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「私をテツと思ってる?」とときどき聞いてくる家人と観に行きました。貴方は◯◯テツと呼べるほどではないけれど、鉄分40%くらいは入ってると思うんだけど。いろんなところのレビューでも好意的に取り上げられているだけあって、鉄道好きのヒトもそうでないヒトも、さわやかな気持ちになれる映画でした。錦織良成さんという監督さんは知らなかったんですが、地元である島根を舞台にした映画をこれまでも撮ってらっしゃって、この映画で「島根3部作」になるのだそうです。鉄道愛も表現されてましたが、それ以上に地元島根の美しい風景や島根の人の心を大切に撮られたのだと感じました。私は「家族」について感じることが多かったな。購入したパンフレットをうれしそうに眺め、ネットであれこれバタ電やら監督さんやらについて調べている家人。鉄分45%くらいに増えたかも。
June 5, 2010
1月20日から上映されるディパーテッド。とても評価の高かったインファナル アフェアのリメイクですよね。この作品、まだ観ていなかったので、レンタルしてきました。でも、見始めるとなんかへん。ああ・・・私のばかばか馬鹿。インファナル アンフェアじゃないのよ!こんなパロディ版があるなんて知らなかったのよ。悔しいので最後まで見ましたけど。
January 18, 2007
地域の情報紙に県内でゆれるを上映している館があるというので行ってきました。監督の西川美和さんは是枝裕和監督の愛弟子だということです。長編の映画はこれが二作目ということですが、二本ともご自分の見た夢をもとに作られているのだそうです。閉鎖的な田舎町で父親とGSを経営する兄と、町を飛び出し、東京でカメラマンとして成功した弟。母の一周忌に帰郷した弟と、兄、そして二人の幼なじみの女性。三人で出かけた渓流の吊り橋の上から女性が転落してしまう。そのとき一緒に橋の上にいたのは兄。事件なのか、事故なのか・・・兄は逮捕され、弟は兄を救おうと奔走する・・・法廷で、面会の場で、お互いことばの裏を探ろうとして傷つけ合い、ゆれる二人の心。みていると苦しくなる。見ている方の心も激しく揺すぶられます。兄役の香川照之さんの演技はすごい。法事の夜、弟を待ちながら洗濯物をたたむ兄の背中が映画を見終わってからも心に残ってます。見終わってホールを出るとき、館の方に、「この作品はベストテン二位になったんですよ。一位は フラガールで、二月か三月に再上映しますからね」と声をかけられました。何のベストテンかと思ってましたら、あ、もうキネ旬ベストテンが出てたのね~~~。今回はベストテンに入った作品を結構見ている!なんかうれしい・・・・香川さんと笹野さんが助演男優賞に入ってるのもうれし~~~。
January 14, 2007
ゆったりした気持ちで迎える休日は久しぶり。朝からゆるゆるだらだらとしています。こんな日にちょうどよかった映画。亀は意外と速く泳ぐ公式ブログ私の住んでる辺りでは上映されなくて知らなかった作品。でもでも、キネ旬でちらっとタイトルを見たときから気になっておりました。「平凡な主婦がスパイに?そしてついに大事件が?」「トリビアの泉」とか、「時効警察」1,2,9話の三木聡さん監督。主演は上野樹里ちゃんですけど、周りを固める俳優さんがまた個性的な方ばかり。蒼井優ちゃんも可愛い・・・くっだらない、ばかばかしい小ネタ的な笑いが満載。・・・そしてゆるくて幸せ。
December 2, 2006
小倉にお出かけして佐賀のがばいばあちゃんを観てきました。九州地区は先行上映なんです。なんだか相変わらず日本映画地味路線。昭和回顧趣味。といわれても、こういうお話はいいですね~。素直に泣き笑いできます。吉行和子さんのおばあちゃんは、原作のイメージと比べるとちょっと若すぎ美しすぎ!ですが、凛とした強さが素敵。3丁目の夕日と違って、CGなしで昭和の風景を表現しているところもいいですね。ほとんど佐賀県内での撮影だということですが、よくこんな風景が残っていたね!佐賀恐るべし。全国での公開は来月とのことですが、たくさんの方々に観ていただきたいです。
May 14, 2006
「踊る」シリーズが好きな夫くんのたっての願いで観にいってきました。織田さんはこういう役が似合いますね~。分かりやすく、爽快感ののこる映画でした。帰宅後県庁の星公式HPのなかのスペシャルページからデスクトップアクセサリの時計なんかをダウンロードしたりして楽しみました。ホークス戦をテレビで観戦。やった~~!倍返し!つなぐ野球でまず開幕戦勝利です!マリーンズの選手WBCでお疲れモードだったのかしらね?
