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2013年4/17 慶應日吉キャンパス 来往舎


2013年 4月17日  慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎
18:15スタート、19:40までお話 
その後質問タイム、20:05まで。個人的な質問はさらに続く。
ピンクのシャツにベージュのジャケット、おしゃれな鈴木先生。

講演はたいへん素晴らしかったです〜
いつもながら聞きほれるくらい、なんて面白いお話なんだろう!
とすっかり話題に飲み込まれました。

鈴木節炸裂、大人の質問者に「寄せの講座?」と言われるくらい、
毎度のダジャレや粋なジョークで会場を沸かせました。
参加者は100人くらい、3分の2は新入生、そして保護者と先生方、
様々な年齢層の参加者でした。

新入生のエネルギーを吸い取って、とても86歳とは思えない、
さらに若々しく輝かしい鈴木先生に思えました。

講演後も10人ほどの質問者に囲まれて、いい雰囲気だったので、
私はそこでは挨拶も出来ず、遠慮して帰ってしまいましたが、
講演は威厳があり、とてもすがすがしい雰囲気の時間でした。
・・・・・・
内容は客観的な箇条書きみたいなものですが、
ヤーコブスの話題、
日本は大陸からの侵略を受けなかった歴史、
日本はシナ文明からいろいろ学んだが、日本独自の文明に発達したこと、
「日本語を使っては駄目」と言う歴史を経験していないこと、
松原先生の話題、
日本の憲法は「仲良く」だが、外国は「力こそものを言う」だからころころ
内容が変わる。
石炭と鉄のため戦争をした。
フランスとドイツのこと。
イギリス、海賊出身皇室であること

日本はヨーロッパ文明と古代ギリシャ的なものを持っている誇れる国。
チャーチルの日本嫌いの話題
アボリジニの迫害された歴史
ヨーロッパ文明はすばらしいが、一方こわい面がある。
フランスの領土は日本の2倍、さらに平坦。日本は狭くて森林ばかり。
日本人はバナナといわれていた。
外は黄色いが中は白い・・・
世界史は日本人が客観的にみて書き直せねば・・・

経済超大国というのは、外国からは憎悪されている、憎まれる、せびられる。
さらにそれに武力が加われば、、、
でも日本は武力を持たないと決めた。
文句は金で解決しようとする。
北京空港は日本が作ったのに、ありがとうを言わない。感謝もしない。
日本はすぐにありがたがる。ペリー祭り、軽井沢の外国人、いろいろありがたがる。おかげさま・・・
外国では、あげる人はその行為によって天国に行けるので、
もらう人はありがとうとは言わない。

日本の外務省の人は先生の本を読んでいないから駄目。
「法学」を出ていてもとんだ「方角」違い・・・
エチオピアのみ独立国だった。
ヨーロッパはバスト型世界観、
この前の戦争、アジアパシフィック戦争、大東亜戦争、アジアが独立したこと
日本は1本足の案山子、だからぐらぐらする。
せめて2本足に。軍事力を取らないと決めたからせめて言語力を!!
討論の伝道がない。
ヨーロッパは大事なことは理論で決める。
ソクラテスの弁明、シーザー、
ポーシャの話
スピーチ学、弁論学などがある。詭弁を磨くため。
日本は「ことばを武器として使う、ことばを磨こう、
他人を動かすことばを学ぶべき、技術学問
慶應の「三田評論」のすばらしさ、2012年4月号に鈴木先生が書いた。
先生は自分で考える、自分のことばで語っていること、
本を読まないこと、参考図書なんて使わないこと・・・
自分英語、度胸が大事、相手をあっけにとる。
外国での鈴木先生の態度の話題
殆どの日本の学者は「丸善学派」であること

理科系、化学系のノーベル賞は日本は多い
人間に程遠いものはことばは数式、記号で何とかなる。
人間に近い文科系、社会学など日本人は弱い。
医学の中心は先生が大学生のときまでドイツ語で、ドイツ語をかなり学んだ。
それ以降は中心がアメリカに移り、英語になった。
恋愛感の話題、冗談交えて奥様の話題、
1950年に結婚して以来、ずっと「今の奥さん」

日本は1964年のオリンピックから文明の性格がAからBに変わった。
それなのに英語教育は変わらなかった。
日本人は喧嘩の英語が出来ない。
日本人の若者は日本のことも知らない。
日本を語れないのに、英語ではもっと無理
外国人は日本のことを知りたいのに日本人は知らない
中国人がロシア語を学んだ例

小学校英語についての質問・・・日本語をしっかりやるべき
みんな一緒に英語を学ぶというのは平等ではない
エリート教育すべき
フィギアスケート選手、サッカー選手、野球選手のように

1年生の質問者「これからどうやって勉強していったらいいか」
・・・ずばり「私の本を読んでください!」と見事に言い切っていました。

・・・・・
もっともっと内容は深く、濃く、面白いものでしたが、私の走り書きのメモの
まとめはこんな感じです。
録音が出来て、テープおこしをしたら、たぶん15ページ以上になったことでしょう・・・

お元気な鈴木先生にお会いできて嬉しかった!
本当に行けてよかったです。




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