子育てコーチング*子どもを伸ばすママになれる小ワザ集!             

子育てコーチング*子どもを伸ばすママになれる小ワザ集!             

1,ママのココロからハッピーにしよう



「わかっているのに、イライラ・ガミガミが止まらない!」
「さらに、そんな自分に自信をなくして落ち込んでしまう。」
「笑顔のやさしいママになりたいけれど、今の状況ではとてもなれない!」


あなたが子どもを育てる時に、毎日心の中でつぶやいた言葉は、何でしょうか?

多くの母親は妊娠・出産の時は、周囲に祝福されて母親になった喜びでいっぱいだったことでしょう。
でも、実際の子育てをしてみると、今まで学校や社会生活でつちかった知識・経験は何も通用せず、母親がイライラ状態になればなるほど、我が子も落ち着かなくなり、ダダをこねてしまい、悪循環の繰り返しになっていなかったでしょうか?

子どもが病気になれば、病院に行きます。

しかし、お母さんが子育てに疲れた時や子どもの育て方に不安を感じたときに、何をどうしたらいいのかを継続的に教えてくれる相談機関は少ないのが現状です。

また、正しい子育て法を教えてくれる相談機関はあっても、夫や姑との関係悪化が原因・経済的な問題が原因の時に、今日からお母さんが何をするとイキイキと輝けるのかを教えてくれる機関はさらに少ないのです。


子育てを実際にしてみると、母親の「イライラのもと」は、子ども自身の行動から感じるものと子ども以外の母親自身の「ココロ」と「カラダ」の不調によるものが多いと実感するお母さんが多いのではないでしょうか?


私は、以前、幼稚園・小学校で教員をしていたため、「子どもを伸ばすコツ」を知っていたつもりでした。

でも、いざ我が子のことになると、思うようにならないことの連続でした。

ゆっくりとご飯を食べることが出来ない、夜中にぐっすりと眠ることができない、自分の時間が全くない生活が続くと、自分の「ココロ」と「カラダ」をリセットすることが出来ず、暗いトンネルに入ったようでした。次第に外出する時間が減り、大人と話す時間が少なくなると思考回路まで子どものようになり、すぐに怒ったり、相手の気持ちを考えずに話したりしそうでした。

まさに悪循環!

「子育て」って、大切なこと(ほめて育てる、スキンシップが大切)といくらわかっていても、お母さんの「ココロ」と「カラダ」が元気でないと、なかなかうまくいかないものです。

人間はたとえ母親であっても、自分が精神的に安定した生活をしていないと、子どもにまでなかなかエネルギーが回りません。


例えば、「子どもの話は最後まで聞きましょう」と言われても
お母さん自身が、夫や両親・子育て仲間などにゆっくりと自分の話を肯定的に聴いてもらう時間がなければ、余裕を持って子どもの話を聴くことはできません。

また、母親が子どもの頃から、自分の話を肯定的に聴いてもらえた経験がたくさんないと子どもの話を肯定的に聴くことは出来ないのです。

いくら頭でわかっていても、気がつくと自分が言われて嫌だった言葉を子どもに言ってしまうのです。

外でビジネスをするのとは違って、子育ては家庭内で素の自分を露出してしまいます。

24時間、365日子どもと一緒にいると、笑顔のお母さんを見せることができないばかりか、母親自身の欠点・短所をまざまざと子どもを通じて見せつけられることになります。


そのため、単に「こうすれば子どもは伸びる!」というノウハウをお伝えしても、ママの心が健康にならないと、それを実行に移すことはできません。

かえって出来ない自分に落ち込むことでしょう。書店にこれだけたくさんの子育て本が並んでいても、子育ての悩みがつきない原因はそこにあります。

そして、「子育てには、正解はない」と言われていますが、心理学・コーチングのスキルの中には、相手の気持ちをわかろうとすることでストレスが激減する「傾聴技法」、ガミガミ言わずにお母さんの気持ちを伝える「アイメッセージ」、相手に自信をもたせる「プラスストローク」など子どものやる気と可能性を伸ばすノウハウがたくさんあります。

私は、心理学・コーチングを学ぶことで、そのノウハウを知り、自分の子育てに役立たせることで、ずいぶんとラクになりました。

つまり、「伸びる子」のママになる秘訣は、

1, ママの「ココロ」と「カラダ」が元気になること
2,「伸びる子」を育てる具体的なノウハウを知っていること

この両方があってこそ、「伸びる子」の子育ては、順調に前に進んでいくのです。


コーチの多くは、コーチをつけています。

カウンセラーの多くは、スーパービジョンといって、自分のカウンセリング内容がまちがっていないのかを先輩カウンセラーに教えてもらいます。

そうして、困った事・わからない事をなくし、自分の健全なメンタルヘルスを保つことで、さらにクライアント様の話をじっくりと聴くことができるのです。


子育てはどうでしょうか?
大切な我が子を育てているにも関わらず、困った事、わからない事があった時に、家族・子育て仲間・書物など限られた情報の中で子育てをしています。


本書では、子育てママの「イライラのもと」は何かをさぐり、それの改善のヒントをのせています。

そして、それをお読みいただき、コップの水が少なくなったところで、「伸びる子」に育てるノウハウをご覧下さい。

きっと、そのノウハウは、「伸びる子」を育てることはもとより、夫・両親・子育て仲間とのよりよい人間関係にも大いに役立つものと思います。


私は、お母さん自身が子育てをすることを通して
心からハッピーになれて、さらに家族もハッピーになれることをめざしています。

子どもを生み、育てることで全ての女性が幸せになることを願ってやみません。









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