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2011年04月27日
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みなさん、こんにちは。

後編を更新しようと思ったのですが、出発の準備に追われて暇がなく、そのまま宮城県石巻のボランティアの旅に出てしまいました。
そして、昨日の深夜に東京に戻りました。
前回の続きの後編に行く前に、記憶が生々しいうちに、まずは石巻のレポートから書かせて下さい。

被災者の方を施術させてもらいたいという思いが、悶々と湧き上がってきたのが、3月30日のことでした。
毎日、ニュースでは避難所の映像が流れ、津波の被害の様子に打ちのめされ、原発の問題も全然収束しない事から、無力感にもさいなまれていました。
そんな時、ふと心に湧きあがってきた一筋の確かな思いがありました。
それが、ボランティアとして被災地にカイロプラクティックの施術に行きたいという思いでした。

思い立ったが吉日、私の頭にすぐ浮かんだのが、カイロプラクテックスクールでの恩師坂本先生。
坂本先生はアウトドアな趣味も持ち、フットワークも軽い体力のある人だし、災害後もすぐカイロプラクターでの団結を呼びかけるブログも立ち上げてらっしゃいましたし、長らくスクールの事務局長だったので人脈もあったからです。
先生に声をかけると、2つ返事でOK。しかも何人かカイロプラクターを集めてくれるし、車も運転してくれるとのこと。
あとは、勝手に行くわけにはいかないので、どうやって現地で許可を取るのかが大問題でした。

知り合いのNPOに聞いてみたのですが、その頃はまだボランティアの受け入れ体制が万全でなく、なかなか話が前に進みません。
気持ちばかりが高まるのですが、時間がすぎて行きました。
そして4月10日、友人の石田大介くんから石巻のボランティアに行ってきたこと、そして現地では人手を必要としていることなどを書いたメールが来ました。
「これだ!」まさにビビーンと来ました。
すぐさま大介くんに相談し、カイロプラクター5人で避難所に施術に行きたい事などを話し、NPOオンザロードのボランティアとして、参加できるように彼が話をつけてくれたんです。

行く人のスケジュール調整がなかなか大変で、結局行けたのはそこから2週間後の4月24日で、期間も移動日入れて3日間という短い期間になってしまいましたが、本当に行ってよかったと思います。

東京から6時間、高速道路に乗って宮城県にやってきました。
NPOオンザロードのボランティアビレッジでは、テント暮らしです。
このように許可を受けた場所で、それぞれが持ってきたテントで、寝袋で寝ています。

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だいぶ暖かくなってきたとはいえ東北ですから、夜はぐっと気温が下がり、地面からしんしんと冷気が上がってきて、熟睡するのはちょっときついです。
テントが足りないのと、カイロチームでは紅1点というのもあり、私は車の中で2泊したのですが、それでも寒くて、何度も目が覚めました。
ただ、2日目は疲れてるのか、まったくもって爆睡。
人間、どんな環境にもすぐ慣れるもんだと思いました。

on2

食事はありがたいことに、ボランティア用の炊き出しが朝、夕でます。
昼は前の晩の残りをお弁当箱につめて行きます。
お米は自分で持って行くのですが、これで1日500円。
味もすごくおいしいし、なんか申し訳ないくらいでした。

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↑ビレッジのとなりは、なんと日帰り天然温泉施設!
ここで夜8時から10時までなら、ボランティアも400円でお風呂に入れるのです。
オンザロードはボランティア団体の中でも、かなり恵まれていると思います。
だから長期滞在も無理がないのかなと思いました。

on3

↑朝のボランティアビレッジの出発目前の様子。
この赤いタスクをして、みんなそれぞれ、被災した家屋にたまったヘドロ出しやガレキの撤去、炊き出し、お風呂、御用聞きチームなど、班に分かれて出陣します。
私達が行った時には、6,70人のボランテイアがいるように思いました。
長期間いる人、短期間だけの参加や、週末参加の人など、いろいろな人がいます。
基本的に20代30代が多いと思いましたが、職業は本当にさまざまです。


でも、ここの人達に共通しているのは、ものすごい前向きなエネルギーの高さ。
四角張ったイデオロギーなど微塵もありません。
希望を胸に、ただ純粋に日本の受けた傷を修復しようと、各地から集まってきた若者達です。



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↑私達カイロプラクティックチーム5人、プラス後列左から2人目は、大介くん。
大介くんも指圧が出来るというので、今回は私達と一緒にまわりました。
2人を除いて4人が40代。
少々年齢はいっちゃってますが、熱い思いは負けてないと、みんなで気合を入れます。
前列右、坂本先生( アディオカイロプラクテック )、後列左黒松先生( タツミカロプラクティック )、一番右横山先生( みさきカイロプラクティック )、右から2番目は吉田先生( シオカワカイロプラクティックオフィス (木曜のみ))。
2日間、先生たちの施術を見ましたが、全員技術は筋金入りだと思いました。
みなさん、ぜひ施術に行かれて見て下さい。

オンザロードさんが、私達のためにコーディネイトしてくれた避難所は3箇所。
はまなすの里というケアハウスと、古川総合体育館と成瀬第一中学校の避難所でした。
2日間で3箇所では時間が余ってしまうので、昼間はヘドロ出しに参加することにして、長靴や防塵マスク、ステンレスの中敷など万全な装備を整えて行った私達でしたが、このブログの読者の石巻出身の方2名から、石巻高校と渡波小学校の避難所に、施術を必要としている方が大勢いるから来て欲しいと、ブログにメッセージを頂きました。


ほんとにギリギリの、現地入りした夜にちょうど二件のメッセージ。
しかも、あと2箇所の避難所に行く時間が、ちょうどあるのです。
流れというか、もう、これは必然なのだと思いました。



そんなわけで、ヘドロ出しのほうには今回は参加せず、2日ともフルで避難所で施術させて頂きました。

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折りたたみの小さなカイロ用ベッドを4つ持っていったので、避難所の片隅ですぐさま施術コーナーが出来ました。
多くの方が並んで施術を待って下さり、全日で150人くらいの方は施術出来たのではないかと思います。
体が軽くなった、膝が伸びるようになったと、とても喜んでいただけました。

すみません、パート2に続きます。

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Last updated  2011年04月27日 18時38分23秒
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