November 5, 2010
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場所はおなじみ白木屋呑み放題!
メンバーは「麻生」コースお馴染みの、今やランクも上がり名称も北海道尚志学園になりましたが、わたくしの高校当時はほとんどスキンヘッドに近いほどの坊主頭でしかも眉毛まで剃ったりしていた選手もいて、卓球以外でも十分他校から恐れられていた“道工”OBで、見た目は冷たいほど真面目に見えますが、昔ススキノで夜な夜な繰り広げていた悪魔の所業を絶対に息子に知られてはいけない“元”ススキノ夜の帝王のYさんでした。(北24条も荒らしていたらしいけど…もう大型コンバインも顔負けのトルクだったと道工関係者の方々からお聞きしております。)

なぜ元かと言いますと、来年の中体連北海道チャンピオン候補にまで成長した息子が小学生の時に卓球を始めてからは、それまでの“酒浸りの愚かな日々”にピリオドを打って毎晩練習に明け暮れるようになりましたので“元”と表現致します。

円山クラブの荻さんも一緒に呑んで入る時に「息子を強くしたのは俺じゃねぇよ、Yのショートだよぉ~」と、あの顔によく似合うべらんめぇ口調でおっしゃっておりました。
まぁ、わたくしと同じように、子供の卓球で人生を救われた“父親”の1人でもあります。

しかし…円山クラブの事でこんな事ばかり書いていると、荻さんの義弟さんの北海道ミスター卓球Y原さんがススキノのど真ん中にあるG4ビルのオーナーなだけに、他のチームからは円山クラブの練習場は「ススキノG4ビル7階」にあるのではないかと勘違いされてしまいそうですね、しかしさすがに夜ススキノに少年少女が集まって卓球をするわけにはいきませんから、ちゃんと体育館で練習をしております。
…保護者がG4ビルに集まるのにはなんの問題はないけど、集合を掛けられることは残念ながらこれからもないようです…(もう円山OBだからあるはずもありませんけど)

しかしわたくしもYさんも確かに今は“おとなしく”呑んでおりますが、まだまだわたくし達が本気になって呑めば、その辺のススキノなどで一気呑みなんかしているあんちゃん達ぐらいには、風邪で38度の熱があっても負けない「酒量」は十分にあることは間違いありませんよ~はっはっはっ(自慢)

また、もう1人の北区メンバーの北海道一マンモス卓球クラブのN上監督が加われば、まさに北区呑み放題題最強メンバーが揃うのですが、マンモスクラブゆえに教室終了時間の遅いN上さんは今回はお誘いせずに二人でこじんまり呑むことにしました。

最初一緒に呑み出した頃は、「あ~どうします?90分呑み放題にしますか?」と、スローペースで呑み始めていたのですが、毎回延長を数回繰り返して最後は地下鉄が終了してしまう時間まで呑んでしまうので、最近は最初から…

飲み放題「180分」を、見るからに学生アルバイトの従業員さんにオーダーしております。

火曜日は早い時間から呑み放題に入りましたので、その日のラストオーダーは!11時00分になる予定でした。延長はなしで地下鉄で帰る予定でおりました。

いつものように“主”に卓球の“技術”について論拠をしっかりと構えてお話しをしていました。

Yさんはいつものように「生ビール」を店が悲鳴を上げるペースで呑み続け、わたくしも「芋焼酎水割り下さい、あっ濃い目で」と、Yさんを上回るハイピッチでグラスを煽り続けます。

いつも、大体同じくらいのベロ酔いになったところで、従業員さんが酔って目つきの悪くなっているわたくし達(特にYさんは目つきが悪いと思います。二上監督が顔色一つ変えませんけど)に恐る恐る…

「あの~そろそろラストオーダーになりますがぁ…延長なさいますか?」などと言って来た頃には、ちょうどよい酔い具合になり、「そろそろお会計を」となるのですが…

この日はふと気が付くとベロ酔いを越えてなぜかベロベロ酔いくらいになっておりました。
二人とも腕時計をしておりませんし、時間なんてあまり気にしないで呑むタイプですが、この日はさすがに“呑み過ぎている”気がして、携帯の時計を見ると…

「12時40分」

え~っ!!!もう地下鉄終了の時間!なんで???ラストオーダーこなかったけど、今日は自動で延長なの?と驚きましたが、会計をするとちゃんと180分呑み放題の料金となっておりました。

わたくし達は紳士ですから、酔っぱらいのクレーマーのように、こんな時に店に“文句”を言ったりする事はありません。静かに店を出て「じゃあ明日日本リーグの会場で」とご挨拶をして分かれました。

次の日、日本リーグ会場の地下鉄東豊線豊平公園駅を降りると、偶然Y親子が同じ地下鉄から降りてきました。ご挨拶をした後二人の最初の会話は…

「あれ?昨日の白木屋…呑み放題の時間1時間30分くらい長くありませんでしたか?」
「Yさんも気が付きました?いやぁ~もうかりましたね~やっぱり従業員はアルバイトに限りますね!また間違えないかな~」「また行きましょう」「そうですね」

確か子供達の卓球で「父親」として立派に立ち直ったはずでしたが、その実は場所をススキノから麻布に変更しただけで、その生活振りに大きな進歩がないことを無意識に忘れようとしている「立派な父親」二人は、昨夜のベロベロ振りが想像できないくらい真面目な顔をしてキタエールへの地下道を歩いて行ったのでした。

土日の日本リーグが楽しみです。





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Last updated  November 5, 2010 12:47:31 PM


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