子育てコーチング*子どもを伸ばすママになれる小ワザ集!             

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夫にイライラ


子育てママは、子育てがうまくいかないことにイライラしてしまうため、そばにいるパートナーとしての夫の行動にもイライラしがちです。パパが子育てパートナーになっていくか、ただの傍観者になっていくかは、子育て同様ママの言葉かけにかかっています。

パパは毎日子どもとたくさん接しているママと違って、具体的に何をどうしたらよいのかわからないことがあります。いつもそばで見ているから「言わなくてもわかるだろう」と思っていても、パパにしてみたら具体的に言われないとわからないことが多いものです。そんな時は、子育て同様、ママの言葉がけを変えてみることでパパにうまく気持ちが伝わるものです。


また、子育てと家事に関しては、毎日切り盛りしているママが先輩で、パパが後輩といったところがあって、パパへの言葉かけを工夫することで、パパの受け止め方も変わってくることでしょう。



【コツ1】「アイメッセージ」でママの気持ちを伝える

アイメッセージといって、「私は・・・」と「私」を主語にしてママの気持ちを伝えます。「あなたは・・・」と「あなた」を主語にするとパパは自分を責められた感じになりやすいことがあり、本当にママが伝えたいことがうまく伝わらないことが多くなります。

×「あなたは、家事を手伝ってくれないのね」
◎「私は、家事が進まないので困っている」

×「あなたは、いつも寝てばかりね」
◎「私は、毎日睡眠不足でとてもツライ」



【コツ2】頼み事は「疑問形」で伝える

×「食事を作るときくらい、子どもの面倒をみてよ」
◎「食事を作る間、子どもと遊んでもらっていい?」

×「子どもをお風呂に入れてよ!」
◎「子どもと一緒にお風呂に入ってもらっていい?」


【コツ3】不満は「小出し」にしてパパに伝える。

ネガティブな感情はためすぎるといつか爆発します。日々小出しにして、ママの気持ちを伝えます。ネガティブな感情は、消えてなくなるわけではありません。心の中にあるふたをつけた箱の中にそっと押し込んでみても、収容量に限界があって、ちょっとしたことがきっかけで、パパがびっくりするくらいの勢いで外に飛び出てしまいます。箱の中身に余裕があるうちであれば、ママの口調もやわらかくなります。



【コツ4】具体的に頼みたい「事実」を伝える。

不満な気持ちを先に言ってしまうと、パパは攻撃された気持ちになってしまいます。人間はしょせん動物の一種です。攻撃されたと感じると、自分を守るために、逃げたり隠れたり相手を攻撃したくなるものです。本当に伝えたい事実をうまく伝えることができると、パパも何をしたらよいのかがわかりやすいのです。いつもそばにいるから言わなくてもわかるだろうといった、以心伝心はないのです。

「次の日曜日は、パパも午後から一緒に買い物に出かけて欲しい」
「雨が降りそうなので、天気が悪くなったらすぐに洗濯物を取り込んで欲しい」




【ハピママ!の法則】
【コツ1】「アイメッセージ」でママの気持ちを伝える
【コツ2】頼み事は「疑問形」で伝える
【コツ3】不満は「小出し」にしてパパに伝える。
【コツ4】具体的に頼みたい「事実」を伝える。


この4つのコツは、パパだけに限らず、子どもを取り巻く他の家族にも有効です。子どもが生まれると今まで以上に関わる人の数が多くなるため、それぞれの人と気持ちよい関係作りが大切になってきます。


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