TSUREDURE

TSUREDURE

PR

Profile

kirimafu

kirimafu

Freepage List

December 20, 2023
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
コロナ禍収束後3回目か、​ 永山教会 ​の賛美歌を唄う会に行くことにして家を出た。余裕で到着のはずが、大通りで事故処理のため渋滞、気を揉んだが何とか数分遅れで済んだ。結構皆さん遅れているらしい。懐かしい顔が何人も見える。事前に申し出たリクエスト曲を皆で唄い、その背景が説明される構成。
 ここは讃美歌21なので、勢いそこからが多い。私もそれに倣って458番をリクエストしていた。青春時代によく唄った気持ちが鼓舞される歌である。皆知っている歌なのでスムーズだったのだが、私の手元讃美歌には何か所か下線が引いてある。唄っているうちにそれは讃美歌270番との歌詞の相違場所だった。
 21にも文語の歌詞は多いが、若者にも親しみやすくしようとしたのだろう、意味が取りやすいようにと書き換えがかなりある。それが私には中途半端で品位を損ねていると感じるのだ。
 例えば1番、「この世の危うき恐るべしや」は「恐るべきものはこの世になし」、3番では「いかで迷うべきなどて疲るべき」が「「疲るることなく迷うこともなし」という具合。わかりやすいかもしれないが品性に劣り、覚えにくく唄いにくいと言えないだろうか。やはり同じ歌だが讃美歌270番にすればよかった。
 そんな、未だ21に偏見が残る年配信徒は多い。97年だから作成後26年経つのにまだ普及率が思わしくないのも宣なるかな。私は一生、聖書は文語、賛美歌は旧讃美歌で通すつもりである。
 この会、途中にショータイムというのがあって、今回はK牧師による紙芝居だった。これが良かった。元は「​ 世界で一番の贈りもの ​」という絵本だという。それを拡大コピーし、編集して紙芝居として教会学校等で利用しているのだという。
 ストーリーは、第一次大戦中のヨーロッパ戦線、イギリス軍とドイツ軍が対峙している中で迎えたクリスマス。ドイツ側からの申し出によって一時休戦、互いに食料を交換したりサッカーに興じたりと信じられない一夜となったという話。実話に基づいているという。涙腺が緩んだ。
 第一次大戦でならあり得たであろうが、現代では現実とは離れた話になるだろう。ドローンがミサイルが遠隔地から攻撃する時代なのだ。兵士同士の接触などない。
 だが、国と国との戦争は、国民と国民の争いではない。戦前の日本のような、「敵性語」として英語を排除したなどというのは愚の骨頂であり、現代での中国(中共)は嫌いだが(個別の)中国人はまた違う。、という感覚に通じるものだと思う。
 ここにかすかにだが平和への道筋が示されているのではなかろうか。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 20, 2023 10:38:11 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

kirimafu @ Re[1]:讃美歌21の居心地の悪さ(03/10) たまに見に来る人さんへ  コメントありが…
たまに見に来る人@ Re:讃美歌21の居心地の悪さ(03/10) 讃美歌21の是非や好みはさておき、「1番増…
kirimafu @ Re:クリスマスリース(12/21) 飯田様  Facebook中心のやり取りなので全…
飯田郁代@ Re:クリスマスリース(12/21) 初めてコメント致します。 とても素敵なリ…
西塚保遠@ Re:暫定WIFI(12/01) 私も娘からアレクサをプレゼントされまし…

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: