あるパーティーダンサーの独り言

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2007.02.12

他人の目と自分の感覚

(18)

カテゴリ：社交ダンス

友人が出演しているバンドの演奏付きの夜のパーティーに行ってきました
アマチュアですが場慣れしてきたのでしょう、回を追うごとにうまくなっていきます
ネットの友人も何人か応援に駆けつけて、当然終わってからはいつもの場所でアフターです

現役と元の競技選手の女性２人と話が弾みました
そこでこんな話を聞いたのです
あ～今日は気持ちよく踊れたなあと言う時は例外なく成績が良くない
あ～今日は駄目だ、これで終わりか、もっと踊りたかったなと思っているときに何故か勝ててしまう
本人の感覚と、外から見た目というのは随分と違うらしいという話です

この話を聞いて今日のこんな経験を思い出しました
娘が遊びに来て女房と女２人になり、１人でももてあましてるのに２人では勝ち目が無いと早目に逃げ出して、結局午後から昨日と同じパーティー会場に来てしまったのです
ラストまであと３０分というところで珍しい人と会いました
同じ教室の生徒なのですが、彼女にはリーダーがおりレッスンもサークルもカップルのみ、リーダー以外の男性とはおよそ踊ったことがないという女性です
それがどういう風の吹き回しかリーダーに内緒で一人で参加したというのです
もちろんリーダーのいないパーティーは初体験とのことです

心細かったのでしょう、私の顔を見てとびついてきました
小柄な彼女に対してリーダーというのは大柄なガッシリとした男性です
そのせいもあるのでしょう、彼女と踊るとなんとも違和感があるのです
リーダーの踊りにしっかりと染まっているのですから無理もないのですが、私としては結構四苦八苦して踊っていました
終わって帰り仕度をしていると友人が声をかけてきました
「さっき踊っていた女性は誰？」
「カップルバランスも最高だし、えらくしっくりと合ったいい踊りをしていたじゃない」
内心驚きました
何故ってあんな苦労して踊って、多分散々な踊りだったのだろうなと思っていたからです

わからないものです

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