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ピッチ情報です。
テーブルに手を置いているといつの間にか潜り込んできては眠ったり、
歩く後を追っかけ、服を伝ってよじ登り、肩に止まったり、
人を全く恐れることも、手を恐れることもなくべた慣れ状態にあったピッチ。
同じインコでも個性バラバラで先代のインコは籠の中の止まり木に飛んで移動していたけど、ピッチはちょっとどんくさい。
飛んでの移動はせず、籠の柵をくちばしと足で移動する。上の止まり木から降りるときはダイブする。ダイブと言うより、ドサッと落ちる感じ。
台所で茶碗を洗っていたりすると、私の手に乗り、蛇口から直接、水を飲むのが好きなようで飛んでくるが、時々、何を思ったのか、洗い桶の中にダイブするのだ。
三回くらいそれをやっちゃって、一度は水がタップリ入った洗い桶にダイブしてプカッと浮いたままキョトン顔をしてました。後で、ドライヤーで乾かしたけど、逃げちゃって・・。
そんなことをしたせいか、風邪をひいてしまい、鼻水が出始め 、鼻水が羽根にこびりつき、カピカピな顔になってきて、羽が針金状になってきていました。時々、拭いてやっていたのだけど、一向に良くならず、団子状になった鼻水が鼻を塞いでました。
息が苦しかろうと、ちょっと強く、拭いてやりました。
手の中で「ギャッギャッ」とすごい叫ぶように鳴かれたけど、「ほら、きれいになったよ。」と私は満足してた。
だのに、だのに、それ以来、私の手を見ると逃げるのです。あんなに手を追っかけてまで「遊んでー」って感じでべたべただったのに・・・。
最初はこんな感じでおびえ始め、だんだん日を追うごとに、逃げるようになり、そのうち近寄るとギャッギャッと叫ぶようになり、これまでの関係が一変。私だけじゃなく、他の家族にも近寄らなくなり、籠からだしてやっても籠の戸を開けといてやると5分でそそくさと帰って行ってしまう
険悪な雰囲気。
たったあれだけでこれまでの信頼関係をうしなってしまった。
信頼って目に見えない。だから、もろく儚いものなんだって思った。
どうすりゃいいんだ?
ネットでいろいろ調べてみたら、鳥にも反抗期があるらしい。この険悪な関係が反抗期のせいではないとは思いながらも、反抗期と言う言葉には救われる思い。
で、情報によると、手乗り崩れを起こした鳥の矯正の仕方が書いてあり、
それによると
手をあまり見せないように、あまり見つめないように(狙われていると感じるらしい。)
鳥の前ではゆっくりとした動作で・・、人の目の位置より高い場所に持っていってやる、
甘えた声で「クウクウ」と鳴いてやるといい。
と書いてあった。
すべて1からピッチとやり直そう。
1からまた関係を築いていこうと決心した。
さっそく全て実行。
いろいろやったけど「クウクウ」と甘えて鳴いてやるのが一番効果的だった。
自分より弱いものと判断したのか、自分から近寄ってきて、心配そうな表情をしていた。
矯正を初めて2日間。
大分近寄ってきてくれるようになってきました。
信頼、失うのは一瞬でも回復には何倍もの時間がかかるものですね。
じっくり信頼を取り戻していきます。