【西洋陶器を求めて】 0
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にほんブログ村 以前にご紹介した豊田市霊岩寺の地蔵菩薩像。その作家は誰か、いまだに結論が出ていません。造形や製作法から高見彰七作品である可能性は高そうです。しかし高さ3m程度の大きな高見彰七作品では、左官や造形業者が協力している例がみられます。みよし市の大狐や愛知池の観音像などがその例です。霊岩寺の地蔵菩薩像にも高見彰七氏以外の手が加わっている可能性が高く、それが作家の判別を難しくしています。【記事1】 「霊岩寺 謎のコンクリート像 1」【記事2】 「霊岩寺 謎のコンクリート像 2」さて、霊岩寺の山門の左には平芝公園への道があり、そこには石仏や祠がいくつもあります。その中の祠のひとつ、次の写真の右端は鯖弘法(鯖大師)です。風化して、鯖弘法とわかり難くなっています。サバも今にも消えそうです。サバを失くしそうな鯖弘法様。そのお姿が伝えるもの。それは大切なものがいつまでも、手元にあるとは限らないということでしょうか。【 ティラミス詰め合わせ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.07.22
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にほんブログ村 高見観音の話が続き、みなさんも飽きてきたかもしれません。そこで息抜き、久しぶりに鯖弘法(鯖大師)をご紹介しましょう。この鯖弘法は、名古屋市 日泰寺 舎利殿・霊堂の手前におられます。舎利殿などは日泰寺の本堂がある境内の北東にあります。大きな交差点を介して境内から距離も離れています。真面目そうなお姿です。横から見ると、やや前のめり?背中の石板が重いのでしょうか。重荷を背負っても表情はにこやか。しかも手のサバも離さない。さすが弘法大師様です。鯖弘法、化粧地蔵なども、まだ幾つもご紹介できていません。花の話も書きたいので(笑)、高見彰七以外の話題も時折、ご紹介したいと思います。今後もよろしくお願いします。【 薄焼きお魚せんべい 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.06.29
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にほんブログ村 愛知県豊田市本新町4丁目の浄法寺。ここには四国霊場八十八箇所ミニ周遊の石仏が並んでいます。しかし、浄法寺の四国八十八箇所周遊には奇妙な点が幾つもあります。奇妙なのは弘法大師の座像に紛れて、関連のない仏像が幾つも含まれていることです。先日ご紹介した高見観音(コンクリート像)もそのひとつです。注意深い方は、先日の高見観音の写真をご覧になり、気づかれたかもしれません。お分かりでしょう。高見観音の横に、鯖弘法(鯖大師)が立っています。四国霊場には「鯖大師本坊」があり鯖弘法が祀られています。だから四国霊場八十八箇所周遊に鯖弘法があってもおかしくはない。そう思われるかもしれません。ところが、「鯖大師本坊」は四国別格霊場 第4番札所です。「別格」は四国霊場八十八箇所に含まれません。もし別格も祀るなら、別格二十箇所もなければなりません。しかしあるのは別格第4番札所のみです。さらにこの鯖弘法の台座も、他の八十八箇所の石仏と異なります。形の異なる台座に「三好〇字黒笹(〇は町?) 六十二番」と、浄法寺のある豊田市とは別の地名が刻まれています。この鯖弘法は、三好町黒笹から移設されたのでしょう。よくあることですが、お寺の御住職が趣味で仏像をコレクション、いやもとい、貴重な仏像の保護のために集める場合があります。この鯖弘法も、四国別格霊場二十箇所巡りの中から、鯖弘法だけが移設・保護されたものと推定します。そうすれば、皆さんも予想されるでしょう。その通りです。この場所には、さらに珍しい石仏もあります。次回はその石仏をご紹介します。【 季節限定 いちごモンブラン 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2024.02.24
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にほんブログ村 写真を見返していて、驚きました。愛知県みよし市の諸輪御嶽神社。御嶽神社は、どこも石造物の宝庫です。その入り口付近には、弘法堂がありました。弘法大師まで祀ってしまう。このカオス感も、御嶽神社の魅力です。弘法堂には、弘法大師の石像が祀られています。この大師像の写真を見て驚きました。なんと鯖弘法(鯖大師)ではないですか!撮影時、全く気付いていませんでした。手元をアップしましょう。鯖の眼まで、円形に彫られています。まさに鯖弘法です。さらに驚いたのは、弘法堂の名称。「鯖弘法大師」と書かれています。ここまで分かりやすい鯖弘法を見逃していたとは……。自分の観察力のなさに、あきれた出来事でした。【 こちらは鯖弘法ではありません。たぶん…(自信喪失) 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.07.05
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にほんブログ村 ネット検索で、名鉄東岡崎駅近くに鯖弘法(鯖大師)がおられるらしいと知りました。場所は、愛知県岡崎市の三和山 密峰寺。ただネットには「なぜ鯖弘法?」とのコメントがありました。不安を抱えつつ、密峰寺に向かいました。本殿左の石仏。たしかに、こちらは鯖弘法ではありません。ネットのコメントは、この石仏を見てのことでしょう。しかし本殿前にはこの表示。どう考えても、本殿内に鯖弘法はおられます。ご存じのとおり、私は本殿内の撮影はめったにしません。ご本尊にカメラを向けるのは失礼かと思うから。ただ今回は、本殿の扉も少し開けられています。その隙間から、本殿内部を撮影です。ご本尊は遠く、肉眼ではよくわかりません。コンデジで、ノーフラッシュ、ハイズーム、超高感度ISO、手持ちで限界の撮影。撮影された写真を見るとわかります。たしかに鯖弘法です。ただ、妙に鯖が平面的。ほとんど描かれた絵のようです。三河地区には、有名なご本尊が鯖弘法の寺院が複数あります。いつか参拝をしたいと思いますが、おそらく写真撮影はできないでしょう。みなさんにご紹介する鯖弘法は、おそらく石仏ばかりになると思います。【 干支置物の季節?: 上級者向きレゴ 茶トラねこ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2022.01.08
