January 13, 2011
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2時間以上の座学でしたが、お話しのセンスが素晴らしく飽きることなく聞くことができました。(拍手)

自身の素晴らしい経歴を語るときにも「君は世界チャンピオンになれるぞと言われておりましたが、私のピークは17歳でした。」と、会場から笑いを取っておりました。

最近スポーツ指導者の話の中でよく聞く言葉に「特化する」があります。
中村さんも使っておりました。…橋下知事のカジノ「特区」とかじゃありませんよ。

わたくしはノースジュニアの二上監督からもらった野洲高校ラグビー部監督の山本さんの指導DVDを見た時が最初でした。ラグビーの時にも「なるほどなぁ…」と思いながら見たのですが、今回はより具体的な事例として受け止める事が出来ました。

テーマは数点あったのですが今回は「あなたラリー型?それとも一発型?どちらに特化しますか?」でまとめてみます。

極論的な表現も多くありましたが、簡単に説明しますと。
練習は「サーブからの3球目とゲーム中心」と「基本練習とフットワーク系中心」に分かれるというものです。

四天王寺組の中で分けて説明しておりました。
「武田選手・福岡選手」の変化サーブからの3球目スマッシュ派。
中村さんが言うには「この人達はまったくフットワークはできまへんわ、やったら2本で終わり全然続かへん」そうです。
反対グループは「平野選手・樋浦選手」基本練習からフットワーク系の練習中心だそうです。

また笑いながら選手のタイプを地方で分類されておりました。
「関西は3球目派、関東は基本派が多いですよ。関西人は面倒くさいことせんと早く勝てる方法しか考えない人が多いんでそうなるのかもしれません。関西は最初からこういった練習中心ですから結果が出るのが早い傾向があります。しかし年齢が上がると伸び悩む時期もある。関東人は地道に基本から入るから最初は中々結果が出せませんが、年月と比例して技量が上がって結果が出始める傾向があります。」

「さあ皆さんどっちが正しいのでしょうか?」と聞かれましたが、会場は返答できずに静まりかえっておりました。

答えは「どっちも正解だと思います。どちらの方法から入っても日本チャンピオンも世界チャンピオンも出ておりますから。」

これが中村さんの回答でした。

わたくしも模範解答を真剣に考えていたのですが、正解は「どちらもあるけどないかな?」と考えておりました。

チームを持っていらっしゃる監督・コーチの皆さんは、練習メニューを決める時には随分と悩んで決めると思います。また、多くの講習会などで得た知識をメニューに盛り込んだりもしていると思います。

わたくしも同じように試行錯誤を繰り返して現在のメニューに辿り着いておりますが、果たしてそれが最良のメニューであるかの結論は出ておりません。

今回の中村さんのお話しは、そういった悩みを持っている指導者に光明を与えてくれたのではないかと思います。

やはり答えは自分の考えた練習メニューに自身を持ち、日々こつこつと練習を積み上げていく事ではないでしょうかね。





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Last updated  January 13, 2011 12:20:56 PM


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