チョロポンの部屋

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娘の不登校 4



もう無理しなくていい。頑張らなくていい。娘のペースで歩んでいこう。そう思うようになりました。少しずつですが、ウツも回復していったような気はします。

そんな中で、実親からの電話が苦痛でたまらなかった。いつも家族の愚痴しか言わない母親に疲れました。 毎日毎日電話してきて、1時間は愚痴をきいていました。 私が、学校に通っている最中でもお構いなしでした。

カウンセラーに私の中にある負の気持ち(母親からの電話)などを見抜かれてました。
「実家と少し間をおいたほうが良いだろう。じゃないとお母さんが落ち着かないし、お母さんが落ち着かないと娘も落ち着かない。」

実際に行動に移すまで考えました。今一番守りたいもの。自分にとって大切にしなくちゃいけないもの。 私の中での答えは「今の家族を守りたい。大切にしたい。実家の家族も大事だけど、それよりも今の生活を大事にしたい。」

母親から、電話があった時今の状況を話しました。その上で「しばらく電話もしないし、しないでほしい。ゴメンね。」と・・。
母は「分かった。もう電話もしない。何かあった時も電話しないから。」と言って切りました。それからも何度も電話がありましたが、絶対出ませんでした。何分かおきに電話が鳴るたびに恐怖すら覚えました。

ある日、母から手紙が届きました。内容は、私や家族(とくに娘)にたいして批判、中傷だらけで涙が出てきました。なんで子供の気持ちを分かってくれないのだろう・・。母の気持ちも分かるけど、何でウチのことを理解してくれないんだろう。もう絶縁するしかないのかな?そう思い、今の気持ちや状況説明をする手紙を書き、母に出しました。

実家と距離を置くようになってから、平凡だけど平穏な生活でした。そして暖かい家庭になったと思います。

そして、今に至ります。お正月も実家には行きませんでした。主人が「意本当に行かなくて良いのか?」と言われても「絶対行きません。」と拒否しました。もちろんお姑さんにも言われました。「行った方が良いんじゃないの?」とね・・。でもお断りしました。
私はお姑さんに「年賀状も出さなくていいから!」と言いました。冷たい娘かも知れません。でも、実家に嫌気がしてたまらなかった。

娘の不登校は続いていましたが、焦らずゆっくりとやっていかなくてはならない。

何もまだ解決はしていません。子供の気持ちを聴き、待つ事の大切さを身を持って教えられています。

子供に「大好きだよ。愛してるよ。大切なんだよ。どんな時も考えてるし想っているんだよ。安心して良いんだよ。」と言っていこうと思います。決して子供を否定してはいけない。受け入れる事。親が出来ることはそれだけのような気がします。

時折、私は「ウツ」になるときがあります。何とも言いようがない暗いモヤモヤしたものが襲ってくる時があります。 そんな時助けてくれるのが
主人や娘、チョロなんです。





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