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にほんブログ村 今まで三河地域の鯖弘法(鯖大師)のご紹介をしてきました。今回は初めて、名古屋市内の鯖大師をご紹介します。金山総合駅近くの鯖大師 龍泉院。街中に取り残されたような寺院に、鯖大師様はおられます。建物を背に、たたずんでおられます。真面目なお顔の大師様です。背面の壁に、少し感じる圧迫感。都市部街中の寺院らしい風景です。鯖も真面目です。とてもまじめな鯖大師様でした。【 弘法大師伝説 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.12.03
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にほんブログ村 今回は、新たに鯖弘法をご紹介します。場所は、愛知県安城市の明昌山 太平禅寺。比較的、若そうな鯖大師様。比較的最近作られたものでしょうか。笠も被っておられませんので、熱中症注意です。撮影は夏ではありませんでしたが。それにしても、サバが目立ちます。サバのみが、生々しくペイントされています。サバの自己主張が強い鯖大師でした。【 ケーキセット12種 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.08.29
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にほんブログ村 愛知県岡崎市の吉祥院。ここの鯖弘法は、参道の途中、静かな木陰にあります。笠は被っていませんが、暑くはなさそうです。とても真面目そうなお顔をされています。愛知県の鯖弘法も、いくつか紹介しました。あらためて整理すると、鯖弘法にはふたつの説があります。1) 【 「鯖」=「生飯」説 】柳田國男ら民俗学からの説。仏教でお供え物の食物を「生飯(さば)」と呼びます。この生飯と「鯖」が混同されて、弘法様はお魚を抱えることになったとする説。2) 【行基の伝承との混同説】行基にまつわる下記の伝承が、弘法大師(空海)に置き換わったとする説。旅僧の姿の弘法大師が、旅先で鯖を求めました。それでも求められた商人は鯖を与えず、祟られたという伝説があります。いずれの説も、伝承に混同がみられます。やはり鯖を持ったお姿は、弘法大師様が望んだお姿ではなさそうです。【 プリン倶楽部タルトクッキー 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.06.25
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にほんブログ村 鯖弘法像は珍しい像ですが、三河地区では幾つか見ることができます。その理由には、三河地区で弘法大師信仰が盛んなこともあります。この鯖弘法像があるのは、愛知県知立市の宝蔵寺。しっかり笠を被っておられます。熱中症対策はされてます。しかし、表情は、ちょっとひょうきん。もっと気になるのは、その手元。どういうサバの持ち方をしているのでしょう。まるで尾に指をひっかけているよう。あるいはサバが、超能力で浮いているのかも。やはり鯖弘法様は、只者ではありません。表情がひょうきんでも、決して侮れません。あらためて、鯖弘法様に神秘を感じました。【 鮎菓子 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.05.30
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にほんブログ村 愛知県刈谷市の西福寺。三河三弘法のひとつのこのお寺は、六角堂(観音堂)が印象的です。しかし、見逃してはいけません。こちらにも、鯖弘法様がおられます。このお方は、笠を被っておられません。そのためか、頭が黒ずみ、まるで日焼けしているかのようです。なんとなく、不機嫌そうな御顔。それに手にお持ちなのは、本当にサバですか?フナかコイではありませんか?六角堂の赤い色は、さらに暑さを強調しています。皆さん、熱中症防止のため、夏は日除けにご配慮を。【 アマビエ/ヨゲンノトリ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.05.18
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にほんブログ村 愛知県西尾市の養寿寺には、鯖弘法もおられます。大正15年製の石像。「鯖(さば)」=お供え物の食物「生飯(さば)」でしたね。隣には、厄除弘法。石像の作家は分かりませんが、鯖弘法と同じ作家でしょう。見上げれば、迫力。どちらも笠が重そうですが、西尾市 阿弥陀院の鯖弘法にはかないませんね。[阿弥陀院の鯖弘法] ●【鯖弘法】 「愛知県西尾市 阿弥陀院の鯖弘法」【 栗どら 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから >にほんブログ村
2021.04.30
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こちらの写真をご覧ください。何か違和感はないでしょうか?写真は、愛知県西尾市の阿弥陀院で撮影しました。石像は弘法大師様です。手に魚を持っているのに気づかれたでしょうか。この魚は「鯖(さば)」です。こちらは通称、「鯖弘法」。鯖弘法は、徳島県の四国別格霊場 第4番札所「鯖大師本坊」が有名です。旅僧の姿の弘法大師が、旅先で鯖を求めました。それでも求められた商人は鯖を与えず、祟られたという伝説がモデルです。しかし実は、弘法大師様が鯖を抱えることになった理由は別にあるようです。全ては誤解が原因です。仏教でお供え物の食物を「生飯(さば)」と呼びます。この生飯と「鯖」が混同されて、弘法様はお魚を抱えることになりました。誤解から、鯖を抱えることになった弘法大師様。笠を深くかぶるのは、不満な顔を隠すためかもしれません。【サバトラ】にほんブログ村
2020.07.15
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