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9月16日(土) 旧暦8月2日 六輝は先負(せんぷ 又は せんまけ) 「ポタジェの農園」を目指しているのに、道は遠く長い、やれやれ・・ 今日は用事があり農園作業はお休みです。 センターの入り口に1本の木が生えています。パッと見には木ですが、よく見ると木のてっぺんからヤシの葉が出ています。上を見ないと分かりませんが、実はヤシの木なんです。「宿る木」に巻き付かれ木と間違えられてしまっています。 この「宿る木」の正体は、オオイタビで、ヤシの木にしっかりと巻き付いています。 農園のイヌマキ達にも結構巻き付いていて、取るのにかなり時間がかかりました。枯れてしまったものもあり、この植物のせいだなと思っているくらいです。 早めに取り除かないとヤシが枯れるかもしれませんので、今朝、試しに少し剪定してみましたら、ヤシのお腹が出てきました。体中を根っこで縛り付けられて苦しそうです。 幸い私は鎌と剪定ばさみと電ノコは常に持ち歩いていますので、ヤシさんにはラッキーでした。ただ、見上げるほど高いので、上はどうすれば良いか?梯子は危険だし・・・・なんて考えながら、ひたすら剥いでカット、剥いでカット。 剥いだ後も痛々しいヤシのお腹、でも綺麗に剥がれました。少し息がつけるでしょう。 小さい枝もすべて取り除き、オオイタビの根っこを見つけましたので、とりあえずカット。上に行く栄養分の供給源は断ち切りました。 上部の方は様子を見て切り取っていくとしても、すでに隣のイヌマキにもしっかり張り付いていました。 やれやれ、見渡せば、並びの木々にもオオイタビ、センターの庭仕事がまた増えそうです。 こんな風に宿られると迷惑なオオイタビですが、知人は糖尿病によく効くと常用していました。雌雄異株で、イチジク属だそうですので、メス株の実は食べられるようです。(食べてみたい・・・) 花も見たことがないのですが、どうも花は実の中に咲くらしいのです。変わった子ですね。しかも中でオオイタビコバチと言う小さなハチを育てているらしい・・・・?? 這う生き方が本性ですから、たまたま近くの木に絡んだとしても、オオイタビには悪気はないわけですけどね。困ったものです。 久米島のイベント情報を知りたい方 「久米島ファンクラブBLOG」へどうぞ。 「ファンクラブBLOG」まだ出来立てのひよこさんですが、頑張ってます。
2023.09.16
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9月7日(木) 旧暦7月23日 六輝は大安(たいあん 又は だいあん)下弦の月🌗 前回「痛風草」についてコメントをいただきました。連絡が取れず気になっていましたが、うまくご希望の物が手に入られていたら幸いです。 以前「グランババと南国農園」の前身である「カフェ花龍」のブログで、薬草の事に関して書いていました。琉球ハーブのお茶を扱っていましたので、久米島が「薬草の島」とも言われていることに、とても興味があったのです。 痛風草とはツクシメナモミの俗称です。 昔を思い出して探していましたら、2005年4月3日の記事に痛風草の事を書いていました。興味のある方はご覧になって下さい。(昔ブログの中の写真はほとんど消えていましたけど) 「痛風草の事」 あの当時は何でもお茶にしていました、実験試飲はいつもお店のお客様、今思えば恐ろしい事だったかも。でも私も一緒に飲んでいましたし、美味しいか美味しくないかの判断を仰ぐだけでしたからね。 今も時々お茶は作りますが、昔のように自然を相手に楽しむことは少なくなってきました。農園で大奮闘していますが、先だってのクワの実のように、あるいはピタンガの実のようにジャムにしたり、料理に使ったりと言う楽しみ方をしなくなったのです。 今は仕事と農園と「久米島ファンクラブ」と言うボランティア活動のお手伝いだけで、精いっぱいなんですね。 半年もすれば、私の仕事の年季奉公も明けますので、少々変化が出て来るかもしれません。 そう言えば、先日、センターの花壇を整理しようと、大きくなりすぎた猫のひげをカットしたのですが、捨てるにもったいなくてお茶を作ったばかりでした(少量ですけど、猫ヒゲ茶はよく作る方です)。 「猫のヒゲ」とはもちろんクミスクチンの事です。 クミスクチンをカット(今回は葉のみ使用) 猫のヒゲ 乾燥させて瓶詰めに(普段はお茶袋に詰めてから保存しています) クミスクチンは「むくみ・腎臓・利尿・高血圧・リュウマチ」等に効くらしいのですが、私はこだわらずにお茶として飲んでいます。あまり癖もありませんし、冷やしても美味しいですし、レモングラスを混ぜて飲んだりしています。 市販のお茶も好きですけどね。 ただで手に入るお茶は、家計を浮かせてくれますもの、もっと好きです。ツクシメナモミ・クミスクチンについて参考までに、亜熱帯生物資源データベースへ「ツクシメナモミ」「クミスクチン」
2023.09.07
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8月30日(水) 旧暦7月15日 六輝は先負(せんまけ 又は せんぷ)沖縄 旧盆 ウークイ(ご先祖様をあの世へお送りする)の日 私がセンターに勤務を始めたのは3年くらい前です。 始めは時々の午前中だったのが、職員が転職し、アルバイト2人での交代勤務になりました。その後、相方さんが脳内出血で入院、それから一人勤務の4か月が過ぎました。 センターに来てから、草むらの片隅でいつも咲いている1本のケイトウに気が付きました。いつ来ても咲いている(ように思われたので)たいしたケイトウだと思っていたのです。 実際には世代を代えて咲いていたのでしょうが、気が付けばいつも同じ高さ同じ形で、そのケイトウだけがそこのあるので、ずーっと1本のケイトウだと思っていたのです。「すごいど根性ケイトウ」と感心していました。 凛として1本 雑草のような風態でピンクのトサカ じつはこのケイトウの周りは一面「子ケイトウ」だらけです。これだけあればケイトウの群生ができるはずなんですが、不思議な事に毎回1本だけしか伸びません。草刈りもしますから、刈れば当然、子ケイトウ達は同時に伸びてくるはずなんですが、やっぱり1本だけ突出するのです。 あらま、あなたたちは代表制なの?。でも雑草の群生よりケイトウの群生の方がずっとマシなのよ、などとしょうもない事を考えていたら、今回台風6号で、このケイトウが完全にやられてしまいました。 例のごとくいっぱいの子ケイトウを周りに残して、逝ってしまったのです。 3年間気にしていたケイトウは枯れてしまいました。この後このたくさんの子ケイトウの中から、どちらかがまた1本だけ、特別に伸びてくるのでしょうか。それとも違う展開を? 遺児のつもりで1本「子苗」を農園に持っていきましたら、さすがど根性ケイトウの子です。農園ですくすく育っています。 久米島の情報を知りたい方、イベント情報等を知りたい方「久米島ファンクラブBLOG」へどうぞ
2023.08.30
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2月23日(木)旧暦2月4日 六輝は 大安(たいあん or だいあん)本日は天皇誕生日ですね。日本国民の為、祈りを欠かさない天皇家がいつも健やかであらせられますようお祈りいたします。 島は良いお天気になりました。今日はお休みでしたので、農園に行く前にセンターの白タンポポの様子を見に寄ってみましたが、残念ながら咲いていませんでした。どうやら綿毛の準備をしているようです。 農園にはトマトも植えてあるので、今日はトマトの世話をしに出かけたのです。時折食卓を飾ってくれるので感謝のお世話です。 雑草の花がちょうど花開く暖かさで、農園もそこかしこに黄色い花が目立ちます。今一番はオニタビラコ(鬼田平子)かもしれません。道端にも結構咲いていますよね。 農園のオニタビラコ 道端に咲いたオニタビラコ 農園のオニタビラコは、葉っぱも柔らかそうで美味しそうです。カラシナはすでにトウがたっていて、摘んでも堅そうなので、今日はオニタビラコの葉を摘んで帰りました。 今年は、お野菜に自由を与えましたので、お野菜の収穫を期待できません。昔、野草摘みをしていた頃を思い出しながら、代替え野菜を野草で補おうと思っていたのです。 余り癖がなく、水にさらしてあく抜きすれば生でもサラダで頂けました。茹でたりもんだりで一品出来る重宝野草です。