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2011年10月07日
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みなさん、こんにちは。
更新が遅くなってすみません。

いやー、本を完成させるって、今さらながら大変な作業ですね。
やっと今日、第2校の赤字(訂正)を出したのですが、見るたびに直したり追加したくなっちゃうので、エンドレスです。
きりがないので、どこかで「えいっ!」と思いきらないといけないのですが、なかなかこれが難しいところです。
でも、いよいよもう印刷所に入りますので、私の手を離れました。
あとは、たくさんの方に手に取っていただけるよう、面白いと言っていただけるように祈るばかりです。

さて、さっそくですが前回の続きです。
臓器の中でも、かなり老化が早いと言われる卵巣。
肌のハリや、つややかさ、バストのハリを保つ、髪の美しさ、骨の丈夫さ、動脈硬化予防など、女性の美しさと健康を司っている女性ホルモンを出しているところですから、もう出産しない予定の方にとっても、高齢出産を考えている方にとっても、卵巣のアンチエイジングは大切です。

私たちが生まれた時、私たちの卵巣には200万個くらいの原子卵胞という卵子の元になるものがありました。
この原子卵胞は、その後増えることはなく、私たちと同じだけの年齢を重ねています。
原子卵胞は自然に減少もしますし、初潮を迎えてからは毎月20個の卵胞が育ち、そのうち一番成長した卵胞が排卵し、あとのものは退縮してしまいますので、卵胞は毎月数百個くらいずつ減少していくようです。


肌のハリ、ツヤ、髪の美しさ、卵胞を発育させ、子宮内膜を厚くさせる女性ホルモンのエストロゲンは、他ならぬこの卵胞から分泌されるのです。


その後卵胞が育ち、ここから無事卵子が飛び出して排卵すると、今度はこの卵胞が黄体組織に変化して、黄体ホルモンのプロゲステロンを分泌します。
プロゲステロンは、子宮内膜を受精卵が着床しやすく更に厚くさせ、妊娠を維持させるよう水分を保持させ、皮脂を増やし、食欲の増進に働きます。
プロゲステロンが多く分泌している時は、そのためむくみやすく、ニキビが出やすくなります。
精子と出会わなかったり、うまく着床しなかった場合は、その後子宮内膜が剥がれて生理になり、エストロゲンもプロゲステロンも一気に減り、肌は乾燥気味になります。

年齢と共に卵胞の数は減り、平均45歳で卵胞数は数千個になり、こうなると月経不順になってくる方も出てきます。
50代になると卵胞数は1000個以下になると言われています。
卵胞数が減るごとに、妊娠することがだんだんと難しくなってくるわけです。
そして女性ホルモンを分泌しているのは卵胞ですから、当然エストロゲンもプロゲステロンも減少します。


でも卵胞がなくなったら、閉経後にエストロゲンがゼロになるかというと、そんなことはなく、
量はかなり減りますが卵巣の代わりに副腎でちゃんと分泌されます。


しかし、卵巣でのエストロゲン分泌が急に減ってしまうことは、更年期障害を重くしますのでやっかいです。
やはり卵巣機能の老化は、なだらかに、ゆるやかに、出来るだけアンチエイジングしたいもんです。
というか、更年期の心配の前に妊娠だ!という方もいると思います。

卵巣の老化を予防するために、まず第一に大切なこととして、骨盤の歪みと冷えを改善して、骨盤内の血流を良くすることの大切さについて、いろいろなドリンクやサプリメントと共に前回書かせてもらいました。
今日は、それ以外で卵巣のアンチエイジングに良いと思われることをまとめていきたいと思います。

★毎日だいたい決まった規則正しい時間に食事をすること

ペンシルバニア大学の研究チームで、ショウジョウバエを飼育して普通にエサを与えた群と、通常の時間とは異なる時間にエサを与えた群で1日の平均産卵数を比べた実験で、異なる時間にエサを与えられた群は、正常な群より産卵数が低下したそうです。
これにより、生き物の身体に備わっているサーカディアンリズムが生殖能力に影響を及ぼすのではないかと言われています。


★成長ホルモンは、卵巣の機能を向上させる


若返りホルモンと言われる成長ホルモンですが、卵胞の発育を促したり、卵巣からの女性ホルモンの分泌をよくしたりする働きもあるそうなんです。
脳下垂体からの「女性ホルモンを出せ!」という指令に対する、卵巣の反応も良くするのだとか。
成長ホルモンについては今度の私の本にもさんざん書きましたが、睡眠時に7割、そしてゆっくりとした筋力トレーニング時にも分泌されることが分かっています。
睡眠後の最初の3時間に多くの成長ホルモンが分泌されるので、この時間をいかに熟睡できるかが重要です。
寝る時間が遅いと分泌が悪くなるので、早めに寝ることが一番。


★メラトニンには卵巣の保護作用もある

よりよい睡眠に必要なメラトニンですが、卵巣を保護する作用もあるそうです。
メラトニンはセロトニンを原料に体内で作られるので、朝はしっかり太陽の光を浴びたり、腹式呼吸をしたり、ウォーキングをしたりして、しっかりセロトニンを分泌しましょう。


