Lake Moraine ~Book Cafe~

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2009.06.23
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お世話になっているふゆゆんさんの所で 知った 話題 の本を
 読んでいる最中です。

これは感想というより 記述されたことをメモっとこう!

 ということで パート1

 一番興味を惹かれたのは 

著者が37歳の若さにして
脳卒中の発作に襲われたのにもかかわらず
 その状態をこの上もない幸福感に包まれたと
            感じたことでした。

普通の人も当然ですが
 博士号を取り 第一線で活躍していた人が
 言語機能や身体機能を麻痺した状態で
どんな幸福感に包まれたのだろうと 
 とても気になったのを

8年というリハビリを経て
 回復した日々の姿を是非とも知りたいと思いました。


著作は

自分の生い立ち、家族環境から脳学者になった経緯
 脳の研究の発展のために行った自身の活動内容
ある朝突然襲われた脳卒中の発作の様子、
 救援の自力手配、病院での処置などが語られています。




内容情報】(「BOOK」データベースより)

統合失調症の兄を持った「わたし」は、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍するわたしは、誰よりも脳について知っているはず、だった─。1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変する。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。そこでわたしが得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人に─。


【目次】(「BOOK」データベースより)
脳卒中になる前の人生/脳卒中の朝/助けを求めて/静寂への回帰/骨まで晒して/神経科の集中治療室/二日目 あの朝の後で/GGが街にやってくる/治療と手術の準備/いよいよ手術へ/最も必要だったこと/回復への道しるべ/脳卒中になって、ひらめいたこと/わたしの右脳と左脳/自分で手綱を握る/細胞とさまざまな拡がりをもった回路/深い心の安らぎを見つける/心の庭をたがやす



第一章: 脳卒中になる前の人生
 あらすじにありますが 精神疾患ゆえに

人生の夢を抱くことも築いて行くこともできない兄と
夢をいだき それに向かって行動できる自分との
違いはいったい何だろうと
  深く考えることから研究者となり 

また 
 同じ病気の患者を家族に持つ人々の集まりに
参加して 苦しみ、希望、より良い治療を求める気持ちを
理解しあえる仲間に出会い 喜びを感じるとともに
 より深い研究を進める為の脳の献体活動の必要性を
説く 「歌う」流しの科学者として活躍していたそうです。

第二、三章

 脳卒中が起きた ”その日”の朝が克明に記されています。

突然 普段やっている当たり前のことが
    出来なくなっている自分

脳卒中だと気がついても
 何をしなければならないのか 
         わからない自分

決められたルーティンをする意味を失ったことに対して
 束縛から解放されたと言う喜び

一方で 科学者として 
 文字通り 実体験で 脳卒中を
目の当たりにしている興奮

この体験を 全部覚えていて
 脳卒中に苦しむ人々の今後に役立てるのだという意欲


第四~十章

 危篤状態からの静観と入院、手術に至るまでの経過

 脳にダメージを受けた患者側からの
何が辛く、何が必要であったか

言葉を失い身体も自由に動かせなくても
 一人の人間として 扱ってほしいこと

どういった課程でアプローチしてもらえば
意思が伝わり、自分の状態を正確に理解してもらえるか

→ 自分もしかりですが家族、友人の誰かが
同じ状態にならないとも言えないと考えると
とても真摯に考えました。

 今は 手術後のリハビリ課程について読んでいます♪

邦訳も良いからでしょうが
 著者のがんばりすぎない しかし
自分にとって良いことをみつけていこう
 とゆうスタンスが 

病気で苦しむ人々、家族に
 より良い状況を歩んで欲しいという思いが

   ビシビシ伝わってきます!





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最終更新日  2009.06.23 20:06:59
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