今日は、水洗いして茹でた後、味噌マヨネーズで和えてみました。 お昼の副菜で美味しかったですよ。ツナ和えも好きですし、オムレツの時は刻んで入れます。お腹を壊したことはないので大丈夫だと思いますけど・・・・。鬼田平子さん 美味しい方です。追記(2月27日) オニタビラコを昨日再度料理しました。農園の中ですが前回と違う場所で積みましたら、固すぎて美味しくありませんでした。生でサラダと思いましたが、苦みがあり産毛が邪魔してサラダは断念。ゆでてケチャマヨ+ごま油のドレッシングで和えました。場所により、あるいは成長により味が変わります。野草の欠点ですね。お摘みになるときは、吟味して採取して下さい。 野草は一応よく食べたものをご紹介していますが、個人により体質が違う事もあります。興味のある方も少しづつ挑戦してくださいね。
2023.02.23
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2月7日(火) 六輝は 大安(たいあん or だいあん)大安と聞くとなんだか安心して1日を過ごせますよね、ふっと心を休めて身体の負担を抜くといいと思います。 島でも雨の中ジュウルクニチーの行事を終え、みなさんホッと一息ついている事でしょう。 私は時々偶然のめぐりあわせを、神に、と言うか、自然に感謝しますが、昨日も自然から思わぬプレゼントをいただいてしまいました。 西洋タンポポが落ち着いた後、何気にセンター(正式には 久米島町具志川農村環境改善センターと長い名前ですので、いつもセンターで省略)の花壇を見ていたら、まだ半分手付かずの花壇の中に白い花を見つけたのです。 思わず目を疑ってしまいました、白いタンポポが咲いていたのです、正式にはシロバナタンポポと言うのだと思います。種類がいろいろあるので、もっと詳しい正式名は判りません。地域によっては普通に自生するそうです。 日本の在来種であることは前に調べた事があって、中国地方など一部地方では当たり前に咲いているそうですが、私は以前埼玉県草加市の線路際に咲いていたのを見たことがあります。それ以来ですので、実に40年ぶりの再会です。島では一度も見たことがありませんでした。 お正月過ぎからセンターに咲きだしたタンポポに、いつか白いタンポポにもう一度出会いたいと思っていましたら、しっかり私の前に現れてくれました。感謝以外ありません。「えっどうして? なんでどこから?」と戸惑ってしまったくらいです。 それにしてもこのタンポポさん、ほんとにどこから飛んできたのでしょう? 人?・鳥? それとも風に乗って? センター着の経路は知りようがありませんが、島に白いタンポポさんが上陸しているのはもう確かです。もしかして島の皆様、どなたかすでに遭遇していました? ぜひ教えていただきたいです。 野草の他愛のないことで、わくわくドキドキするなんて年甲斐もないですよね。タンポポも特に珍しい植物でもなく、地方によってはあたり前の花なんですから、全然大ニュースではない!です。いやでもやっぱり私には「島で白いタンポポを見つけた」事は、素晴らしい大ニュースだったんです。 ちなみに、白いタンポポを見つけたこの半分手付かずの花壇は、前回ピンクのシロバナセンダングサを見つけた花壇と同じ花壇だったことにも驚かされます。
2023.02.07
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1月29日(日)= 旧暦1月8日 六輝は 友引(ともびき) 今日は上弦の月🌓 ロマンチックな上弦の月の表現は、歌にもありました。 「♪上弦の月だったっけ♪ 久しぶりだね♪~月見るなんて~♪」吉田拓郎さんの「旅の宿」・・・若い頃は、このような歌が最前線でしたっけ。今の若い方はあまり知りませんよね。 今日も寒いですけど、お天気は曇り。まずまずです。 娘のお店で、レモングラスがいい人気だそうです。確かに冬の寒い日にホットで入れたレモングラス茶は、身体を温めてくれますし、お茶の香りは安らぎを与えてくれます。昔もハーブ茶を出しておりましたから、ハーブはほとんど手作りをしていました。その頃のハーブが農園に残っていますので、娘も農園のハーブを使っています。東インド系の香りの強い種類で背丈は穂も含めると2~3メートルにも伸びます。 