エイズより怖い病気、狂犬病、治療奮闘期


フランスの病院で狂犬病にかかった患者の映像が流れていました。
狂犬病という恐ろしい病気があるのかとそのときは
人事のように思っていました。
自分のみに降りかかるのは1年後とは
人生何があるのかわからない、
どんなくだらない知識でも役立つことがあるのだろうかと
思いました
タイには動物を大事にするという習慣がない国かもしれません、
知人が言っていたが犬をけったりしている姿を見たことがあるという
話だ、
私が住んでいたところは犬がいない路地だったので犬をける姿などは見られなかったが猫を蹴り上げたりする姿を何度も見た
私などは犬が大の苦手なので早く日本のようにきれいにしてくれと思うが
だいぶ前置きが長くなってしまいました。
私が狂犬病にかかったのは(厳密に言えばかかったのかどうかという方法は検査をしてもわからないらしい)
あれは9月初旬の国立博物館の敷地内でのことだった。
白と黒の縞模様の三毛猫の頭になでていると何を感じたのか右の小指の第1関節をかんできました
血が少し出ました。傷はくっきりと歯形ががつき1月ほど消えませんでした。

国立博物館から急いでマンションに戻り旅行保険のカードーを持ち
病院へと向かった
病院は前に1度言ったことのあるバンコクゼネラルホスピタルだ、
ここは日本に留学して日本語の通じる医師がおり日本の病院と遜色のないレベルらしい。
医師に事情を話すと狂犬病の注射と破傷風の注射を打たれた、
破傷風は1回だけ、狂犬病の医師は注射を打ち終わった跡にカードを取り出
して日にちを書き始めた。なんと1月の間に5回も注射を打たなければいけないということだった、小学生のころから注射がある日には熱が出ればと願ったほどの注射嫌い、飲み薬さえもなく助かるのは注射だけだった、
2回目の注射を打った後日本に帰るのが近くになり医者に「日本でも注射を打つことができますか」と聞いたところ「万国共通なのでどこの国でも打つことができますよ」
「街医者でも」ときくと「街医者でも打つことができます」と自信満々に言うので信用して日本に戻ってきた。この言葉を信じたために大変な危機を迎えることになるのだった。


日曜日にも病院が開いていると重い病院に行くのも午後になってしまいました。普通の病院は空いてないために休日も空いている救急病院にいきました。
受付の看護婦の理由を話すと「狂犬病の注射はありません、日本の場合ですと破傷風の注射なんですよ」といい「あそこならばあるかも」といい
港近くの病院を紹介された、
期日には注射を打つことができなかった。
狂犬病というのは基本的に期日に注射を打たなければいけないものです。
次の日に港近くの病院で看護婦は「狂犬病の注射は千葉県にはありません。東京の秋葉原の近くの病院にいかなければないとい言いかけ終わらないうちに
千葉駅前のクリニックにもしかしたらあるかも知れないといわれました。
2回も東京まで注射をうちに行くのは骨が折れるので何とかってほしいと神にも願う気持ちでした。
駅ビルの7階のこじんまりとしたクリニックでうさんくさそうな頭の禿げ上がった医者1人でやっていました。
もう一度かまれた経緯などを詳しく説明しなければいけませんでした。

注射代金は保険がきかないせいか(旅行保険に入っていたので後から戻ってきた)5000円近くもしました。

後で糖尿病で日本で何本の指に入るといわれている国立大学の教授という人にこのことを話したところ猫が狂犬病ウイルスを持っているということを知らないのでびっくりしました。あ。
日本ではもう口された病気などは、医者は知らないというのが雑誌で乗っていましたが本当でした、




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