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Sep 21, 2008
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カテゴリ: その他もろもろ
さて、
こちらからは、NHKの国際版の番組しか、日本のニュースは見れないわけですが…。

汚染米のニュースとか、悲しいですよね。
日本人のいいところは、相手を無条件で信用しても、ちゃんとそれに仕事で答えてくれるという根拠のない“信用”であり、またそれで社会が成り立っていたように思うわけです。

今回のニュースも、それを逆手に取ったもの。

もちろん、見逃してしまった農水省の責任は重大で、叱責されて当然なのでしょうが、しかし相手を信じていた、という“甘い”感覚は、まさに昔の日本人が持っていた古きよき感性なんだと思います。

僕に近い業種でも、どんどん契約額が“無駄の削減”という意図で削られているわけですが、日本の契約書って、すごいアバウトなんですよね。でも、昔は『契約書に書いてませんから』と断ることもせず、発注元も、受注者も、お互いがお互いのプライドを持ってきちんと仕事を仕上げていたわけです。そのための費用も含めての金額があったわけです。ところが、契約金額の低下、門戸を広げる(主には外資系ね)ことによって、契約にないことは、『しません』というのが当然になり、そして発注元はしっかりと中身をチェックしなければいけなくなってしまいました(ま、当たり前なんだけど)。

でも、その結果って、契約金額は下がったけどチェックを厳しくということでチェックするための費用がかさむってコトなんですよね。
農水省も、今までは“信用”で1時間で済ませていたチェックを、下手すれば常時24時間監視しなければなりません。その分だけ費用はかさむことになるわけです。

そういう“信用”を裏切った今回の行為、日本の、日本人の劣化を見ているようで悲しいですね~。また、今回の商取引の問題だけでなく、日本のものづくりの強みを失う、すなわちアバウトでも発注すれば、完璧なものが仕上がってくる、その集合体がMade in Japanであった、というものを失っていく象徴のように思います。

でも、外の国の人とやり取りをするときは、ずっと監視するのは当たり前、契約でがちんがちんに縛るのは当たりまえなんですよねぇ…。
それでも、今までの日本のよい“信用”を残して欲しいものと思いますが…。





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Last updated  Sep 21, 2008 09:52:42 PM
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