昨年11月には「ホタル館」さんが、子供たちの学習用にハーブの蒸留水(アロマ水)を作るというので、レモングラスを少しお分けしました。 そして、出来上がったアロマ水を頂きました。 レモングラス水 子供たちのレモングラス刈り まだ粗削りで草の香りの残るアロマ水でしたので、お肌ではなくお部屋にどうぞ、という事でした。冬のレモングラスは風に擦れ、良い葉も取れません、香りもあまりよくありません。旬の頃のアロマ水は期待できそうです。 レモングラスには癒し効果がありますし、殺菌・抗菌、風邪の予防や腹痛の緩和などたくさんの効能があると言います、私はリラックスしたい時などよく飲んでいます。日本茶とブレンドしても美味しくいただけます。 ある日、夜の農園に行きましたら、なんとレモングラスさんが寝ておりました「あら、あなたも寝るの?」 家のベランダでも鉢植えのレモングラスはありましたが、繁華街の街中では一晩中灯りがあって、多分あまり寝つけなかったんですね、気が付きませんでした。暗闇の中のレモングラスは「絶対熟睡だ~」と思うほど、葉を丸めていました。 お休みなさい中 同株同日の昼 レモングラスは、畑の土の流出防止(沖縄では赤土防止対策)でグリーベルト植栽に、ベチバーや月桃などと同様に使用できるという事です。久米島の海も、大雨の日の赤土被害は大きいものがありますから、レモングラスはこれから赤土流出防止の一端を担う活躍をするかもしれません。飲める・癒す以外にも大きな役割を背負っている草だったんですね。
2023.01.29
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1月25日(水)= 旧暦1月4日 六輝(又は、六曜)は 仏滅(ぶつめつ)。今日は暮れに昇天なさった火の神様が降臨なさる日だそうです。(地域により日にちは少し違うようです) 昨日は、お天気の悪さと相まってさすがに「寒い~」と感じましたが、今日はそれほどでもありません。早朝気温は11℃でした。気温のわりには暖かく感じます。スミレの花がセンターにも咲き始めましたので、一句ねろうと考えましたが、思い浮かばず、「スミレやスミレ・・・・・」で止まってしまいました。 スミレは家の周りや道端に何気に咲いている可憐な野草で、私の周りのスミレは紫色が主体でした。沖縄ではリュウキュウコスミレ(琉球小菫)と言って、ノジスミレの亜種で小ぶりなんだそうです。確かに本土のスミレの方が少し大きかったように思います。野草の中では大好きな花の一つです。 農園の片隅で 農園A地区を占領した白スミレ 20年くらい前、島の桜の名所「アーラ林道」を散策中に、山中で白スミレの大群を見つけました。栄養が良かったのか葉も花も大きくて、このスミレの群生には感動したものです。 すっかり気に入った私は、白スミレを数株持ち帰りました。鉢に植えて育てていたのですが、種がこぼれて毎年少しづつ花が増えていきました。家には中庭とかコンクリートの隙間とかに紫スミレが当たり前のように咲いていたので、大事な白スミレは特別に鉢植えにして育てていたのです。 ところが数年後、こぼれ種で増えていった白スミレはあちらこちらに顔を出し、気が付けば紫スミレがすっかりなくなっていました。 これは、農園でも同じことが起きていました。農園にも紫スミレがたくさん咲いていたのですが、2~3株しか植えなかったはずの白スミレが、あっという間に紫スミレを追いやり、今やあたり一面白スミレだらけ、かわいそうな紫スミレは、片隅でそっと咲くようになってしまったのです。強いものが侵食していく自然界のしくみが、こんなかわいい同族同志でも起きたのでしょうか。可憐に見えた白スミレの方が上手でした。今では紫スミレを保護するくらいです。 農園の白スミレは盛りを過ぎましたが、センターの紫スミレはこれからです。ただし、正門前にはすでに白スミレが待機しています。「白スミレ、かわいい顔で母屋盗り 」わーぁ、出来ました⁉ 島には少しづつ花色の違うスミレの一族が結構あるんです。スミレの季節に「スミレ花探検」はお薦めです。以前はタチツボスミレもよく見かけましたが、最近ではこのタイプのスミレは、生活圏内で見ることはなくなりました。一体どこへ行ってしまったのでしょう?