★マカを飲む

アンデス芋のマカについては、これまでも何度か書いていますし、以前から時々飲んでいますが、アミノ酸スコアが80で、成長ホルモンの原料のアルギニンが多いし、卵巣の機能を調整してくれるようです。
受胎能力を高める必須アミノ酸のリジンや亜鉛が多いということもポイントだと思います。
男性の精子の数や運動率を向上させる効果は有名ですが、ペルーでの動物実験ではマカを与えたマウスの方が明らかに多くの子供を産んだという実験結果が出ているようです。




★カロリー制限

サーチュインという長寿遺伝子をONにするとして、アンチエイジング界の話題を独占中のカロリー制限ですが、高齢の卵子の質を改善することが、アメリカのハーバード大学の医療関連施設であるマサチューセッツ総合病院の研究チームの動物実験で証明されました。

「生殖力の最も高い年齢にある若い雌マウスと生殖年齢後期の高齢の雌マウスを2つのグループに分けて、一方には、好きなだけエサを与え、もう一方には、総摂取カロリーを通常の70%に制限したエサを与えた。
その結果、好きなだけエサを与えた高齢雌マウスの排卵された卵子の数や受精率は年齢相応に低下したものの、カロリー制限された高齢の雌マウスでは、加齢のよる影響がみられず、若い雌マウのそれと同等であることが分かった。
この結果から、カロリー制限は雌の高齢マウスの加齢による染色体異常などの卵質の低下を防ぐことがわかった。」


しかしこれは何度も書いているように、適切な栄養バランスを保ったまま摂取カロリーだけを減らしているので、食べなきゃいいということではありません。
むしろダイエットは女性ホルモンの敵です。
それから人間の場合はカロリー制限は、80%くらいでいいのではないかと言われています。
これも、あくまでも満腹に対してですから、要するに腹八分目ということです。


★喫煙は卵巣の老化を早める

アンチエイジング全般に良くない喫煙ですが、女性ホルモンや卵巣にとっても最悪だということが分かっています。

女性ホルモンの中でもエストロゲンの分泌が減少する。
卵巣の中の卵胞の発育が悪くなる。
月経不順になりやすい。
不妊の率が非喫煙者に比べて約2倍高い。
閉経年齢が1.5~2.5年早くなる



★中医学や漢方で卵巣の働きを良くする、精をつけて若返り効果があるとされている食材

うなぎ、ホタテ、あさり、サザエ、山芋、オクラ、松の実、クコの実、クルミ、ナツメ、キクラゲ、黒豆


★性ホルモンの原料DHEAは運動でも増える

DHEAは副腎皮質で女性ホルモンと男性ホルモンの原料になります。
副腎皮質の判断で、それらの性ホルモンが足りない場合、分泌を増やす効能があるのです。
ただし、これは若い方には効果がなく、高齢でDHEA濃度が低い場合などに効果があるようです。
アメリカでは大流行のサプリメントですが、飲みすぎると男性ホルモンが増えて体毛が濃くなる、黄体ホルモンが増えすぎて逆に妊娠しづらくなる、飲む時間が夜間だと不眠になるなどの副作用もあるので注意も必要。
日本では医薬品としてしか扱われていません。

ところが、DHEAは運動でも、安全に増やせることが分かっています。
運動不足の40代女性で、40分の筋力トレーニングや、週3回のウォーキング2か月継続で20%~30%もDHEAが増加することが確認されているようです。


★マイナス水素イオンサプリを飲む

以前も1度書きましたが、2009年東京大学で行われた「第13回日本統合医療学会」で発表された女性アスリート11名がマイナス水素イオンサプリを毎日1カプセル飲んだ実験です。
4週間後に女性ホルモンのエストラジオールが平均して189%増加し、12週間後には256%増加したそうです。

エストロゲンには3種類あり、80%を占める善玉エストロゲンがエストラジオール。
その他はエストリオール、それから乳ガンなどの婦人科系ガンに関係が深いエストロンです。
水素サプリは、悪玉女性ホルモンと言われるエストロンは増やさず、エストラジオールだけを増やしたというのがいいですよね。
男性アスリートも同じように実験を行いましたが、男性は女性ホルモンが増えるということはないようです。
この効果は、水素が脳下垂体を活性化して、全身のホルモンが値が正常化したのではないかということですが、水素は分子量が小さくてどこにでも入っていけるから、卵巣機能も活性化しているんじゃないのかな。
私はもう2年、水素サプリを毎日欠かさず飲んでいます。今は美的水素を2カプセル。
今のところ生理不順はいっさいなく、毎月29日周期できちんときますが、どこまでこのままいけるのかなー?


卵巣のアンチエイジングは究極のアンチエイジング!
女性ホルモンは適度に分泌していたい!!



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Last updated  2011年10月07日 09時41分13秒
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