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2020年02月25日

『エクスプロード』を読み終えた

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91803)

カテゴリ：日常

結城充考（ゆうきみつたか）氏の小説『エクスプロード』を読み
終えた。表紙の副題に「捜査一課殺人班イルマ」とあったので、
警察モノだなというのはすぐ判りました。エクスプロードは和訳
すれば、爆発なので犯人は爆弾を利用しているのも容易に想像が
できます。案の定、開始数ページで小包爆弾殺人が起こります。

この犯人を追い詰めていく主人公が、イルマという人物なんです
が、予備知識なく見たので、勝手に外国人男性かと思ってしまい
女性っぽいセリフで、オネエ系かよ…とイメージが迷走していま
した。読み進めるうちに、バイクを巧みに操る、単独行動が得意
な女性と判り、判断力や行動力に優れているという設定から、某
アニメのゴリラ女とイメージは合いましたね。

©攻殻機動隊ARISE:バンダイビジュアル㈱

注:小説「エクスプロード」とは一切関係ありません。

捜査一課殺人班イルマシリーズとして、４作があるようで、この
エクスプロードは３作目でしたね。もちろん前後は読んでいませ
んが、前作の犯人が出てきたり、次回作で相棒との関係はどうな
るんだろうといった程度のつながりしかないので、単体で完結し
ていて、きっちり犯人も捕まるので安心です。

ちなみに４作は

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どうせなら、１作目から読めばいいんじゃない？

◎登場人物
入間祐希（いるまゆうき）
・捜査一課殺人班二係主任　警部補
・愛車は1000ccのデュアルパーパスタイプのバイク

土師健二（はじけんじ）
・警備部警備第二課爆発物対策係　警部補
宇野弘巳（うのひろみ）
・入間の相棒　巡査部長
東係長（あずま）
・入間の上司
輪田管理官（わだ）
・捜査一課　元組織犯罪対策課
見上真介（みかみしんすけ）
・輪田管理官の部下　警部補
金森（かねもり）
・輪田管理官の部下　・入間の元同僚
渕（ふち）
・年配の鑑識員
伊野上晴（いのうえはる）
・特別捜査本部庶務班員の警察官僚　警部補

斉東克也（さいとうかつや）
・立てこもり事件の犯人　元傭兵
爆弾魔《ボマー》
・過去に東京湾で起きた爆破事件の犯人
ex（イーエックス）
・今回の爆殺事件の犯人が使用しているハンドルネーム
織田勉（おだつとむ）
・科学雑誌の編集者　
青木早月（あおきさつき）
・刑務所で斉東と面会しようとした女性
境彰子（さかいあきこ）
・刑務所で斉東と面会した女性　・偽名
戸辺泰（とべやすし）70歳
・物理学の大学教授　・無期懲役囚
舟木宏（ふなきひろし）
・戸辺の研究を邪魔した先輩教授
英田和志（えいだかずし）
・戸辺と共同で核融合炉の研究をしていた
英田稟（えいだりん）
・青木早月の本名　・英田和志の娘

水谷英二（みずたにえいじ）61歳
・理工学部物性物理学教授　・常温核融合の研究を行う
・大学の研究所で小包爆弾で爆殺される。　
新発田晶夫（しばたあきお）35歳
・水谷の下で働く准教授　爆破事件直後から行方不明
徳野始（とくのはじめ）31歳
・水谷の下で働く助教授

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