2023.01.25
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私の農園は草だらけですが、一度生えるとちょいと厄介な「フーチバー君」もいっぱいです。シロバナセンダングサが落ち着いたと思ったら、チドメグサがC地区の半分を占領し、のこり半分をフーチバー君ことヨモギ君が、青々と柔らかそうに美味しそうに占領しています。刈り取りしてもすぐに伸びてくるので、いつも安心して刈り取っている野草です。 このヨモギ君をよく摘み取ります。沖縄では「フーチバージューシー」が定番ですので、よく作るでしょ?と言われますが、実は私はおやつ用にヨモギ餅を作るだけなんです。 洗って、絞って、混ぜて、蒸す、超適当ですが、結構気に入って、最近はよく作ります。一応、洗ったら、ミキサーを回して葉汁を出し、餅粉と混ぜて、アンコを入れて蒸し器で蒸すということです。 ミソは、あんこを「リンゴアン」にしていることかな。リンゴが苦手で、リンゴはいつも煮リンゴにしているので、それをヨモギ餅の中に詰め込むだけ。形がいびつであってもあまり気にしませんの。おかげでリンゴがおいしく頂けますし、無農薬無肥料(勝手に生えてるだけ)のヨモギの力も、たっぷり吸収できて、私的には大満足。アンチエイジング・美肌・ダイエット・貧血・快眠・リラックス・・効果? おー‼ 野草の力good 旧暦は12月24日 六輝は大安(たいあんorだいあん)良き日なり 今日は下弦の月(残念ながら島は雨模様) 満月🌕・下弦の月🌗・新月🌑・上弦の月🌓
2023.01.15
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仕事場の中庭に、タンポポが一斉に咲きだしました。今まで雨が多かったので、ここ2~3日の晴れ具合で、春と勘違いしたのでしょうか。すでに綿毛を作って飛ぶ準備をしている子たちもいます。沖縄ですので、春夏秋冬季節の違う草花が混咲きしているのはよくあることです。 本土では白いタンポポを見かけたりもしましたが、久米島では出会ったことがありません。あの頃はタンポポコーヒーを作ろうと、よくタンポポ(根っこが目当て)を探しに行きました。住まいがまだ田畑の残る春日部でしたので、色々な草が多かったのです。ちょうど草花に興味を持ちだした頃でしたので、河原につくしを摘みにいったりもしました。まあ、タンポポコーヒーと言っても、私的にはタンポポ茶と言った方がしっくりきますけど。西洋タンポポと日本タンポポがあることも、ちょうどその頃知りました。久米島はほとんど西洋タンポポのようです。熟して種子の準備ができると晴れ間を待って綿毛が開き、風に乗るのを待ち構えます。子供たちは未知の世界へ飛び立つのにワクワクしているのでしょうか、人と違って親も手助けしませんし、どんな最悪の環境でも自力で生きていかないといけないのに・・・です。植物って素晴らしい!!旧暦の今日は12月17日 六輝は仏滅(ぶつめつ) 仏様も滅ぶような最悪の日と言われています。もともとは空亡・虚亡「すべてがむなしい」の、物滅の意が転じて仏滅となったようです。お葬式以外はすべてに凶との事 でも、心頭滅却しではないですが、物欲滅却し静かに自分を見つめなおすという事で、明日のために準備するには良い日ですね。
2023.01.08
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台風が近づいているので、今日で畑は一時ストップ。 バナナ(芭蕉の苗)を植える為の穴掘りだけをし、台風でダメになってしまうのがもったいないので、少しだけど白く色づいたノニの実をとることにしました。薬効の高いノニは、市販の商品を買うと高いのです。自家製は無農薬・無肥料なので安心して使える上に、作り方も簡単で手軽にノニジュースが出来ます。 花の咲いた後に、緑の実がなり、だんだんに白くなっていきます。全部白くなったら取り頃。後は綺麗に洗って水けを取って瓶に詰めて待つだけ。ノニの実のほかは何もいりません。勝手にノニから水分が出て、ノニジュースが出来上がります。人によっては飲みにくいと言いますが、確かに失敗するドブ臭いにおいが出ますね。ひところ超ブームで、島中から野生のノニが取りつくされて消えた事がありました.しかし、最近海岸(海岸沿いが自生地)を歩きますと、嬉しい事に復活してきています。 あの頃ブームになりすぎて、皆が競って家にノニを植えていましたから、野生をわざわざ取りに行く必要もなくなり、ブームが去ったらノニの実がたわわになっていてもほったらかしです。ああもったいない。根っこは染料に、枝や葉はお茶に、実はジュースに。私は自身の健康維持用に10本植えてあります。ビタミン・ミネラルが取れて免疫力がアップするという所が気に入っています。しばらくぶりに自家製ノニジュースが作れそうです。
