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Sep 14, 2008
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カテゴリ: その他もろもろ
いや、暇じゃないんですが(笑)、昨日の流れでついつい日曜討論を見てしまいました。
その結果をみると、一般に言われているように、与謝野さんはやはり財務につよいのはよくわかります。与謝野さんの話が一番具体的でした。主張されていることを並べていくと、

小泉構造改革が成果があった: >全員YES
積極的な肯定派は、小池さん>石原さんかな。小池さんはまだまだ途上だから、もっと我慢せいと、さらに21世紀の日本の形にをイメージして構造改革推進しろといいます。 それまでに日本人いなくなっちゃうぞ(苦笑 )。石原さんも行政改革はかなり成果があったということでどちらかというと積極肯定型かな。後の3人はまぁ良かったけど後始末が大変で…というところでしょうか?与謝野さんのまとめ方が一番上手だったなぁ。一番納得できます。

地方への分権を進めるべき: YES>小池さん>麻生さん>石破さん・与謝野さん>NO
小池さんははっきりと道州制、麻生さんも分権を進めるべきと推進派です。石破さんと与謝野さんはどちらかというとより連携を強めるべき、と従来型を思考しているように見えました。石原さんは良くわからなかった(苦笑)

地方への支援について:
財政出動による支援が必要な<ような>発言をした人:与謝野さん>麻生さん>石原さん>石破さん
地方はもっと構造改革せよ:小池さん(ただし財政出動は否定していない)
小池さんは、今は痛みを伴う構造改革の最中なので、 基本痛みは我慢せい! とのことです(苦笑)。サド?(爆)。公共事業で飯食ってる土建やさんは、農業とか何か違う商売を探してください、とのことです。がんばってね(嘆息)。ま、確かに日本には土建屋さんが多かったから、少し減らなきゃいけないのかも知れませんが…ちょっと無責任過ぎないか>小池さん?。与謝野さんは、具体額まで踏み込んでましたね。麻生さんも輸血という言葉で肯定、石原さんは従来型とは違う支援のしかたなんだと主張してやっぱり肯定、石破さんは何らかの支援が必要、という湾曲した言い方でしたね。

消費税の導入について:
全員が消極的ながら導入を目指すということです。現在の経済状況を勘案し、かつ官僚側の無駄を減らす、見直す、ということを考えると、向こう3年は値上げは難しいのでは、ということです。ここはみな一致していましたね。

今回の立候補者の考え方は、右を構造改革前の社会を維持する、左を構造改革を推進すべき、ということで振り分ければ、

与謝野さん>石破さん≒麻生さん>石原さん>小池さん

というところでしょうか。麻生さんは中道っぽいので、やっぱり選ばれやすいのかな。 ぁあ、できレース(爆)
以下、参考までに。

与謝野さん:
構造改革の意味:
政府は経済的には助けません、自分達で自助努力しなさい、政治によるサポート(公共事業の拡大等) はしません、ということをしっかりアピールした。そこで何が起ったか、非正規雇用が増えた、企業の利益は増えた、つまり、格差が広がってしまった。

構造改革の結果の不況について:
政府は、非正規雇用を減らす、労働賃金を増やすことを考えなければならない。

地方へのサポートの考え方:
官僚の仕組みを変える、政府を変えれば経済はよくなるという考えは間違いではないか。地方と中央と、周辺との融合があってこそ地方は豊かになる。特色ある地方という小泉改革の言葉はきれいごとであって、いかに政府、自治体をつなげるか、ということを考えないと、地方がより貧しくなってしまう。

今後の財政の考え方:
年金医療、介護、教育は必ず守らなければならない、これは割り勘でやらないとだめ。将来の年金医療がしっかりしていれば、消費が増える(将来不安でためずに済むから) 、今のように将来が不安定では皆守りに入ってしまう。国家の7割を占める中小企業への対策、農業自給率50%を目指すという目標があるが、しかしお金がない。

財政出動について:
上記のような考えの上で総額1.8兆円くらいの財政出動を勘案するが、これはこれまでの財政出動(ばら撒き)とはちがう。経済成長が、不況を解決できることは事実。だから、経済成長は難しいがそれでも2%程度目標におくべき。
そして、一番の問題は低金利にしたところで、実際の日本では消費するところが今、ない、というのが非常に問題なのだ。財政出動は、単年度、財源を勘案しつつ、税制の抜本改革にあわせて行うことから、決して無制限のバラまきではない。

消費税の導入と時期について:
消費税の導入は、最低限、道筋をつけるべき。

麻生さん:
歴代の首相を支えられなかったのは反省してる。
構造改革の意味:
閉塞感を打破した、急激な社会構造の変化に対応しようとした構造改革は正解。でも、既得権構造が壊れてしまったのが問題で、それに対する手当てがない。

構造改革の結果の不況について:
地方単独の体質改善、自助努力にも限界があるので、たまには輸血(資本注入) が必要。

地方へのサポートの考え方:
地域主権、という感覚をもっと広めてほしい。北海道や九州は人口規模、GDPは他の国家(例えばベルギー)と同じ程度の規模を持っている。しかしベルギーと比べたら生活水準は低い?と思うので、これを是正するためにも地方への資金注入をすべき。

