間いただけで牧師のところからは帰りましたが、このこと以来、親は原研を絶対にやめさせなければいけないと判断し、この反対牧師らの指示を仰いで、数回にわたって監禁、脱会の為の説得活動に着手していくようになりました。


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