子育てコーチング*子どもを伸ばすママになれる小ワザ集!             

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3.兄弟ゲンカが止まりません


たとえば、下の子(ゆうくん)のおもちゃを投げたとしましょう。

ママ:「なんで、おもちゃを投げるの!」
「危ないって言ってるでしょ!」

子ども:「だって・・・僕のおもちゃを勝手に持っていくんだもん!!」
(自分の気持ちをわかってもらえず、パニックになってダダをこねる)

ママ:「あなただって悪いんでしょ!!」

「なんで」で質問すると、その後に続く言葉はちょっと責めている感じになり口調もキツくなりがちです。そのため、子どもは自分を守りたくて、つい言い訳をいいたくなるのです。

ママ :「おもちゃを投げることがダメなの!」(行為を叱る)
    「投げちゃった理由って、何かあるの?」

子ども:「うん・・・下の子(ゆうくん)が僕のおもちゃを先に取ったんだよ」

ママ :「そう、ゆうくんが先に取ったのね」

子ども:「うん、大事だったのに!」

ママ :「そうか・・・腹が立ったんだね」(気持ちをわかろうとする)
「『しまったな・・』と思ってる?」(うまく反省をうながすコツ)

子ども:「うん」

ママ :「じゃあ、どうしたい?」(子どもに決めさせる)

子ども:「次から気をつける」


人間は動物の一種なので、自分が責められると感じた時は、逃げようとしたり、自分を守ろうとするのです。だから、「なぜ?」と質問されたり、強い口調で言われた時に、泣いてたりダダをこねたりしてしまうのです。
そのかわり自分の気持ちをわかってくれる状況があるとわかると、自分の本当の気持ちを素直に話すことができちゃうのです。

何回強く叱っても、同じことを繰り返す時には、他の作戦を考えた方がよいのです。強く叱ると、その時は子どもが変化したとしても、本当に悪いと感じていなければ、また同じことを繰り返します。
謝り慣れている子どもは、速攻で「もうしません。次から気をつけます」とママに何をいうと許してくれるのかを考えて謝るかもしれません。

次から自主的に気をつける子どもにするコツは
・叱る時は、よくない行為を叱る(「投げること」がダメ)
・頭ごなしに叱らず、気持ちをわかろうとする(腹がたったんだね)
・どうしたらいいのか子どもに考えさせる(何をすればよかったのかな?)


【子どもを伸ばすママのコツ】
兄弟ゲンカが止まらない時は、「なぜこんなに止まらないのか?」と考えてみる。ひとりひとりの接し方を変えてみるチャンスです。



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