2017.10.27
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相変わらずのパソコン不調で、使えたり使えなかったり、少し困った状況が続いています。普段のインターネット関係は問題がないのですが、ブログをはじめると、いろいろ差しさわりが出てきてしまいます。パスワードで違うブログが開いたり、文字が打てなくなったりとありえないことが起こって、ワケわかりません とにもかくにも、今日はブログちょいと正常? なんとか使えます。 本日、真夏のような天候が戻り、Tシャツ1枚でオッケイ、2~3日前のあの寒さはどこへ行ったのでしょう、この日ごとの寒暖の差は怖いくらいです。体調に気をつけてくださいね。 久しぶりにパパイヤをもぎ取ってきました、健康は食にありと言う事で、やはり沖縄野菜は最高です。ご飯に乗っけると食べ過ぎてしまうので困り者でもありますが。定番パパイヤシリシリーにしました。 青パパイヤは漬物にも可能です。 酒のつまみにももって来いですよ。 2月10日追記 神戸の旅人さんへ 確かヤンバルの山奥の喫茶店で、「山甕」さんでしたっけ。一人旅で来られた青年を覚えていますよ。当方10名くらいのおばさんたちだったでしょう? ぜひ久米島にもいらっしゃいねと言いました。 19日は、久米島ファンクラブの方も島に遊びに来られるという事で、楽しみにしていたところです。また、同じファンクラブの方で別のご一行様も当日島に来られる様子です。 こちらはリピーターの方で、島にいらっしゃる時はよく寄ってくださいます。 名刺を差し上げたように思いますが、連絡してくださいね。 さて、パパイヤも人参もしりーしりーするときに、よく手までしりーしりーしますよね。グランマもそそっかしいので、必ずと言っていいほどやっちゃうんです 炒め合わせの材料は、ツナ缶が主流。人参の場合は卵かツナ缶ですね。パパイヤのミルク色の汁は、固い牛肉を柔らかくするときに、数滴たらして揉み込んで使います。肌の弱い人はちょっとかゆくなったりするかもしれません。 私はフルーツパパイヤが大好きですが、肉との取り合わせもよいので、少し熟したものを肉と一緒に煮込んだりもします。 パパイヤほんとに差し上げたいくらいとれますよ。
2011.02.07
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グランマの好きなフルーツの一つにパパイヤがあります。バナナと同様作りやすく、ほっといても実がなるので、畑にも6本ほど植えてあります。コチラはメスのパパイヤ。花盛りなのがオスのパパイヤ。パパイヤは雌雄異株です。たいていのオスは、役に立たないと切り捨てられてしまいます。何しろ大きく育つまで雌雄の区別がつかないので、植える時は半分賭け植えみたいなものです。グランマも畑には6本植えましたが、2本がオスでした。しかしあまりに見事に花を咲かせるものですから、切るに偲びず、結局切らずにそのままにしてあります。 昨日、今日と実を間引き、落とし実がたくさん出てしまいました。 今日のおつまみは「パパイヤに決まり!」です。フルーツで食べる前に青いパパイヤをお野菜として食べるのが沖縄流。 定番「パパイヤシリシリ-」と「パパイヤの豚肉炒め煮」、パパイヤはお肉をやわらかくする作用があるので、安くて固いお肉はパパイヤで変身させるのが、昔からの沖縄主婦の知恵です。
2009.03.21
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「秋の忘れ草」こと「ワンデイリリー」のお花をいただきました。お店のお客様の上江洲さんが丹精こめて作っていらっしゃいます。昔はどこの家のお庭にも咲いていたというくらい、ポピュラーだったこの花、近頃はその薬効が認められて、あちらこちらでチラホラと栽培されてきました。グランマもお気に入りの植物のひとつで、それゆえ度々上江洲さんにいただいてしまうのです。正直なかなかの優れもので、良好な睡眠効果が得られる薬草というだけでなく、普段使いのお野菜としても充分使えることを実感しました。サラダに生食でいただくと、ほのかに甘く、煮物酢の物にばっちり、お花のジャムとしても美味しくできました。上江洲さんがこの花にかける気持ちがわかるような気がします。朝摘みの花を乾燥させて、「ワンデイリリーティー」として、またミルクを加えて「デイリーミルクティー」としてホットやアイスで、不思議に体に沁みこみます。「近頃花龍一押し」のお茶かしらね?ところが正当に取引されると「一花数円」の高価な花でしたの。
