映画は楽しいね★こうき★

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気温変動+2℃ ~人は未来を変えられるか


2006年4月27日18:15から

のセミナーを聞いてきました。
先月この本が出版されています。

http://www.thinktheearth.net/jp/shop/p13.html
http://www.assiston.co.jp/?item=1298

[日販MARCより]
地球の平均気温が2℃上がると世界はこう変わる。最新のスーパーコンピュータで描かれた、1950~2100年の地球の平均気温分布図を掲載。パラパラめくると、みるみるわかる。地球温暖化ビジュアルブック。

[BOOKデータベースより]
地球の平均気温が2℃上がると世界はこう変わる!パラパラめくると、みるみるわかる。地球温暖化ビジュアルブック。

地球ヒストリー(1900‐52―初めての警告;1953‐55―大気汚染との戦い ほか);
温暖化インパクト(1℃上昇すると、珊瑚礁が白化する。;1.5℃上昇すると、水不足人口が急激に増加する。 ほか);
未来を変える取り組み(市民風車―自然エネルギーへの転換。市民が支える風力発電;軽油代替燃料―畑で作る燃料 てんぷら油で車が走る!? ほか);
解説(コンピュータシミュレーションによる温暖化予測―結果から何が読み取れるのか;気候変動研究の未来―まだわかっていないこと、もっと向上できること ほか)
「地球温暖化」という言葉は良く聞かれるようになりましたが、 私たちの普段の生活からは、どうも実感がわかないものです。

「この100年で地球の平均気温は0.6℃上昇した」
「これからの100年後には6℃上昇する」

その結果、何が起こったのか?そして何が起ころうとしているのか?そして私たちに何ができるのでしょう?

この書籍「気候変動+2℃」では、国立環境研究所の全面協力により、スーパーコンピュータによる最新の地球温暖化シミュレーションを掲載。パラパラ・マンガのようにページをめくることで、これまでの50年、そしてこれからの100年の世界の温度変化とその予想をビジュアルで確認することが可能。また豊富な資料と分かりやすいコラムも満載で、この150年で地球がどのように「温暖化」していくのかが手の取るように分かります。

さらに、デンマーク発の市民風車、畑で作る軽油代替燃料、グリーンベルト運動、人と車の新しい関係、環境市場の活性化、倉本聰さんが始めた富良野自然塾。すでに世界各地でスタートしている、未来を変えるための取り組み14例を紹介。


これからの私たちの未来のために、何を知り、考え、どのように行動すれば良いのか。そのヒントが満載されている一冊です。

「気候変動 +2℃」 前書きより


本書のタイトルにある「2℃」は、いま世界中が注目している数字だ。地球の平均気温が工業化以前と比較して「2℃」を越えて上昇すると、気候変動が手に負えなくなり、社会や生態系が破滅的な影響を被ると予想されている。すでにヨーロッパ諸国はこうしたリスクを回避するために気候上昇を2℃以下にすることを政策の長期目標(気候ターゲット)に定めているくらいだ。

最近の研究で注目されているのは、地球の長い歴史の中で、この1万年ほどの気候が驚異的に極めて安定した時期だったという事実だ。つまり、本来地球は「気候が大きく変動する状態」があたりまえだった。地球気候を研究する科学者たちが心配しているのは、この点だ。産業革命以後、工業化を進めて物質的な豊かさをひたすら追い求めてきた人類が、65億を超える人口にまで膨れあがり、大量の二酸化炭素を排出して地球の気候システムにまで影響を与える存在になった。その結果、現在の極めて安定した気候を揺るがす可能性がでてきいる。「2℃」は「人類が越えてはならない一線」を具体的に示した数字として意味がある。

http://www.thinktheearth.net/jp/climatechange/index.html
このページに下記の内容が掲載されています。

過去から現在、そして未来へと向かう分かれ道・・・

『気候変動+2℃』は、大好評の『1秒の世界』、『世界を変えるお金の使い方』に続くシリーズ第3弾。いま最も気になる話題、地球温暖化や気候変動をテーマにしたビジュアルブックです。
国立環境研究所の協力により、1950年~2100年までの温暖化シミュレーションをフリップブック形式で掲載。パラパラめくると、わずか150年の間に地球が温暖化していく様子が手に取るようにわかります。私たちは今、未来を選択する分かれ道に立っています。そのことを考えるきっかけになって欲しいと願い、この本は誕生しました。
赤い表紙が目印です。どうぞ手にとってみてください。


2006年4月6日発行



● 本書の構成

地球温暖化シミュレーション フリップブック
国立環境研究所の全面協力により、スーパーコンピュータによる最新の地球温暖化シミュレーションが本書のメインビジュアルになりました。フリップブック形式になっているので、パラパラとめくってみてください。このまま高度成長を続けた場合、地球の未来がどのように変わっていくのか一目瞭然、視覚的にわかります。

● 地球ヒストリー

50年前には、まだ環境問題という言葉はありませんでした。まだ宇宙から地球の姿を見た人すらいませんでした。わずか50年の間に人間は環境問題に気づき、グローバルな意識を持つようになり、そして今、地球温暖化という問題に向き合うようになりました。その50余年の歴史を振り返ります。

● 温暖化インパクト

1℃上昇すると、珊瑚礁が白化。
1.5℃上昇すると、水不足人口が急激に増加する。
2℃上昇すると、西南極氷床が溶け始める。
3℃上昇すると、陸上の生態系に大きな影響が出る。
5℃上昇すると、メタンハイドレートが崩壊する...

● 専門家による9つのコラム

- 気温上昇1℃、2℃、3℃で何が起きる?       原沢英夫
- 温暖化、鳥獣虫魚は知っている!          増田啓子
- 気候ターゲット2℃                山本良一
- 引き返すことのできなくなる時点はいつか      山本良一
- ”脱6%削減志向”への転換            ピーター・D・ピーダーセン
- 温暖化と経済損失                 岩坂健志
- どれだけ歩かなければ世界は一人前になれないのか  西岡秀三
- 気候変動とうまく付き合う方法           伊藤公紀
- 気候シミュレーションは未来へのメッセージ     江守正多

● 未来を変える取り組み 14事例

デンマーク発の市民風車、畑で作る軽油代替燃料、マータイさんのグリーンベルト運動、人と車の新しい関係、環境市場の活性化、倉本聰さんが始めた富良野自然塾 など 温暖化しない未来を思い描き活動する取り組みを紹介。さぁ、後に続け!

--- あなたは気候変動との戦いにおいて、どのような役割を果たされるのでしょうか。温暖化と気候変動が地球全体に関わる以上、この問題に無関係な人はひとりもいないのです。---

山本良一 東京大学 生産技術研究所教授(本書責任編集・あとがきより)




山本良一 東大教授
竹村真一 京都造形芸術大学教授
上田壮一 Think the Earth プロジェクト
3名とも東大です。

2時間半のセミナー
1時間と少しの懇親会

とても有意義な時間でした。

内容と感想を少し書きます。




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