March 25, 2006
こんな面白い映画があったのね!キネ旬ベスト・テンで日本映画第5位の紹介を読んで気になっていた作品。DVDで観ることができました。公式HP運命じゃない人のイントロダクションを引用させていただきますと、『どこにでもいる気弱そうなサラリーマン宮田武は、人から頼みごとをされても断れず、どんなに騙されても疑うことを知らない“日本一のいい人”。そんな彼が、振られた彼女を忘れるため、ほんのちょっと勇気をだした一晩のほのぼのした物語───かと思いきや!物語は予想もつかない展開を見せます。宮田が過ごした一晩を、彼を取り巻く人々の視点から見ていくことにより、まったく違う夜に変わっていくのです。巻き起こる事件の数々、お互いの意外な関係性、そして彼らを翻弄する2,000万円の行方が明らかになっていき、まるでパズルのピースがどんどんはまっていくようなカタルシスをもたらすのです。そしてすべての謎が解けた爽快感の後、宮田の純情が起こす小さな奇跡に、誰もが幸せな気持ちになることでしょう。』あちこち伏線が張ってあって、それが次々つながって最後のピースがかちりとはまるタイプの映画にはとても弱い私です。ハリウッド系の「スケール大きいです」「豪華キャストです」「予算使ってます」っていう感じの映画より、一見小粒で地味だけど、細部までていねいに作ってあるこういう映画って好きだな・・・出てくる俳優さんも「見たことあるんだけど、すみません。お名前はあまり知りません・・・」って人が多いです。でも、みなさん演技がうまいです。とても自然です。実際の素顔、キャラとはかけ離れた役柄をこなしている人も、演技の中ではほんっとにナチュラル。内田けんじ監督、劇場公開用の長編映画は初監督だそうです。この作品は脚本も書いているんですよね。それで昨年のカンヌ映画祭4冠受賞。国内でも高い評価を受けている作品だったのね・・・これからどんどん作品を作ってくれるとうれしい。もうほとんど上映は終了しているけれど、3月11日から再上映が決まっているところがいくつかあるみたいです。田舎にいると存在すら知ることができなかった。DVDありがとう。特典映像のメイキングやインタビューももりだくさんで隅々まで堪能できますし、監督と出演者のコメント入りで本編を再生するとまたいろんな裏話とか聞けて楽しいです。内田監督の初監督作品(自主制作)「WEEKEND BLUES」との2本立てDVDも発売中。これ、すごく欲しい!次回作、楽しみだなあ・・・
February 20, 2006
夫くんがキネ旬の最新号を買ってきた。ベストテンの採点表や選評を見るのが楽しい。読者のベストテンに夫が強烈に応援していた「カーテンコール」が8位で入っていたのでちょっとご満悦。「サマータイムマシンブルース」も22位と健闘。どちらも上映館が少なかった割りにここまで入るとは「読者のほうが見る目がある」と大喜び。今年こそはベストテンに投票するんだ!と。それにはがんばって観ないとね。トリノ五輪、開幕しました。
February 10, 2006
博士の愛した数式は穏やかで優しい映画でした。事故の後遺症で記憶が80分しか持続しない数学博士。博士の義姉の依頼で彼の元で働くことになった家政婦とその息子(ルート)との心のつながり。成長して高校の数学教師となったルートの数学の授業を通じてそれらが淡々と描かれています。「数学と愛を交わす」日々を送っていた博士は、「数」について、「真理」について実に文学的に語ります。家政婦に数のすばらしさを語る場面、ルートに算数の問題を教える場面、「1」について話す場面、教師となったルートの最初の授業・・・私は学生時代数学は大の苦手だったのですが、このように数について話してもらっていたら、もっと興味が持てたのでは・・・・「野球」は数と関わりの深いスポーツですが、野球についてのエピソードも楽しかった。あと、義姉は常に着物姿で登場するのですが、着物、帯、半襟すべて暗い地味な色合いばかり。その中で一度だけ白地の半襟を長襦袢に縫いつけているらしい場面がありました。義姉の心情の変化を表現してるのか?と深読みして、いつその半襟を身につけるのか注目していたのですが、確認できませんでした・・・・ラストシーンでつけてたかどうか、記憶がない・・・(涙)配役もよかったなあ・・・寺尾總さん、風貌がだんだん宇野重吉さんになっていきますねえ・・・「ルビーの指輪」歌っていた頃からは想像もできない枯れた深い演技をされますね。家政婦役の深津絵里さんは「ハル」以来好きな女優さんですが、さわやかで透明感ある演技がよかったです。吉岡秀隆さん、子役の齋藤隆成くん、義姉役の浅丘ルリ子さん、それぞれに存在感ある演技でした。小泉監督の映画は本作と阿弥陀堂だよりしか観ていませんが、どちらも長野の美しい風景が印象的でした。う~~~ん・・・1月にして今年一番のお気に入り映画になってしまったかも。。。。原作はまだ読んでいないので、そのうちに読んじゃう気がします。
January 29, 2006
THE有頂天ホテル。昨日見てきました。年始の古畑ファイナル3部作、それにむけての年末古畑再放送、あらゆるメディアでの宣伝。監督さんもメディアに出まくり・・・宣伝効果はすばらしく、満席でした。まあ、そこそこ楽しめますね~。豪華な出演陣なんですが、「え~~!この人がこんな役?」というような面白い配役。役者さんの演技はそれぞれうまくて楽しめました。1シーン1カットの撮影にこだわったということで、舞台を見ているような感じの画面。どたばた場面の面白さより、張り巡らされた伏線を見逃さず、「あ・・・」とあとで気づくと楽しい感じ。エンドロールで「え!あの人が出てたっけ?気づかなかった!」というところをDVDで確認したい。大勢の様々なエピソードが最後の大団円へと収束するにはするんですが、もうひとつ入り込めなかったかな・・・・次回作に期待します。
January 16, 2006
キネ旬ベスト10が発表されました。毎回思うのですが、私の住んでいる田舎町周辺ではランクインする映画のせいぜい半分程度しか観ることができません。存在すら知らないような映画がランクインしてるのはなんだかさみし~。自分の観た映画がほとんど入ってなかったし・・・投票もしてみたいけれど、ベスト10を決めるほどたくさん観ないしな~。海外映画、邦画合わせて10本ならビデオやDVDも含めてなんとか決められるけど・・・今年度末はなんとか投票できるように、こまめに観たいものです。
January 11, 2006
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