2008.08.12
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ワンデイリリーとか、秋の忘れ草とか、素敵な名前がついてくるお花、そろそろ開花の時期を迎えます。昔はどの家の庭にも咲いていました。花壇の縁取りにもよく使われ、当たり前にある花でしたが、最近少なくなりました。一日花で、朝咲きはじめ夜にはしぼんでしまいます。ワンデイリリーの名前の由来はその辺から来たものだと思います。グランマはこの花を乾燥させて、お茶にして飲みます。睡眠効果がとても優れている事がわかり、最近沖縄では注目されつつある植物です。ですので、勝手に「眠り草」と名づけて睡眠前に一杯頂きます。お店のお客様で、無農薬農法に挑戦しながら、自然農園作りをしている上江洲さんが、時々畑から刈り取ってきます。葉は薬草スープに花はお茶や煮物、酢の物に使えます。夏の光を受けて、色朝やかに生命力を主張する花です。ちなみに方言名は「クァンソウ」といいます。
2008.07.16
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収穫もれのキュウリを貰いました島では規格外品を上手く活用しなければ、飲食店や惣菜店の経営が成り立ちません。最近よくメニューに登場するモズクも、写真のような獲れたて状態で1ケース貰いさらにおすそ分けされたものが店に入って来たのです。久米島はその昔、自給自足の島と言われてましたので、日本の自給率向上には久米島モデルを是非参考にして下さいね
2008.06.12
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和名では、ホソバワダン(細葉わだん)と言います。詳細は、こちらのサイトをご覧下さい。
2008.06.01
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ご存知「オオバコ」道端のそこかしこに生えてくるたくましい雑草です。確かに花の咲いている風情は「つくし」に見えるかな?グランマは「魔女のフィラファグサ」と呼んでいます。昔昔、咳が止まらなかったり、下痢したり、「ニーブター」と呼ばれるできもの、腫れ物が出来たとき、ひいひいおばちゃんが、庭先から摘んできて、揉みだしておできにハッつけてくれたり、乾燥したものを煎じて飲ませてくれたりしていた事が、子供ながら魔女が怪しい秘法で魔法薬を作っているように想像していたものです。しわくちゃで、しかし、もちろんやさしいひいひいばあちゃんでしたが、両手に刺青をしていました。今はほとんどみられなくなってしまった沖縄の古い風習で、結婚した女性は、もう人(男性)のものになったよと言う「みしるし」をする習慣があったのです。おばあちゃんは、両手一杯に丸やら四角やら三角やらの模様を刺青していましたし、カンプウを結い、ジーファーと言うかんざしをさしていました。ホンとその手で台所のカマで薪で薬湯を作るその風景は、小さな私には母親に読みかせられていた物語の魔女にダブって見えていたものです。このひいひいおばあちゃんには7歳まで育てられました。庭で鶏を飼い、井戸の水を汲み、釜土と薪で火を使い、バナナやパパイヤやグワバやシークァーサーが庭先で摘める。裏庭にはガジュマルやクワデイシの大木が生え、トムソーヤーのように、木の上に小屋を作って遊びました。幼少の思い出のこのやさしい魔女のおばあちゃんは99歳で元気に旅立って逝きました。和名「オオバコ」久米島方言名「フィラファグサ」。男の子たちは茎でお互いに引っ掛けあって茎相撲をしていました。腫れ物や血止めなどに揉みだして患部に塗り、乾燥させて整腸、咳止め、のどの痛みや便秘などに用いるようです。おひたしや和え物でもでいただけますが、後ほど本などで調べたところ、妊婦には使用しないと出ていました。漢方では車前草と言う名で記されているそうです。久米島には茎に緑色と紫色があり、紫色の方が薬効が強いと聞いています。お店では乾燥させてお茶としてお出ししています。クセがなく飲みやすい一品です。
2008.03.18
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