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2006年05月12日
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今、前から読みたかった鶴見クリニック院長、鶴見先生の本を読んでいます。
現代版・食物養生法

今まで健康に関する本をゆうに7、80冊は読んできた私ですが、この本にはかなり感心しました。
内容が濃い!深い!細かい!具体的!
これは買って後悔しない、すごくお奨めの本です。
まずこの本は、これまでの健康法のすべてが網羅されている上にすべての良いとこ取りである点。
私もこの10年マクロビオティック関連と、陰陽学関連、安保免疫学、最近ではナチュラルハイジーンのすごい酵素生活などを学び、すべての良いところ取りの食生活になっていました。
何か一つの主義に完全に納得するという事はなかったからです。

この鶴見先生もそうなのです。
しかも先生は医者で、西洋医学が慢性病やガンなどに無力である点に苦しみ、医者でありながら漢方、鍼を極め、それでも病気を解決出来ない事から、食養生に行き着き、主にマクロビオティック道を突き進んで行くのですが、思ったような成果が得られないのです。
そしてマクロビの問題点を正し、酵素なども取り入れて、現在の食養生に辿り着いてガンや慢性病にすごい治療成果をあげていらっしゃるそうです。


この内容がドクター新谷とも合致し、奇しくも今の私の食生活ともかなり合致していました。
それだけではなくて、新たな発見もいろいろあって、本当に感激しました。



先生は毎日患者さんの血液をLBAという分析方法で顕微鏡で見て、赤血球の形や並び、状態を観察しているそうです。
正常な赤血球は7.5ミクロンの美しい円形で、中心部が少し薄くあまり重なりがないのです。
しかし、同じ人がケーキやチョコレート、ステーキを食べて、たった10分後にまた採血して顕微鏡をのぞいて見ると、ルローと呼ばれる赤血球がいくつも重なって連銭状態になっているのが見てとれるそうです。


いわゆるドロドロ血と言われるような状態で、こういう赤血球は毛細血管の中にはほとんど入っていけないそうです。


脂っこい肉食をしたあとなどは、中性脂肪が無数の菌がうごめくように画面に飛び交い、タバコを吸ったあとではヤニがくっついているそうです。(写真も載ってました)
これは、私のように多少なりとも学校で生理学を習った者にとっては、びっくりな内容でした。
教科書では、血液は骨髄で作られると習うからです。
食後の赤血球にすぐさまそんな変化が出るなんて!

そもそも、血液が骨髄で作られるという根拠になったのは、1925年アメリカの3人の血液学者がやった実験です。
これはニワトリやハトを10日間絶食させ、骨髄を観察しそこに造血作用があるのが確認されたという実験結果で、これによって血液は骨髄で作られるという事になってしまったのです。
しかし、なぜわざわざ絶食させたのでしょう。
これに異を唱えるドクター千島という方がいたそうです。


骨髄での造血は飢餓状態の時のみの二次的な造血で、普段血液は腸で作られる。


この千島学説は当初学会から締め出されてしまったようですが、最近ではまた見直されてきているようです。
なにより、ドクター鶴見の食前食後の赤血球画像の観察結果は、腸での造血を裏付けています。


赤血球は、なんと食べ物が腸の絨毛によって変化したものだそうです!


いやーー、参りました。
食べものが血となり肉となるというのは、どうやら本当のようです。
こういう事がわかってきているのに、どうして日本のほとんどの医者はいまだに薬ばかり処方して、食事指導をしようとしないのでしょう。
いまだに一日30品目バランスよく食べましょうなどと、諸悪の根源の現代栄養学のセリフしか言わない人ばかりですよね。

ちなみにどういう食べ物が血液の質を悪化させるかと言うと

●動物性たんぱく質
●酸化した油や揚げ物など脂っこい食べ物
●砂糖、お菓子、スナック菓子
●乳製品
●タバコ
●酸化した食べ物
●よく噛まない玄米食などが原因の消化不良
●水分不足
●加工品、添加物、残留農薬
●過食


と、これまたドクター新谷とほとんど同じ事でした。
新谷先生は腸の中を内視鏡でのぞき、鶴見先生は血液を顕微鏡でのぞいています。
そんなお二人が言う事にこうも共通点があるとは!
しかし何を食べたらよいかという事にはいろんな細かい説明があり、非常に深くユニークで面白かったので、また明日書こうと思います。


今日食べた物が、明日のあなたを作るのです!


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Last updated  2006年05月13日 02時22分52秒
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