今後の財政の考え方:
労働分配率が落ちている、海外で稼いだお金を日本に持ち帰って、それを国内に分配する仕組みを整える必要がある。日本が、これだけ低金利で大企業のキャッシュフローが最高なのに、でも、投資が増えないのは問題。ということは、いかに国内に、出資するか、お金を使わせるかという政策を考えるべき。

財政出動について:
一律にばら撒きではなく、対象をハッキリとするべき。

消費税の導入と時期について:
消費税は、景気が上向かない限りはあげるのは難しい。低負担、低福祉でいいのか、高負担、高福祉でいいのか。

ところで
冒頭解散をするなんて一言も言ってない。マスコミが勝手に言ってるだけだ。直ちに冒頭解散をする前に、緊急経済対策をやってから、ではないか。


石破さん:
郵政選挙のときに、自民党は地方のほとんどで得票を減らしてしまった。それはつまり今の自民党は何なんだ、ということで、みんなの不満、不安を払拭して欲しい、というのをしてこなかった。

構造改革の意味:
構造改革について、痛みのない改革はありえない。郵政は民営化正解、しかし地方の郵便局がなくなったあとの対策がない。。

構造改革の結果の不況について:
個性ある地域の自立、という小泉さんのやり方は正しいが、そのためには、地方、中央関係なくみんなが横並びで競争できる状況を作るべき、今は外国へお金が流れてしまっている。

地方へのサポートの考え方:
もう既に物価上昇から介護ができなくなってしまう事態に陥っている。まったなし。限界集落の話も同じ。まずそういうところに緊急的になにができるか考えるべき。関税が高い、消費者負担型で農業を守るのは正しいのか、考えるべき。痛んでいるところに投入するべき、それを決めるべき。

今後の財政の考え方:
政治家は、ここまで官僚が無駄を増やしてしまったことについて、責任を回避できない。官僚機構は、“個の論理の積み上げ”であったが、それを論破するのが、政治家の資質であり、それを行うべき。

財政出動と消費税の導入・時期について:
消費税は、どこをどうあげるか、下げるか、というのを明らかにすべき。それから、となると向こう3年間はあげにくい。

石原さん
構造改革の意味:
官から民へ、中央から地方へ、官から民はある程度行えている。しかし、責任政党といいながら責任をとらずにきた。たとえば、私は消費税の増税をして選挙を戦ってきた、勝ったがそれにも関わらず自民党はバラまきを続けたりする。そういうブレがいけない。

構造改革の結果の不況について:
構造改革を行って日本の経済がよみがえったのは事実。しかし、マネーゲームする人だけが儲かった、まじめに仕事している人はソンをする、そんな社会を作ってきてしまったのも事実で、中央から地方へのお金の還流がまだたりない。

地方へのサポートの考え方:
構造改革の後遺症はある、きめ細かく対処してこなかったのが悪い。たとえば、農業においても二極化しており、4000万稼ぐ人もいれば、地球環境のためといって、間伐材をボランティアで切っている人もいる、そういう人へのケアが必要。

今後の財政の考え方:
景気対策としては、税制改革が必要。今の法人税が高すぎるので、大企業は海外で稼いで日本に持ち帰ってこないことが問題。医療費等、そのサービス内容を明らかにし、税率を決めるべき。

財政出動について:
財政出動は、単年度縛りがある、まず、それがばら撒きではない。消費者物価が上がっている、これに対する一時的なもの。赤字国債を出すような対策はやるべきではない。

消費税の導入と時期について:
消費税について、行政改革の面で言えば、構造改革は成功している。とにかく、サービスをどこまでできるのか、というのをまず示すべき。制度をまず見直すべき。3年は上げられないだろう。

小池さん
構造改革の意味:
構造改革は、官僚から政治へのシフトをすることで、これをやり遂げるという、自民党の覚悟が国民に伝わっていない。

構造改革の結果の不況について:
これまでの土建国家、そのための公共工事主体であったものを、たとえば、農業主体へ変えていくことはできるはずだ。

地方へのサポートの考え方:
地方との格差、貧富の格差は、まだ改革の途上であるからこのように分かれているのであって、改革を続ければ是正される。改革を続けるという意味で、道州制を実行すべき。

今後の財政の考え方:
現在は大企業が潤って、そのパイを増やしている段階。構造改革が花開くのはまだ先である。経済はグローバルとなっている、そういったところに目をあてた成長戦略が必要。(それがいつ国民に利益となり戻るのかは) それは長い目で見る必要がある。現在の不況は、官製不況ではないのか、耐震偽装による厳格すぎる建築設計、貸し金法の厳格すぎ等。

財政出動・消費税について:
・消費税は、官による無駄の削減を徹底する。財政システムの改革、これを徹底してから。役所、霞ヶ関の縦割り構造を変えるべき。





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Last updated  Sep 14, 2008 03:36:11 PM
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